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全体的にフラットな丘陵コースで各ホールとも狭くなく、アップダウンもきつくない。池はOUTで3ホール、INで3ホール効いてくる。パー3は4ホール中3ホールが池越え。他に15番、17番の2ホールはティショットで水越えになるが簡単に越える。クラブハウス前からの景観は壮大で、目の前に巨大な池を囲むように9番と18番ホールがあり、パームツリーも聳える南国風の景色だ。OUTはコースの東を時計回り、INはコースの西を時計の反対回りで進んで行き、18ホール全てが個性的。
大小50個のバンカーが随所に配され、グリーン周りにも池、バンカーなどのハザードが多いが、グリーンを狙うショットの外し所も用意されている。距離は7000ヤードを越えるが、440ヤードを越えるパー4はなく、420ヤード台、430ヤード台のほぼ同じ距離のパー4が5ホールもあるので、ミドルホールでの距離のバラエティがあればもっと良いコースになると感じた。コースの手入れは行き届いている綺麗なコースだ。
スコアカード
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ほぼ直角に曲がる左ドッグレッグ。ティショットは打ち下ろしで、左サイドのOBゾーンは浅い。グリーンは縦長で左手前にバンカーが配されている。 |
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右へ右へと曲がっているロング。ティショットではFWは広いが、右サイドに2個のバンカー、左サイドにOBゾーンがある。グリーンは砲台で強く受けていて、左サイドと左手前はそれぞれバンカーでガードされ、林の谷になるハザード・ゾーンも浅い。
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池越えのショート。グリーンは逆L字型で、左奥から右手前に傾斜していて、右サイドに2個のバンカーが配されている。グリーンの左右と奥はパームツリーに囲まれている。 |
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池越え、ビーチバンカー越えの美しいショート。グリーンは段差の強い2段形状で右の段が高い。 |
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FWはS字のほぼストレートのタフなミドル。ティショットでは左サイドにブラインドになる池とセミブラインドのビーチバンカーがあり、右サイドのバンカーも効いてくる。グリーンは縦長で、左サイドと奥はビーチバンカーと池に囲まれている。セカンド地点からは正面にクラブハウスが見える。 |
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グリーン左は崖になる、距離があるショート。グリーン左手前と右サイドにバンカーが配されている。 |
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やや左ドッグレッグの難しいミドル。ティショットは打ち下ろし。グリーンは右手前から左奥へと斜めに長く、セカンドは左手前のバンカーと池越えになり、グリーン左サイドの池と、右手前のバンカーも効いてくる。 |
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ほぼストレートの短めのミドル。ティショットは打ち下ろしで左サイドにクリークが流れ、左のOBゾーンは浅く、右サイドにはバンカーとハザードの崖がある。グリーンに近づくにつれFW幅は狭くなる。グリーンは2段で、手前と右サイドはバンカーでガードされている。 |
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池越えの美しいショートで開放感があるホール。グリーンは横にも長く、やや左に傾斜していて、右手前と左奥にバンカーが配されている。 |
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ビーチバンカーと池が印象に残る名物ホール。ほぼストレートで距離の長い打ち下ろしのロング。ティショットは強い打ち下ろしで、右サイドはビーチバンカーと池がある。セカンドは左右2つに分かれたどちらも水に囲まれたFWのどちらに打つか決断に迫られる。右FWを選べば、セカンドが打ちやすくFWは広いが、サードが池とビーチバンカー越えのやや難しいショットになる。左FWの場合はセカンドは池越えでタイトなFWはビーチバンカーに右サイドは囲まれているので、正確で距離が出るセカンドが要求される。セカンドショットが成功すれば、FWはグリーンに続いているので、サードでグリーンを狙いやすい。グリーンは縦長の段差の強い2段形状で、グリーンの左サイドにバンカー、右サイドと奥は1つのビーチバンカーと池に囲まれている。 |
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プレー前日は鹿児島市内の城山ホテル鹿児島に泊まった。標高108メートルの高台にあるホテルで、温泉露天風呂から眺める鹿児島市街地と桜島は絶景。前日の夕食は鹿児島中央駅近くの黒豚しゃぶ鍋八幡で食べた。2つの出汁で美味しい豚しゃぶをいただいた。
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1番 パー4 431ヤード(2)