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フラットなリンクスコース。18ホール中(9番を除く)17ホールで池が絡んできて、距離も7300ヤード近くと十分あり、コース全体に戦略的に配されたバンカーも各ショットで効いており、非常にチャレンジングなコースに仕上がっている。ファルド設計コースの特徴である見事なグリーン周りのアンジュレーションの使い方がこのコースでも遺憾なく発揮されている。グリーン上にはたくさんの微妙な傾斜が施されており、複雑な傾斜を読む技量も試される。いくつかのホールでカンボジアの国旗にも使用される、細く背の高いヤシが配されていることで、アンコールワット周辺の景観を彷彿させる。グリーン、フェアウェイで使用されているアメリカ産のパスパルム芝の状態は大変良かった。せっかくの良いグリーンだが、グリーンが少し遅かったのが残念。グリーンがもっと速かったら、プレーしてもっと楽しいであろう。
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右ドッグレッグの比較的短いミドル。背の高いヤシの木がフェアウェイ両サイドに並び、このホールの景観は、18ホールの中で最もアンコールワットの周辺の景観に似ている。フェアウェイ両サイドには巨大なバンカーが配されてる。グリーンは小さく、砲台で中央に2つのマウンドがある。
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池越えのショート。グリーンは砲台でバンカーに囲まれている。グリーンの奥行きはあまりないので、正しいクラブ選択が必要。 |
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やや左ドッグのロング。ティーからグリーンまで左サイドはウォーターハザードに面する。グリーンは砲台で左右手前はバンカーでガードされている。 |
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やや右ドッグレッグの大変長いミドル。ティーショットはドライバーを思いっきり飛ばしたいが、左に配された池が気になる。ティーショット、セカンドともに距離が出なければパーオンしない。 |
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池越えの長いショート。砲台グリーンは縦長で、右のガードバンカーは深い。 |
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左ドッグレッグの長いミドル。フェアウェイ左に水がきて、グリーン手前を横切っている。グリーンは砲台で、強く受けている。グリーン両サイドのバンカーが効いている。 |
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やや左ドッグの後右ドッグするダブルドッグレッグのロング。ホール左は全て池。ティーショット、セカンドと巨大バンカーがフェアウェイ左右に絡んでくる。グリーンは砲台で、両サイドに配されたガードバンカーは深い。グリーンは強い右傾斜。 |
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左ドッグレッグのミドル。池がフェアウェイ左サイドに面して、グリーンの手前を横切っているので、セカンドショットは池越えになる。ティーショットが飛べば飛ぶほど、左の池、右の3つのバンカーにより、フェアウェイが狭くなってくる。グリーンは受けていて、左右をバンカーでガードされている。 |
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やや左ドッグレッグのタフな最終ホール。左サイドは全て池になり、ティーショット、セカンドとも影響される。グリーンは砲台。 |
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車でシェムリアップ、アンコールワット遺跡からともに15分、国際空港から10分。プレーするティーは自由に選べた。練習場が良く、芝の上から打てる。
他のアジアでのニック・ファルド設計コースは、中国では北京鴻華国際GC
、ミッションヒルズGC・ファルドコース、レイクビュー(滇池湖畔)GC、大理ストーンマウンテン(大理蒼海)GC、インドネシアではジャバベカG&CC、べトナムではオーシャン・ドューンズGC、ラグーナランコーGC、タイではチュアンチュアンGC、ジ・エメラルドGC、グレートレークG&CCがある。
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2番巨大なフェアウェイバンカー