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ニック・ファルド、アンディ・ダイ、グレッグ・ノーマン、青木功コースの4つのチャンピオンシップコース、合計72ホールあるゴルフ場。レイアウトを良く知った上で、戦略をたて、ピンポイントに攻めていかないとなかなか好スコアーにつがならない上級者向けのコース。上級者でも好き嫌いがはっきり分かれるコース。ロングホール、ミドルホールもそれぞれに個性があり、攻めごたえのある造りになっている。グリーンの横幅があまりない細長いグリーンのホールが多いので、グリーンを捉えるショットは左右のブレを許さないレシアウトになっている。フェアウエィ上の数々のアンジュレーションがプレーヤーに多様なライから上手に打つ技術を要求し、比較的小さいグリーングリーン上の複雑な起伏が2パットであがるのを難しくしている。今までアジア各地で10以上、ピート&アンディ・ダイ設計コースをプレーしたが、その中でもダントツで難しいコース。設計者はフィリピンで最も有名なプロのフランキー・ミノザのチャレンジングな練習コースになるように、あえてタフな設計にしたようだ。また、フィリピンアマチュアのナショナルチームの練習コースにもなっている。
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やや右ドッグレッグのミドルホール。ティーからグリーンまで右サイドにバンカーが続き、戦略性を高めているだけでなく、心理的効果も与えている。グリーンは小さくバンカーで囲まれているので正確なセカンドショットが必要になる。 |
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大変長いショートホール。グリーンは縦に細長く、左に急傾斜している。グリーンはるか手前にバンカーが配され、このバンカーがグリーンを実際の距離より短く見える錯覚を与えている。
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短い左ドッグレッグのミドルホール。ティーショットは谷越えになり、フェアウェイ左は谷に面している。グリーンは縦に細長く、中央に尾根があるので中央から奥に下っている。全てのグリーン左サイドは深いバンカーでガードされているので、ドローヒッターは注意が必要。 |
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谷越えの素晴らしいショートホール。グリーンの手前と右は深い谷に面している。グリーンの左に逃げると、大変深いバンカーが待ち構えている。パーで上がるにはグリーン面をティーショットで正確に捉える必要がある。 |
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やや右ドッグレッグのロングホール。フェアウェイ左に谷があり、その谷がグリーン手前を横切っている。ロングヒッターは2オン可能だが、グリーン手前に配された谷が、悪いセカンドショットを待ち構えているのでリスクを伴う。グリーンは砲台で、手前の深いガードバンカーも効いている。
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ほぼストレートのとても長いロングホール。フェアウェイ右に谷が続く。ティーショットでフェアウェイに届くには230ヤードのキャリーが必要。グリーンまで残り120ヤードからフェアウェイは大きく窪んでいる。グリーン右のガードバンカーはとてつもなく深いので、絶対に避けるべき。グリーン上はマウンドが3つあり、グリーンに乗っても難しい。
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谷越えのショートホール。グリーン手前のバンカーはとても深いので絶対に避けるベき。
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左ドッグレッグの打ち上げていく、とても長いミドルホール。ティーショット少し打ち下ろしの池越えになり、池を越えるのになんと235ヤードから290ヤードのキャリーが必要。グリーン左のガードバンカーは深い。2打でグリーンに届くには飛距離が必要だが、アゲンストの風の時はロングヒッターでもパーオンしない時が多い。
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ストレートの長いミドルホール。セカンドは打ち下ろし。グリーンは縦に細長く、右はバンカーとハザードにガードされている。ティーから275ヤードを過ぎたあたりからフェアウェイは下り傾斜になり、最後には30ヤードとフェアウェイ幅が狭くなっているので、ロングヒッターは注意が必要。
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距離のある、やや打ち上げていく難ホール。ティーからグリーンまで右サイドは谷が続く。グリーン手前120ヤードから右に曲がっている。グリーンは砲台状で縦に細長い。
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ハザード越えのショートホール。グリーンは縦に細長く、右サイドはOBである谷に面しているので、安全に左サイドから攻めたい。 |
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マカティ市から車で1時間20分。ビジターのプレーは可能だが、予約が取りにくい。フルバックティーからは自由にプレーできた。
ピート・ダイ、アンディー・ダイ、ダイ・デザイン社設計の他の日本以外のアジアでのコースは、中国の西海岸GC、タイのスパプルックGC、カオキオGC、タイムアンビーチG&M、ザ・カオチャゴークG&CC、シンガポールのラグーナナショナルG&CC、マレーシアのポレシアCC、オルナG&CC、インドネシアのチプトラG&FC、韓国のウージョン・ヒルズCCがある。
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2番 パー4 406ヤード(3)