ロイヤル・ドーノック GC、チャンピオンシップコース |
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リンクスコース。スコットランドの最北部付近の海線の美しい北の景勝地ドーノッホ湾に位置し、自然のままの地形を利用したコースとして世界的な名声を得ている。ドーノッホ湾の白い砂浜に面し、サザーランドの山々を眺望できる。大小様様な起伏やコブが自然に溶け込み、必要最低限の人間の手を加えられて完成したゴルフ場と言える。ラフに密生するハリエニシダは、夏には鮮やかな黄色い花をつけて美しいが、うっかりつかまれば抜け出すのに至難の業となる。風の影響が強く、風のある日とない日では全く違うコースとなる。 スコアカード |
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やや左ドッグレッグのミドル。ティショットではバンカーがないが、フェアウェイは狭く左にブッシュ、右はバンカーと一段低くなったラフになっている。グリーンは右傾斜なのでフェアウェイ右半分にフェードボールで攻めると右のラフまで転がり落ちる可能性が高い。グリーンは左に2つ右に4つのバンカーでガードされている。グリーンは砲台で強く受けながらも右傾斜でしかもグリーンセンターには尾根が走る。このホールは2000年度ゴルフマガジンにより世界ベスト500ホール(最新版)に選ばれている。 |
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やや左ドッグレッグの海に向かって下っているミドル。ティショットはブラインドで、左のフェアウェイは15メートルほど下っているので要注意。グリーン両サイドは深いバンカーで手前から奥に下っている。 |
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ストレートで左の海とビーチに沿って伸びている景観の良いロング。右は長いラフとハリエニシダが待ち構えている。フォローの風が強い時は2オン可能。グリーンは砲台で、左に2つ右手前に2つのバンカーでガードされている。 |
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素晴らしいショート。ティーグラウンドから全体のグイーン面が見えないが、縦長のグリーンは7つのバンカーで囲まれていて、グリーン左右は強い下り傾斜。 |
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名物ホール。やや左ドッグレッグの距離のあるミドル。バンカーが1つもないが、戦略性がとても高い難ホールになっている。ティショットはヒース草のラフ越えで、タイトなフェアウェイの左半分に打つとセカンドでグリーンを狙いやすい。フェアウェイ右側は連なる自然の起伏のラフになっている。グリーンは右に振られていて、50ヤードも横に長い。グリーンの奥行きは30ヤードもなく強い砲台なので、セカンドでの方向性とその距離を打つ技術、しかもグリーンに落ちてすぐに止まるボールが要求される。ティショットの距離と方向性が必要なのは言うまでもない。このホールは2000年度ゴルフマガジンにより世界ベスト500ホール、世界で最も戦略的な18ホール、世界でベストなリンクスの18ホールに選ばれている。 |
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左ドッグレッグのミドル。右に急傾斜し、フェアウェイは広いが、ティショットを左半分に打ちしかも250ヤードから270ヤードの距離が出なければ、セカンドがブラインドショットになる。フェアウェイ右半分では200ヤードから250ヤードの飛距離があるとセカンドでグリーンが見える。一打目に距離が出るとボールは傾斜を転がり、グリーンに向かって少し打ち上げになる。グリーン手前に2つの大きなポットバンカーが口を開けて待っている。 |
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今回宿泊しなかったが、古城を改装したドーノック・キャスルルホテルへは徒歩5分ほど。ゴルフ場に隣接するホテルはロイヤルゴルフホテルとリンクスハウス・アット・ロイヤルドーノックがある。 ロイヤル・ドーノッホGCは2コースあり、もう一つのストラーコースと1日で2コースをプレーした。スコットランドの夏の日の入りは遅く夜9時でも明るい。 このゴルフ場はゴルフマガジン誌の2015年度、世界第14位に選ばれている。トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の2016年度スコットランドのベスト第3位に、イギリス諸島全体では第20位になっている。2008年度の統計ではイギリス諸島全体では2752コースあり、その内スコットランドにはおよそ580コースある。
オールド・トム・モリスはスコットランドの伝説的なゴルファー、プロゴルファーとしてのパイオニア。他の設計コースはプレストウィックGC、カ―ヌスティGC、ミュアフィールドGC、セントアンドリュース・ニューコース、ダンバーGC、クレイルGC 、マレーGC 、ネアンGC、ロイヤル・ドーノックGC・ストラーコース、キングホーンGC、マクリハニッシュGC、ランディンGC、アンストラザーGC、ロイヤル・カウンティ・ダウンGCなどがある。 世界有数の設計者で、アメリカで数々の名コースを生み出したドナルド・ロスは若い時にロイヤル・ドーノッホGCでヘッド・グリーンキーパとして働き多くのインスピレーションを得たと言われている。オールド・トム・モリスに師事した後、アメリアに渡ったロスはこのロイヤル・ドーノッホGCの影響を強く受けて、アメリカで500以上のゴルフコース設計を手掛けた。2014年の全米オープンが開催されたパインハーストGC・No.2コースは彼の最高傑作である。 2015年の2回目のプレー時の夕食はゴルフ場から徒歩5分のDornoch Inn Restaurant and Barで食べた。 |
2番 パー3 184ヤード(2)