丘陵コース。戦略的な池とバンカーが絡んだホールが多い。グリーンは速くないが、2段グリーンが多く、受けグリーンはアンジュレーションが強い。各ホール、ギリシャの神話をモチーフにしていて、デズモンド・ミュアヘッドの芸術的造形美を発揮した詩情豊かなコース。日本プロマッチプレー選手権、中部オープンなどの大会が過去に開催された。
スコアカード |
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池越えのミドル。ティショットは池を挟んでFWが2つに分かれており、左FWならやや右ドッグレッグに、右FWなら左ドッグレッグになる。左のFWは狭く、右のFWは広い。グリーンは横に長く、手前は池に面し、左手前に1個、奥に3個のバンカーが配されている。受けグリーンなので、奥のバンカーに入れるとピンに寄りにくい。
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3つのルートをもつロング。ティからグリーンまで釣り針の形をした大きな池があり、ティショットでは左FW、中央FW、右FWの3つに分かれる。中央FWは最短ルートだが手前から左右が池に囲まれ、FWが狭いので方向性が試される。左FWは右ドッグレッグになり、2オン狙いのロングヒッターはこのルートが良いが、アベレージーヒッターにはセカンドの落し所のFW左右は長いバンカーでガードされている。右FWはFWが広いので安全だが、距離が長くなる。グリーン手前に池があり、グリーンは横長で奥に3個のバンカーが配されている。
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名物ホール。池の中に魚の形をした浮島グリーンがある。浮島グリーンの時は174ヤードの長さで、グリーンが小さいので止めるのが大変。今回は奥のグリーンでのプレーで、グリーンは強く受けている。 |
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ティからグリーンまで池がせり出している左ドッグレッグ。ティショットでは左に池、右にOBラインがある。セカンドは池越えで、横長グリーンの左と手前は池に面している。グリーン左と手前はバンカーにもガードされている。
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滝のある池がグリーン手前までせり出しているショート。グリーン左は下り斜面で、左のOBラインは浅いので要注意。グリーンの奥は翼を形どった2個のバンカーと、グリーン左奥と右もバンカーガードされている。グリーンは2段状で受けていて、奥からのパットは速い。 |
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左に曲がってから右に曲がるS字型の距離のあるロング。ティショットは左FWバンカー2個。セカンドから緩やかな打ち上げになり、右サイドからせり出している林に注意。グリーン手前に大きなバンカーと右奥にも1個のバンカーが配されている。受けグリーン。
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左ドッグレッグのとても長いロング。ティショットはFW右半分がベストポジション。左サイドからはセカンドが打ちづらい。セカンドから打ち下ろし。グリーン手前は50ヤードの長さに渡って横長のバンカーが6つ並ぶ。グリーンは奥が高い3段状で、左右の傾斜もきつい。
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名古屋市内から車で東に1時間5分、中部国際空港から北東に1時間30分。ランチでの鉄板ステーキが美味しかった。
デズモンド・ミュアヘッド設計での他の日本のコースは、ブリック&ウッドクラブ、セゴビアGCイン・チヨダ
、オークビレッジGC、芝山GC、若木GC、富士クラシックGC、ニューセント・アンドリュースGCジャパン(ジャク・ニクラスとの共同設計)ある。
前日は恵那峡国際ホテル・愉快リゾートに泊まった。コースまでは車で南西に50分。プレー後に、ホテルから北東に車で30分の江戸時代の街並みをしっかりと残した妻籠宿に観光に行った。江戸と京を結ぶ中山道には69次あり、妻籠宿は江戸から42番目の宿場。 |
グリーンから見る2番ホール