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合計54ホールあるゴルフ場で、他に違う設計者によってデザインされたオールドコースとムーナーコースがある。このオーシャンコースは海の近くの多少高低差がある場所に立地するリンクススタイルのゴルフコース。ポットバンカーをフェアウェイ真ん中に戦略的に配置し、プレーヤーに刻むか、越えるか決断させるという手法がトムソン設計のコースでよく見受けられるるが、このコースも例外でなく、フェアウェイだけでなく、グリーン周りも深いポットバンカーが効いてくる。グリーン上にも厳しく複雑な傾斜が施されて、上からのパットは特に早いので注意が必要。海風をまともに受けるので、風の強い日には難易度は相当増す。
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やや右ドッグレッグ。このホールはバンカーで分けられたダブルフェアウェイを持っている。右の高いフェアウェイは危険度は高くなるが、ロングヒッターは2オン可能なルートである。左の低いフェアウェイは安全だが、セカンドショットで距離が長くなる。グリーンは砲台で受けが強く、特グリーン前面は急な斜面になっていて、グリーンへのアプローチショットはしっかり打たなければならない。ショットが弱いと、傾斜でグリーン外まで転がり落ちる。 |
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ティショット、セカンドともに緩やかに打ち下ろしていく右ドッグレッグ。サードシットは打ち上げになり、傾斜が強い、2段グリーンに向かって打って行く。 |
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ストレートの難ホール。ティショットではフェアウェイ右半分に3つ並んでいるバンカーがパックリ口を開けて待っているので、フェアウェイ左半分に打たなければならない。セカンドショットではグリーン左手前と右をガードしているバンカーが効いてくる。もし刻むなら、グリーン右手前がベストで、そこからのアプローチが最も易しい。 |
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少し打ち上げの長いショートホール。グリーンは右傾斜しているため、グリーン左のバンカーは避けるべき。グリーン手前のバンカーも効いている。 |
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見晴らしの良いショートホール。グリーンは砲台で、縦に細長い。グリーン左の2つのガードバンカーが絶妙に配置されている。グリーン手前と右にティショットが行くと、傾斜下まで転がり落ちるので、その方面も避けるべき。グリーンを外したときのアプローチは易しくないので、直接グリーンを狙う正確なショットを要求されるホール。 |
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ほぼストレートホール。ティシットはグリーンセンターにあるポットバンカーを避けて、フェアウェイ左に打つ方が良い。グリーンは砲台で右から左への傾斜が強い。
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非常に長い、ストレートのミドルホール。ティショットの落とし所が、両サイドのバンカーに挟まれて狭くなっている。セカンドショットは少し打ち上げになり、2打でグリーンに到達するためには、最高のショットを2度続けて打たなければならない。グリーンは縦に細く、とても長い。パーがとれれば嬉しいホール。
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メルボルン空港から車で2時間、メルボルン市内より車で100分。プレーにはメンバー同伴が必要。但し、海外を含めて、ビクトリア州以外のビジターはプレー可能。表示距離はメートル表示。バックティからは誰でも自由にプレーできる。
ゴルフダイジェスト誌で2006年度オーストラリア第46位に選ばれている。トムソン(トムソン・ウォルバーリッジ&ペレット)設計の他のオーストラリアのコースはムーナウリンクス-オープンコース(同17位)、ホープ・アイランドGC(同24位)、ムーナウリンクス-レジェンズコース(同37位)、アリス・スプリングスGC(同62位)、ツインウォーターズGC(同68位)、カムデン・レークサイドCC(同72位)、シーテンプルG&CC(同94位)、リバーサイド・オークスGC、カントリークラブ・タスマニアなどがある。
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1番 パー5 542ヤード(3)