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富士の山麓に展開する標高1200メートルのコース。リンクス風に造れていて、ホール間を遮る樹木が少なく、どのホールからも富士山を見渡せる。葛飾北斎の「富嶽三十六景」をモチーフに設計されたようだ。また各ティーグランドからは南アルプス方面の外輪山や山脈も見渡せ風景が美しい。戦略的に配された池、バンカー、大きくうねるフェアウェイなどのコースレイアウトもタフながら、高原リンクス特有の強い風をどのように攻略するかも大切。グリーンの芝目は富士山から影響を受ける。標高が高いのでボールは7%ほど遠くに飛ぶ。 |
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スコアカード |
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少し打ち下ろしていく池越えのショート。グリーンは手前の池を囲むように横長になっており距離感が重要。 |
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外輪山に向って打つ下り勾配のストレートホール。北斎の「うねりの富士」をイメージしてグリーンの手前に池とファアウェイのうねりが配されている。ティーショットでは右のOB、左のブッシュに注意。セカンドショットは打ち下ろしを考慮に入れた正しい距離感のクラブ選択が必要。グリーン手前には池が配され、グリーンは右手前から左奥へ強く受けている。
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短いミドル。落とし所は狭いのでティーショットは慎重に。グリーンは左手前がグラスバンカーで少し砲台になり、バンカーでガードされている。 |
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右ドッグレッグ。ティーショットは左のOBに注意。セカンドでは残り100ヤード付近にはS字型の池が沿っていて、フェアウェイに食い込んでいるので落とし所が狭い。池はグリーン左サイドまで伸びている。グリーンは縦長。 |
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とても長いショート。グリーンは横長で奥行きはあまりない。グリーンに囲まれた手前の中央のガードバンカーが良く効いている。グリーン左のOBラインは浅いので要注意。 |
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ほぼストレートホール。ティーショットでは右のバンカーは220ヤードで捕まる。グリーンは砲台で手前を3つのバンカーでガードされている。セカンドは打ち下ろし。グリーンは右傾斜。 |
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ストレートホール。グリーンは巨大な大きな卍(まんじ)形のバンカーでガードされている。この卍印は北斎の高齢期の作品での花押。 |
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アイランドグリーンのショート。グリーンは70ヤードととても長く、ピン位置によって距離が大きく変わる。北斎の最も有名な版画、「神奈川沖浪裏」をモチーフにしている。右奥のバンカーが浪をイメージしている。 |
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距離的には中央道河口湖インターから下道30分。富士山の北側に位置する河口湖CCや鳴沢GCと異なり、冬でも相模湾からの温風のため休場期間が短い。ただ霧がかかりやすいと聞く。この日は晩秋の晴天の日のプレーで比較的暖かかった。
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バックティーからのプレーは自由にできる。カートにはGPS機能が付いていて、ピンまでの残り距離が分かるので便利。
デズモンド・ミュアヘッド設計のアジアでの他のコースは、日本ではブリック&ウッドクラブ、セゴビアGCイン・チヨダ
、オークビレッジGC、芝山GC、若木GC、新陽CC、ニューセント・アンドリュースGCジャパン(ジャク・ニクラスとの共同設計)、タイではセントアンデュルース2000、ジ・エメラルドGC、インドネシアではインペリアルGCがある。
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2番 パー3番 196ヤード(2)