ロイヤルメルボルン GC、イーストコース
Royal Melbourne Golf Club (East Course) 

コースデータ
所在地 オーストラリア、ビクトリア州
コース長 6566ヤード、パー72
コースレート 72.0
プレー日 2007年12月12日
設計者 アレックス・ラッセル
オープン 1932年
キャディ なし
ゴルフカート なし
評価
総合評価
4.95
コースレイアウト
5
難易度
4
グリーンコンディション
5
フェアウェイコンディション
#4
造形美、景観
5
満足度
6
# プレーした年は降水量が例年より極端に少なく、その結果フェアウェイは枯渇した箇所もたくさんあったので、メンバーに聞き通年のコンディションとして評価した。


9番グリーンの景観

16番パー3グリーンの景観

比較的フラットな林間コースで、オーストラリアで歴史のあるゴルフ場の1つ。ウェストコース、イーストコースの36ホールのゴルフ場で、2005年度世界第10位の評価のコンポジットコース(両コースの中から18ホールを選んで使うトーナメント用の複合コース)は、ウェストから12ホール、イーストから6ホール選ばれている。このコンポジットコースはパー72、6938ヤードなり、イーストコースより350ヤード長くなり、より難しくなる。1931年にアリスター・マッケンジーがウェストコースを設計する時にアシスタントだったアレックス・ラッセルが、翌年イーストコースを単独で設計した。それゆえ、両コースバンカーの形状が良く似ている。このイーストコースは林間風の趣があるホールとリンクス風のホールがほどよくミックスされ、フラットな立地ながらドッグレッグホールが多く、プレーして飽きないレイアウトになっている。最大の特徴は歴史を感じさせるバンカーの形状とそれらの戦略的な配置の妙である。

2022年12月プレー時(新版)

 
2番 パー4 440ヤード
(コンポジットホールとして使用)

2番 パー4 440ヤード (2)

2番 パー4 440ヤード (1)
右ドッグレッグのミドル。フェアウェイの左右に木立が迫っており、ティーショットの落とし所は狭い。ロングヒッターのティーショットは右の木越えのルートになるが、木立のすぐ右横にOBラインがあるので要注意。セカンドはやや打ち上げになる。2段グリーン。
 
3番 パー4 383ヤード
(コンポジットホール)
急な右ドッグレッグのやや打ち下ろしていくミドル。ティーショットが飛べば飛ぶほど落とし所が狭くなってくる。グリーン両サイドにバンカーが待ち構え、グリーンは大きくうねっている。

 

うねっている3番グリーン

3番 パー4 383ヤード(2)

3番 パー4 383ヤード(1)
 
4番 パー3 201ヤード

6番 パー3 175ヤード (2)

4番 パー3 201ヤード(1)
少し打ち上げのショート。グリーン左手前の深いガードバンカーが効いている。受けグリーン。

 

 

 
6番 パー3 175ヤード

名物ホールのショート。グリーン左に配された2個の大きなバンカーが印象的だった。グリーン上には微妙なマウンドが多数ありパットのラインを読みづらい。

 

6番、歴史を感じさせるフェアウェイバンカー

6番 パー3 201ヤード(2)

6番 パー3 175ヤード (1)
 
10番 パー5 500ヤード
右ドッグレッグの短い2オン可能なロング。グリーンまで70ヤード手前からグリーン右手前までフェアウェイを斜めに横切る一連のバンカーが戦略的に配されている。段差の強い2段グリーン。
 

10番 パー5 500ヤード(3)

10番 パー5 500ヤード(2)

10番 パー5 500ヤード(1)
 
12番 パー4 451ヤード

12番 パー4 451ヤード(2)

12番 パー4 451ヤード(1)
やや右ドッグレッグの距離のあるミドル。長いセカンドショットはしばしばグリーンまで届かないことがあるが、グリーン手前左右のガードバンカーに入れないように注意。
 
13番 パー3 148ヤード
美しく短いショート。グリーンはユーカリの木立とバンカーで囲まれている。グリーンの傾斜が強い。
 

13番うねっているグリーン

13番 パー3 148ヤード(2)

13番 パー3 148ヤード(1)
 
18番 パー4 432ヤード
(コンポジットホール)
やや左ドッグレッグ。グリーンと手前の花道の両サイドは多くのバンカーでガードされている。特にグリーン手前のバンカーに入れると長いバンカーショットになるので、避けるべき。2段グリーン。
 

18番 パー4 432ヤード(3)

18番 パー4 432ヤード(2)

18番 パー4 432ヤード(1)
 
余談
メルボルン市内より車で30分。メルボルン空港より40分。プレーにはメンバー同伴が必要。但し、海外を含めて、ビクトリア州以外のビジターは所属クラブの推薦状があればプレー可能だがプレー費は高い。キャディも2、3日前までに申し込めば可能。バックティは普段は置いていなく、月例競技会などのクラブ競技会で使われる。ゴルフカートを使用できないので、自分でクラブを引っ張らなければならない。手引きバギーはティグランドだけでなく、グリーンの横断も許されている、世界でも珍しい名門コースの1つ。メートル表示なのでヤードに換算している。

6番ティーに隣接する建設中の家は、オーストラリア人で2006年度全米オープンを勝ったジェフ・オギルビーの家。

 

レストラン

レストラン

6番ティーに隣接する家

ゴルフダイジェスト誌で2006年度オーストラリア第1位(コンポジットコース)に選ばれている。ウェストとイーストの2コースの各18ホールの中から、ベストな組み合わせの18ホールを作る。もし、このコースをプレー出来れば、間違いなく評価は高くなるが、メンバーだけに年2回開放しているだけである。

アレックス・ラッセル設計の他のオーストラリアでのコースはレークカリンアップCC(2006年度オーストラリア第15位)、ヤラヤラGC(同34位)、ニュージーランドではパラパルムGCがある。

このイーストコースは単独で、2007年USゴルフマガジン誌の世界ベスト100ゴルフコースにて72位に選ばれている。他のアジア、オセアニアから選ばれているのは、15位のロイヤルメルボルンGC・ウェストコース、26位のキングストンヒースGC、35位がバーンブーグル・デューンズGL(オーストラリア)、36位のニューサウスウェールズGC(オーストラリア)、37位の廣野GC、41位のケープ・キッドナッパーズGC(ニュージーランド)、60位のクラブ・アット・ナイン・ブリッジズ(韓国)、63位のカウリクリフスGC(ニュージーランド)、75位のロイヤルアデレードGC(オーストラリア)、84位の東京GC、87位の川奈GC・富士コース、94位の鳴尾GCである。

サンベルト地帯とはメルボルン南75km圏内で、モーリントン半島の付け根から突端へと広がる砂丘地帯。海が近く土壌が砂地のため水はけがとても良いのでメンテの素晴らしいゴルフ場が多い。絶好の自然条件を活かして古くからゴルフ場開発が進み、歴史ある名門コースの多くがこのエリア内にある。とりわけロイヤルメルボルンGC、キングストンヒースGCメトロポリタンGCビクトリアGC、コモンウェルスGC、ヤラヤラGC、ハンティングデールGCの7コースは古くから7シスターズとして愛され、どのコースも世界的な評価を得ている。