コースデータ
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所在地 |
オーストラリア、ビクトリア州 |
コース長 |
6642ヤード パー70 |
コースレート |
73.6 |
プレー日 |
2022年12月11日 |
設計者 |
トム・ドーク、マイク・クレイトン |
オープン |
2004年 |
キャディ |
なし |
ゴルフカート |
あり (FW乗り入れ可) |
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評価
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総合評価 |
4.75
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コースレイアウト |
5
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難易度 |
4
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グリーンコンディション |
4
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フェアウェイコンディション |
5
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造形美、景観 |
5
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満足度 |
5
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丘陵・リンクスコース。広大なデューン(砂丘)の中に18ホールが縫うようにルーティングされている。各ホール変化があり個性的。自然の地形を取り入れながら、バンカーなどハザードの配置、グリーンの形状が素晴らしいく、戦略コースに仕上がっている。リスクと報酬を備えた短いパー4がいくつかあり、13番のとても長いパー4、16番の長いパー3と長短にメリハリがある。FW幅は広いので、強風のプレーでもFW外すことは少ないが、点在するバンカーが効いてくる。ビーチ・海に近い立地にも関わらず、コースから海は見えないが、コース内の景観は素晴らしい。起伏のある広大な牧草地を横切って、レイアウトは一連の高い丘と尾根を活用している。
グリーンから次のティの距離は近いが、大きな砂丘を登り下りするのは大変で、9番グリーンと18番グリーンは300mも離れているなど、ドークのコースとしては歩きやすくない。(但しゴルフカートは使える。)グリーンはそれほどうねっていないが、多様な形状があり自然の中に佇み溶け込んでいる。グリーンサイトの形状、角度、風、アプローチの距離によって、ホールごとに好ましいアプローチが異なってきて、プレーヤーのショットの選択と技術が試される。グリーンを外した時に収まる広いコレクションエリアからは、ピッチショット、ラン二ングアプローチ、またはパターなどいろいろなショートゲームの選択肢を生み出している。
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ティショット、セカンドはストレートで、サード地点から急な左曲がりのロング。ティショットは打ち下ろしで右サイドにバンカーとブッシュがあり、セカンド、サードは緩やかな打ち上げ。ロングヒッターはセカンドでは、ブラインドショットになるが洞窟のような口を大きく開けた2個のバンカー越えで敢えてグリーンを狙うか、FWの右サイドに刻むかの決断を楽しめる。グリーンは手前から奥に下っていて、左右はすり鉢状で、手前と奥は下りスロープになる。高い位置にあるティグランドからの眺めは素晴らしい。
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名物ホールで、とても短いミドル。ティショットではFWは急な左傾斜。やや打ち上げだが、ロングヒッターは1オン可能だが、グリーンを狙うとFWの左傾斜を転がって、グリーン左手前の2個のバンカーによく捕まる。グリーンはやや左傾斜で微妙ないくつかの起伏もあり、左に2個のバンカー、奥に大きなバンカーが配されている。
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右ドッグレッグの距離がありタフミドル。ティショットではFWは広めだが。右からデューンが迫ってくる。セカンドが若干打ち上げになり難しい。グリーンは縦長で、真ん中から手前と奥に下っていて、左右は深いラフに守られている。
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少し打ち上げホール。グリーン右手前にある2つのガードバンカーは深くて大きい。グリーンは左右の2段形状で且つパンチボールグリーン。 |
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やや右ドッグレッグ。ティショットは打ち下ろしになり、右サイドに3個のバンカーがあり、FWは8番のミドルと共有。グリーンは砲台の段差が強い2段形状で、左と右手前にバンカーが配されている。
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ストレートの短めのミドル。ティショットはやや打ち下ろしで左サイドにバンカーがある。セカンド打ち上げ。グリーン左手前に大きなマウンドがあり、手前は急な下りススロープになり、右サイドはデューンと深いバンカーでガードされている。グリーンの手前は大きく盛り上がっていて、手前から奥に下っている2段形状。 |
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右ドッグレッグの難ホール。ティショットはやや打ち下ろしで右サイドに大きなバンカーがある。セカンドは打ち上げ。グリーンは右側と奥の3個のバンカーと、手前と左の下りスロープでガードされている。
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ほぼストレートの大変長いミドル。ティショットはやや打ち上げになり、FWにはいくつかの大きなマウンドがあり、どこに転がるか分からない。グリーンが面白く、真ん中にコブがあり、パンチボールの形状なので、左奥目に打ったとしてもグリーン・センター近くまで戻ってくる。グリーンの手前は下りスロープなので、アプローチはグリーン面に乗せたい。
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ロングヒッターは1オン可能なやや右ドッグレッグのとても短いミドル。ティショットではクロスバンカー越えは190ヤードで越える。グリーンまで、230ヤードと260ヤードキャリーが必要な右サイドにバンカーが2個あり、それらに捕まると出すだけになりパーオンも出来ないリスクがある。1オンを狙わなくても、FW左キープは必須で、バーディが狙えるホール。グリーンは縦長の砲台で馬の背だけでなく左奥から右手前にも傾斜している。
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やや打ち下ろしで景観が良い、長くてタフなショート。グリーン左手前の大きくて深いバンカーが効いている。グリーンは右サイドのバンカーと、左サイドの下りスロープのラフにもガードされている。
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やや右ドッグレッグ。少し打ち下ろしのティショットは右サイドの3個のバンカーに注意。ロングヒッターは更にFW中央に配されたクロスバンカーが効いてくる。グリーンは砲台で左右手前と奥にバンカー、左右にブッシュが配され、右に傾斜している。
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メルボルン市内より南に1時間30分。パブリックコース。メートル表示なのでヤードに換算した。
トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の2021年度オーストラリアでのベスト100コースで第20位。トム・ドークの他のオーストラリアでの設計コースはバーンブーグル・デューンズ
GLがある。隣国ニュージーランドでの設計はケープキッドナッパーズ
GC、タライティ GLがある。これらの3つのコースは全て世界ベスト100選級クラス。
ドークのもう一つのオーストラリアでのsっ系コースは、
ザ・ナショナルGC・ガナマッタコースがある。一方、共同設計者のマイク・クレイトンはオーストラリアでの多くの有名コースの改造を行っており、それらの中で、ペニンシュラ・キングスウッドCGCが最高傑作。
プレー前日はモーニントンペニンシュラのライにあるDemure Charmに泊まった。4ベッドルームある一軒家で仲間のゴルファーの4人で部屋を分け、快適に泊まれた。宿泊先からコースまで南東に8分。前夜はホテルからほぼ西に10分のソレントにあるLoquat & Voodoo Loungeで食べた。前夜に続き2日連続食べたレストランだ。
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1番 パー5 543ヤード(1)