フラットで池を絡ませたコース。この、プロのトーナメントを良く開催するので有名なマスターズコースとクラシックコースを合わせた合計36ホールがある。マスターズコースの方がスコットランド式のリンクススタイルでフェアウェイはうねっている。クラシックコースの方は水が絡むホールが少なく、フェアウェイのうねりも少ないので難易度は低いようである。このマスターズコースは、実際はコースレート73.1で7113ヤードと距離が十分あるコースだが、プロのトーナメントしか最長のブラックティは使えないので、今回プレーした6622ヤード、コースレート71.0と簡単になる。パー3に個性的なホールが多いが、400ヤードを越えるパー4が少ないので、上級者がプレーするには少し物足りないかもしれない。ただ、ピート・ダイ特有の水で難易度を高める手法は活きていて、Outで6ホール、インで5ホールが池が効いていて、グリーンの前面だけでなくグリーン両サイドまで池が食い込んでいるホールが多いので、正確なショットがスコアメイクには必須となる。
スコアカード |
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非常に短いミドルホールだが戦略性は豊か。軽く右ドッグしていて、ドライバーショットをフェードボールで上手にコントロール出来るプレーヤー以外は、ウッドとか、3アイアンのティショットの方が安全。フェアウェイ右のサンドウェストのバンカー越えは240ヤードのキャリーボールが必要。
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やや左ドッグレッグでフェアウェイはタイト。左コーナーのバンカーを越えるには240ヤードのキャリーボールが必要。グリーンは砲台なので、正確なセカンドショットが要求される。 |
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難易度の高いショートホール。グリーン前面と右面は池に囲まれている。また左に逃げると、バンカーとかラフからのアプローチになり、左からはピンに寄せるのが難しい。グリーンは縦長で、横幅があまりないので、更に難易度が増す。 |
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ストレートなロングホールでグリーン手前50ヤードから軽く左ドッグしている。ティショットでは右の池、セカンド、サードショットでは左の池が効いてくる。グリーンはバンカーと池でしっかりガードされている。 |
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池越えのショートホール。半島状に池に突き出た横長のグリーンで、左右の2段グリーンを形成している。右サイド以外の三方を全て池に囲まれている。 |
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ホール右サイドはウェストバンカーと池がある。グリーンはバンカーで囲まれて、その外側にはウォーターハザードも待ち構えている。グリーンはアンジュレーションが強い。
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シンガポール中心地から車で20分。シンガポール空港からタクシーで5分程。プレー中多くの飛行機を間近で眺めることが出来る。ビジターのプレーは平日はメンバーの紹介、土日はメンバーの同伴が必要。
クラブハウスはオープンエアーのレストランがあり快適だ。また、ロッカールームにはコースを見渡せる日本式お風呂(熱くないが)とサウナが完備されている。
クラブハウスの隣にあるホテルを見せてもらったが、すばらしかった。プール、エステも評判が高いようだ。
ピート・ダイ、ペリー・ダイ、ダイ・デザイン社設計の他のアジアでのコースは、中国の西海岸GC、タイのスパプルックGC、カオキオGC、タイムアンビーチG&M、ザ・カオチャゴークG&CC、マレーシアのポレシアCC、オルナG&CC、フィリピンのイーグルリッジG&CC・アンディ・ダイコース、インドネシアのチプトラG&FC、韓国のウージョン・ヒルズCC、日本のセントレイクスGC、メイプルポイントGC、かんなみスプリングスCC、ホワイトバーチCC、ゴールデンレイクスCC、オリンピックス・スタッフ・都賀、ヴィレッジクラブ・大子、ザ・カントリークラブグレンモア、いわせロイヤルGC・いわせコース、きみさらずゴルフリンクス、ミッションヒルズCC、札幌ベイGCなどがある。 |
4番 パー4 331ヤード(2)