バーンブーグル・ドューンズGL
Barnbougle Dunes Golf Links
コースデータ
所在地 オーストラリア、タスマニア州
コース長 6724ヤード パー72
コースレート  
プレー日 2008年2月5日、2016年2月5日
設計者 トム・ドーク、マイケル・クレイトン
オープン 2004年
キャディ あり (事前予約必要)
ゴルフカート なし
評価
総合評価
5.40
コースレイアウト
6
難易度
4
グリーンコンディション
4
フェアウェイコンディション
5
造形美、景観
6
満足度
6
 
自然の砂丘の地形のままに作られたシーサイド・リンクスコース。うねったフェアウエイ、背の高いブッシュ、巨大であごの高いバンカー、強い傾斜のあるグリーンは、リンクスコースの醍醐味であると同時に、各ホールでプレーヤーを待ち構え、相当手強いコースに仕上がっている。コース内の造形美だけでなく、コースからの景観も絵葉書になるほど素晴らしい。通常吹く海風の方向を考慮してコースレイアウトされているが、風が強い日は、コースが更に牙を向き、難易度が相当高くなる。
 


コースと海

5番ティーからの景観

5番ティーからの景観


9番ティーからの景観

12番ティーからの景観

14番ホールからの景観


15番ティーからの景観

15番ホールから望む景観

17番ティーからの景観

スコアカード

 
4番 パー4 296ヤード

やや右ドッグレッグのとても短いミドル。バンカー越えのショートカットは240ヤードのキャリーが必要。ただ、このバンカーに入れると、10メートルほどのあごの高さがあり厄介。ロングヒッターはグリーン近くまでティーショットでボールを運べるが、グリーン手前のフェアウェイは狭く、グリーン左手前の深いバンカーに捕まるとバーディーの確率が極端に少なくなるので、ティーショットではバンカー越えのルートかそのバンカーの左に安全に刻むかの決断に迫られる。グリーンは逆“L” 字型で手前は受けていて、奥は右傾斜している。

 


4番うねっているグリーン

4番巨大フェウェイバンカー

4番 パー4 296ヤード

 

5番 パー3 220ヤード

5番斜めから望むグリーン

5番 パー3 220ヤード
やや打ち下ろしの距離のあるショートホール。ティーグランドの左には絶景のオーシャンビューが広がる。グリーンはたまご型で、中央に尾根が走る2面グリーンで、右に急傾斜している。

 

7番 パー3 123ヤード

グリーン左の深いバンカー

7番 パー3 123ヤード
距離のないショートホール。グリーン後方に海が広がり、グリーン自体が独特の景観を持っている。グリーンは縦に細長く、横幅が15ヤードしかなく、しかも強い砲台グリーンでグリーン左は、絶対避けるべき2つの深いバンカーにガードされ、右に外してもそこからのアプローチは非常に難しくなるので、ティーショットでグリーンに乗せるしかない。2006年にプロでもロングヒッターのグレッグ・ノーマンがプレーした時、なんと5番アイアンをこのホールで使用したようだ。通常5番アイアンで200ヤード以上飛ばせるノーマンが、120ヤードちょっとのパー3で5番を使うのは、海風が相当強い日でのプレーであったと聞く。我々のプレー時は少しフォローの風でプレーヤー全員がウェッジか9番アイアンを使用した。このコースは吹き渡る風の強弱と方向性により、各ホールが、ある日は簡単になり、違う日には難しくなったりするようにリンクスコース特有の味わいがある。このホールはフォロー風ではグリーンに止まらない難しさがあり、アゲンスト風ではクラブ選択が極めて重要になり、とても短いパー3だがまったく侮れない。

 

8番 パー4 488ヤード

大変長いミドルホール。オーストラリアのパー4で一番難しいホールに選ばれている。ティーからはフェアウェイが2つ用意されており、左側のフェアウェイではこのホールはストレートになり、右側のフェアウェイでは左ドッグレッグとなる。グリーンは強い砲台で、縦に長い。2打でグリーンに届かせるには、ティーショットで左側のフェアウェイを狙いキャリーで250ヤード飛ばして、ここらの緩やかな下り斜面を利用するのが一番良い。ティーショット、セカンドともに距離と方向性を求められるホール。


8番 パー4 488ヤード(3)

8番 パー4 488ヤード(2)

8番 パー4 488ヤード(1)

 

9番 パー4 437ヤード
やや左ドッグレッグのミドルホール。ティーショットではフェアウェイは広いが、左サイドからセカンドを打つ方がグリーンを狙いやすい。グリーンは縦に細長く、グリーン右手前と右のガードバンカーが効いている。ホールから望む景観が素晴らしい。
 

グリーン後方から望む9番ホールと海

9番 パー4 437ヤード(2)

9番 パー4 437ヤード(1)

 

12番 パー4 278ヤード

12番 パー4 278ヤード(2)

