山腹に造られた、比較的狭いコースで、OB、ハザードが迫っているので、各ショットが難しく、コースレート以上の難しさを感じる。難しい地形に見事に設計されていて、高低差も丘隆コースにしてはあまりなく、楽しくプレーできる。ただ難しいだけでなく、すばらしい戦略性、景観を備えており、中、上級者好みのコースと言えるだろう。またブラインドホールが少なく、初めてのプレーで、キャディなしでプレーしても問題がない造りになっている。ここはグリーンが大きくてアンジュレーションがかなりあるので、ピンポジションによってはかなり難しくなるのと、パー3の4ホールすべて、美しさ、戦略性とも満点に近く完成度が高いのが特徴。 |
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2打目から豪快な打ち下ろしを楽しめる。グリーン背後に見える山脈はとても印象的。45ヤードある縦長のグリーンで、横幅は20ヤードしかないので正確なショットが要求される。 |
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谷越えで打ち下ろし、自然の地形を見事に活かした野性味を感じさせるショートホール。 |
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左ドッグレッグのロングホール。ティショットではフォローの風に乗るので、2オンは可能。しかし、グリーン右は池、左側はすぐOBになり、フェアウェイウッドのショットが極端に難しくなる。ここではアイアンで正確に刻んで3オンに徹する勇気が必要かも。 |
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谷越えのショート。グリーンは横に長く奥行がなくしかも3段グリーンになっているので、正確なショットと距離感が必要。 |
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グリーン周りはバンカーで固められ、グリーンは左右に2段グリーンになっている美しいホール。 |
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あまり距離のない、やや打ち下ろしのミドルホール。左右のOBラインが狭いので、フェアウェイウッドでのティショットが必要。セカンドは縦長のグリーン左右に位置する2つの大きなバンカーが効いていて、しかも傾斜のある馬の背グリーンなので、馬の背の反対側にピンがある時はパットが極端に難しくなる。このホールもグリーン背後に控える山々の景色は雄大で、開放感を感じさせるホール。 |
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ティショット打ち下ろしでセカンド打ち上げのミドルホール。ティグランドからグリーンまで左側はOBラインが続く。しかもフェアウェイがタイトで距離があるので難しいホールだが、美的感覚を備えている。 |
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大阪、神戸から車で1時間。パブリックコースで露天風呂、サウナなどの施設も充実している。プレー費も安く、コストパーフォンマンスは申し分ない。
アーノルド・パーマー設計の他のアジアでのコースは、日本の富士OGMGC・小野コース、富良野GC、ディアレイクCC、鯵ヶ沢高原GC、水上高原GC、金ヶ崎GC、中国の中山温泉GC・パーマーコース、マレーシアのダマイG&CC、フィリピンのオーチャードG&CC・パーマーコース、エバークレスト・バツラオGC、カリラヤ・スプリングスGC、タイのバンプーCC、インドネシアのエメラルダG&CC、台湾のフォーモサ・ファーストCC、フォーモサ・ヤンメイCC、韓国のムジュ(茂朱)リゾート、オーストラリアのサンクチュアリーコーブ・パインズコースがある。
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2番 パー4 459ヤード