グレンマリーG&CC、バレーコース
Glenmarie Golf & Country Club - Valley Course
コースデータ
所在地 マレーシア、セランンゴール州
コース長 7034ヤード パー72
コースレート 73.3
プレー日 2010年3月30日
設計者 マックス・ウェクスラー
再設計者 テッド・パスロー
オープン 1993年
キャディ あり
ゴルフカート あり (強制)
評価
総合評価
4.20
コースレイアウト
4
難易度
4
グリーンコンディション
5
フェアウェイコンディション
4
造形美、景観
4
       
 

丘陵地に展開する36ホールのゴルフ場。バレーコースとガーデンコースとがある。ガーデンと比べてこのバレーは各ホールが林、ハザードでガードされているのでより戦略的。2010年2月にテッド・パスローにより大改造された。地形の変化を上手に活かし、ホール・ルーティーン(プレー順序)の変更、いくつかのホールの追加と削除、既存ホールの改造などが施されたようだ。2007年にOUTの9ホールだけプレーしたが、その9ホールはより魅力的になっている。以前と比べてのOUTの9ホールだけの比較だが、プレーヤーがバンカーの位置をプレー時によりよく確認できるようになった思う。

スコアカード

 
 
3番 パー3 245ヤード

3番 パー3 245ヤード(2)

3番 パー3 245ヤード(1)

距離のある谷越えのショート。砲台グリーンはいくつかのバンカーでガードされている。しかもグリーン縦幅はあまりなく、正確なショットが要求される。グリーンは右上から左下に下っている。

 
5番 パー5 550ヤード
左ドッグレッグの大胆なホール。ティーショットは打ち下ろしで300ヤードから240ヤード飛ぶとクリークにつかまる。ロングヒッターは左側の狭いフェアウェイ狙いで、成功すると2オンが狙える。グリーンへのショットは池越えになり、アイランドグリーンに向かって打っていく。グリーンは水だけでなくバンカーにも囲まれているので正確なアプローチショットが要求される。
 

5番 パー5 550ヤード(3)

5番 パー5 550ヤード(2)

5番 パー5 550ヤード(1)
 
6番 パー3 198ヤード

6番 パー3 198ヤード(2)

6番 パー3 198ヤード(1)

池越えの難しいショート。グリーン左サイドは池に面しているのでプレッシャーのかかるホール。

 
8番 パー4 442ヤード

8番 パー 442ヤード(2)

8番 パー4 442ヤード(1)
距離のあるストレートのミドル。ティーショットの落とし所が狭い。セカンドは急な打ち下ろしで、左の池に注意。縦長の砲台グリーンの両サイドはバンカーにガードされている。
 
10番 パー4 417ヤード

10番 パー4 417ヤード(2)

10番 パー4 417ヤード(1)
急な右ドッグレッグのミドル。ティーショット、セカンドともに池越え。また両ショットとも右サイドは池なのでスライサーは要注意。グリーン右奥にピンがきってあれば水がより多く絡んでくるので難易度が増す。
 
16番 パー4 387ヤード

16番 パー4 387ヤード(2)

16番 パー4 387ヤード(1)
右ドッグレッグの打ち下ろし。ロングヒッターは前方の池まで届くのでドライバーは使えない。セカンドは池越えになり、砲台グリーンの前面は急斜面で、周りはバンカーでガードされているので、正確なショットが必要。グリーンは横長で微妙なアンジュレーションが施されている。
 
18番 パー4 374ヤード
やや左ドッグレッグの豪快なホール。池越えのティーショットは急な打ち下ろし。セカンドは急な打ち上げ。グリーンは縦長で左右をバンカーでガードされている。
 

横から望む18番グリーン

18番 パー4 374ヤード(2)

18番 パー4 374ヤード(1)
 
余談

クアラルンプール市街地から車で30分。プレーには土日に限りメンバー同伴が必要。ただし、隣接するホリディ・インに宿泊すればプレー可能。フェアウェイから見るクラブハウスとホテルは品が良く、コースにうまくとけこんでいる。ナイター設備があり、夜間のゴルフも楽しめる。距離はメートル表示なのでヤードに換算した。



ホリディ・イン 

キャディ

グリーンを闊歩するイグアナ

他のアジアでのマックス・ウェクスラー設計の、マレーシアではグヌンラヤGR、ブルネイではRBA(ロイヤルブルネイ空港)GC、タイではラグーナ・プーケットGCパームヒルズGC、シンガポールではセントーサGC・タンジョンコースタナメラGC・タンピネスコース、ジューロンCC、ナショナルサービスR&CCがある。