ミッション・ヒルズ GC、ファルドコース |
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ニック・ファルド設計のコースでのプレーは初めて。プレーした人は口をそろえて簡単なコースだと言うが、プロティから回ると7100近くになり、バンカー、ウォーターハザードを絶妙に絡めているので難しいコースである。プロティからは十分に効いているハザードが、中上級者が青ティから打つと距離が900ヤードも短い6200ヤードしかなく、多くのハザードが飾りだけになることが主な理由であろう。コースのレイアウトは、プレーヤーに各ショットを緻密に考えてコース攻略を練るよう要求している。レイアウトの完成度は高く難易度も十分にあり、またフェアウェイの芝つき状態も良く。再度チャレンジしたくなる素晴らしいコース。 |
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距離のあまりないロングホールだが、ティショットで神経を使う。少しでも左に曲げればフェアェイ左の池の餌食で、フェアウェイ右側に逃げれば4個のバンカーが待ち構えている。たとえティショットが良くても、グリーン右サイドから手前100ヤードまで今度はフェアウェイ右側に池が続いていて、ロングの2オンにプレッシャーを与えている。 | |||
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やや打ち上げのかなり距離のあるパー4。ティからはフェアウェイを横切るバンカーが良く効いている。パーが取れればとても嬉しいホール。 | |||
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フェアウェイがタイトで、しかも右は池、左はバンカーが待ち受けティショットに神経を使う美しいロングホール。右の池はグリーン手前まで伸びていて、2オンを極端に難しくしている。グリーンは横に細長い半島型でグリーン左以外の3方を池に囲まれているので、正確なアプローチショットが必要。 | |||
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最初に造られた5コースの中で、唯一クラブハウスに隣接していないコース。クラブハウスからゴルフ場のバスで片道20分弱かかるのが時間的に難点だが、古くからのメンバーによると、その分、他の最初に造られた4コースと比べてプレーヤーが少なく、フェアウェイの芝付きは良いようだ。
他のアジアでのニック・ファルド設計のコースは、中国では北京鴻華国際GC、レイクビュー(滇池湖畔)GC、武漢金銀湖国際GC、大理ストーンマウンテン(大理蒼海)GC、インドネシアではジャバベカG&CC、べトナムではオーシャン・ドューンズGC、ラグーナランコーGC、タイではチュアン・チューンGC、グレートレイクG&CC、ジ・エメラルドGC、カンボジアのアンコールGRがある。 |
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ミッションヒルズは2004年現在全10コース、180ホールのゴルフ場で世界最大のホール数を持つゴルフ場である。それまでは、アメリカの8コースのパインハースト・リゾートが最大だった。写真は世界で有名なプレーヤー及びレッスンプロ合計10人の設計者達。ジャック・ニクラウス、ビジェイ・シン、ニック・ファルド、アーニー・エルス、ジャンボ尾崎、グレッグ・ノーマン、アニカ・ソレンタム、レッド・ベター、ホセマリア・オラサバル、ローズ・ポルター設計の10コースである。2007年度にピート・ダイコースと張連偉コース(パー3コース)が追加され12コース、216ホールのゴルフ場になった。 もう一人設計者のリー・シュミット&ブライアン・カリー はミッションヒルズの10コースの内、8コースを共同設計している。彼らのアジアでの主な作品は、ジャック・二クラスとの共同設計では、中国ではスプリングシティ(春城)G&LR・マウンテンコース、中山温泉GC・ジャック・ニクラウスコース、日本では石岡GC、六甲国際GC(再設計)、ザ・トラディションGC、プレジデントGC、ニューキャピタルGG、山陽GC(再設計)、サン・ベルグラビアCC、ベアパウズジャパンCC、マレーシアではスンガイロングCC、タイではスプリングフィールド・ロイヤルCCがある。このファルドコースはブライアン・カリーが主にに設計した。 彼らのアジアでの単独設計コースは、日本ではグランディ浜名湖GC、中国ではアジール(中山長江)G&CC・Bコース、天津楊柳青GC・CDコース、タイではアマタスプリングCC、チェンマイ・ハイランズG&SR、ムアンゲオGC(再設計)、サイアムCC・プランテーションコースなどがある。 |
2番 パー4 448ヤード(2)