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コロンバス郊外の静かなほぼフラットな森林地帯に広がるピート・ダイの最高傑作の1つ。ピート・ダイの初期の作品で50年以上の歴史があるが、改造はほとんどされていない。ジャック・ニクラスがコース設計に関し最初に学んだコース。敷地内にはたくさんの木があるが、広大な景観を提供するために、要所では木が植えられていない。広い敷地内を上手くルーティングされており、FWが互いに平行に走ることはめったになく、ホールの方向が絶えず変化している。枕木と背の高い在来草に囲まれたバンカー、いくつかのクリーク、6ホールで絡む池が戦略的に配され、あらゆる場面でプレーヤーをテストしながら、楽しいラウンドを提供している。全てが個性的なホールで、一連のパー5とパー3が特に素晴らしい。グリーン周りのラフは深くて、寄せが難しいので、セカンドショットの正確性が要求される。コース内にはクラブハウス以外の人工物がないので、日常を忘れさせてくれる静寂に包まれ、自然の中に溶け込んだような幻想感を大いに楽しめる。
スコアカード
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ほぼストレートの長いミドル。ティショットは大きなバンカー越えでブラインドになるが、両サイドの木々の間のセンター狙いが良い。グリーンは横に細長い砲台で、少し左に傾斜していて、左右8個のバンカーでガードされている。
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名物ホールの池越えで距離のあるショート。グリーンは縦に長く少し受けていて、左サイドに3個、奥に1個のバンカーが配されている。グリーンを外すなら右サイドからが寄せやすい。ピート・ダイがコース設計で初めて枕木を使ったホール。ゴルフマガジン2000年度(最新版)世界ベスト500ホールに選ばれている。 |
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右ドッグレッグの長いロング。ティショットではFWは右傾斜。セカンド地点からグリーンまで緩やかな打ち下ろし。セカンドでは左サイドにブラインドの大きなバンカーがある。グリーンは砲台で縦に細長く、右サイドにバンカーが配されている。
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やや左ドッグレッグ。ティショットでは右サイドにクリークが走り、そのクリークがグリーン手前を横切る。グリーンは縦に長く、アンジュレーションが複雑。
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強い左ドッグレッグの長くて難しいミドル。FWを横切って左サイドを駆け抜けるクリークが特徴で、グリーン手前を横切っている。セカンドでグリーンを狙うか、クリークの手前に刻むかの決断に迫られる。グリーンは斜めに細長い。
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短いが川越えのチャーミングなショート。難しいホールでなく、良いショットはバーディが狙える。 |
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左ドッグレッグ。ティショットではドローボールが求められる。グリーンは縦長の2段形状で、3個のバンカーでガードされている。グリーンは受けながら3本の尾根も走る。
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やや左ドッグレッグの短めのミドル。グリーンは砲台で、設計者の巧みさでグリーン手前はクリークのように見えるが、実際はラフになる。
(ティショットの写真なし)
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強い左ドッグレッグ。ティショットでは左サイドのラフと枕木が効いてくる。グリーンの左サイドと奥は池、右サイドは大きなバンカーでガードされ、正確なセカンドが要求される。戦略性が高いだけでなく、とても美しいホール。
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右に曲がって左に曲がる、長いロング。ティショットでは右サイドの巨大バンカーがあるが、FWは広い。セカンドでは左サイドの池が効いてきてFWは狭い。FWの右サイドからのサードはグリーン右手前のオークツリーがスタイミーになるので、セカンドの落し所は重要。
グリーンは小さく、少し砲台で、左サイドの全てと右前はバンカーでガードされている。このホールもゴルフマガジン2000年度(最新版)世界ベスト500ホールに選ばれている。
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小さな谷越えの素晴らしいショート。グリーンは強い砲台で、左下に小川が流れる。グリーンは斜めの形状で左手前から右奥に傾斜している。グリーン手前は深いポットバンカー、左前と右奥にバンカーが配されている。 |
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ほとんどストレートで最後の100ヤードで左に曲がる“リスクと報酬”のロング。ティショットでは左サイドの林とブッシュ、セカンドでは左サイドの池と左右のバンカーが効いてくる。グリーンは更に左に振られ、手前と左サイドは池に面し、奥にバンカーがある。グリーンは横に細長く、右傾斜。
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やや右ドッグレッグ。セカンドが難しく、グリーンの手前と左サイドは池に面している。グリーンは縦に細長く70ヤードも奥行きがあり、受けている。
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コロンバス市かから北東に25分、ポート・コロンバス空港から北東に20分。プレーにはメンバー同伴が必要。クラブハウス内の雰囲気とロッカールームは素晴らしい。
トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の2020年度オハイオ州ベスト80コースで第3位、全米ベスト100コースでは第41位。オハイオ州には760ほどのゴルフコースがあり、全米では15500コースがある。2020年度のゴルフマガジンの世界100選では84位。
ピート・ダイ設計で他のオハイオ州ベスト70コースに入っているのはアバロン・レイクスGCがあり、トップ100ゴルフコースで2020年度全米100コースに入っているのは、TPCソーグラス(スタジアムコース)、ザ・オナーズ
コース、ウィストリング・ストレイツ(ストレイツコース)、ザ・ゴルフ
クラブ、キアワ・アイランドGR(オーシャンコース)の6コースがランクインしている。ハーバータウンGL、オークツリーGCも数年前までランクインしていた傑作。他の国ではドミニカ共和国のカサデカンポ(ティース・オブ・サ・ドッグコース)が有名で、カサデカンポとザ・ゴルフ
クラブはピート・ダイが100コース以上設計した中での初期作品。
ホテルはFour Points by Sheraton Columbus Airport
に泊まった。コースまで北東に20分。
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2番 パー4 494ヤード(3)