12番 パー4 278ヤード(1)
やや右ドッグレッグのとても短いミドルホール。手前のフェウェイバンカー越えには180ヤード、奥のフェアウェイバンカー越えは245ヤードのキャリーが必要。フェアウェイは右傾斜。ティーショットでは右の深いラフにだけは絶対に避けたい。グリーンから望む、ゴルフコースと海岸線の眺めは最高に良い。
 
13番 パー3 208ヤード

13番ティーからの景観

13番 パー3 208ヤード
グリーンが難しいショートホール。グリーンは基本的には受けながらいくつもの段がある。グリーン右半分はアンジュレーションが特にきつい。このホールもグリーンからの景観が素晴らしい。
 
14番 パー5 557ヤード

14番 横から望むグリーン
右ドッグしてから、左ドッグしているダブルドッグレッグのロングホール。ティーショットはバンカー越え。グリーン手前40ヤードほどから緩やかな打ち上げ。グリーン左右に配されたバンカーが効いている。

14番 パー5 557ヤード(3)

14番 パー5 557ヤード(2)

14番 パー5 557ヤード(1)

 

15番 パー4 321ヤード

15番 パー4 321ヤード(2)

15番 パー4 321ヤード(1)
やや右ドッグレッグの短いミドルホール。フェアウェイセンターのバンカーはティーから240ヤードで届く。ティーショットではこのバンカーの左手前か右手前に刻むか、このバンカー越えるルートで、右か左に打っていく4つのオプションがある。センカドショット打ち上げになり、グリーン左は急傾斜の下りスロープがあるため避けるべき。ホール右に広がるラグーンは息をのむほど美しい。

 

16番 パー3 167ヤード

16番ティーからの景観

16番 パー3 167ヤード
右手に海を望むショートホール。グリーン左手前に大きなバンカーが口を開けて待っており、そのバンカーを越えたラフからグリーンセンターに急傾斜しているので、グリーン左エッジから30ヤード左に打つと、傾斜でグリーンセンターまで転がり落ちる。

 

17番 パー4 437ヤード

17番 パー4 437ヤード(2)

17番 パー4 437ヤード(1)
右ドッグレッグのタフなミドルホール。ティーから275ヤード先の右コーナーに砂地のデューン(砂丘)がある。セカンドショットはやや打ち上げ。グリーンは縦に細長くデューン(砂丘)から突き出ている。このホールの右には海が広がる。
 
余談

ロンセストン空港より車で1時10分、ホバート空港より車で3時間半。デバンポート空港より2時間。パブリックコース。メートル表示。キャディ達の人柄は良く、レベルが高かった。コテージタイプの宿泊施設があり、すべての部屋からゴルフコースとオーシャンビューが楽しめる。レストランでの夕食は鴨料理が美味しかった。距離はメートル表示なのでヤードに換算している。グリーンセンターでなくグリーンエッジまでの距離表示。

隣接する土地にまた隣接する土地にまた18ホールが2010年代初頭に完成する予定で、立地条件がこのゴルフ場と同等か、それよりも素晴らしいので、グレッグ・ノーマン、ニックファルドを初め、9人の世界に名だたる設計者が新しいコースに応募したが、ベン・クレンショー設計チームに決定した。 コース名はバーンブーグル・ロストファーム



レストラン

キャディ達とプレー後のビール

新しいコースの予定地

2007年USゴルフマガジン誌の世界ベスト100ゴルフコースにて35位に選ばれている。他のアジア、オセアニアから選ばれているのは、15位のロイヤルメルボルンGC・ウェストコース、26位のキングストンヒースGC(オーストラリア)、36位のニューサウス・ウェールスGC(オーストラリア)、37位の廣野GC、41位のケープ・キッドナッパーズGC(ニュージーランド)、60位がクラブ・アット・ナイン・ブリッジズ(韓国)、63位のカウリクリフスGC(ニュージーランド)、72位のロイヤルメルボルンGC・イーストコース、75位のロイヤルアデレードGC(オーストラリア)、84位の東京GC、87位の川奈GC・富士コース、94位が鳴尾GCである。

ホテル

ホテル

ホテルからの景観

トム・ドーク設計コースでは2007年USゴルフマガジン誌の世界ベスト100ゴルフコースに他に3コースが選ばれている。アメリカではパシフィックデューンズ(13位)、バリーニールGC(82位))、ニュージーランドではケープ・キッドナッパーズGC(41位)がある。世界ベスト100の内1940年以前に設計された歴史がある75コースが選ばれているが、トム・ドーク作の4コースとも2000年代のオープンであるという事実から、トム・ドーク氏の並外れた実力をうかがえる。

ゴルフダイジェスト誌で2006年度オーストラリア第7位に選ばれている。トム・ドーク設計の他のオーストラリアのコースはセントアンドリュースビーチGCがある。一方、マイケル・クレイトンの他のオーストラリアでの設計コースは、アムステルGC・ランファーライコース、改造設計ではペニンシュラGC、ポートシーGCなどがある。