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合計54ホールあるゴルフ場で、他に違う設計者によってデザインされたオーシャンコースとムーナーコースがある。このオールドコースは海の近くで海抜100メートルの立地する丘陵・林間コース。他の2コースのリンクスコースと違い、豊富な樹木が各ホールをセパレートしている。コース全体の戦略性は十分に高く、各ショットが曲がったら、ペナルティを払わなければならない。その上、ティグランドが後方に伸びるほど、ティグランドも高くしている設計で、風の影響をより多く受ける。フェアウェイは波打っていて、グリーンもアンジレーションが非常に強い。パーオンしても、ピン位置から遠いと、3パットのリスクが高いので、正確なアプローチショットが要求される。丘の上に立地するため、多くのホールで見受ける海岸線の景観は非常に美しい。
2022年12月でのプレー(新版) |
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距離のあるストレートのミドルホール。ティショットが飛べば飛ぶほど、右サイドの2つのバンカーと、右から張り出している林により、落とし所が極端に狭くなる。右サイドのバンカーには250から270ヤードのティショットで捕まり、セカンドショットでグリーンが狙えなくなる。グリーンは高い砲台2段グリーンで、左手前をガードしている大きなバンカーは8メートルほどの高さがあるので、避けるべき。 |
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打ち上げの左ドッグレッグ。ティショットは深い谷越えで、セミブライドのフェアウェイ左のバンカー越えがベストルートだが、250ヤード前後のキャリーが必要。セカンドショットは打ち上げになり、バンカーがなく落差の強い2段グリーンに向かって打っていく。このホールはティショットの飛距離と方向性、セカンドショットの距離感が重要になる。
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池越え、打ち下ろしのショートホール。グリーン前面は池に面しているので、風の強い日は特に、正確な距離の判断が重要なホール。グリーンは横長で、その左右をバンカーがガードしている。このザ・ナショナルGCの54ホールで唯一水が絡むホール。 |
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谷越えの、名物ホール。このホールは息が止まるぐらい美しい。グリーンは80ヤード前後の横長で、奥のバンカーが効いている。ティショットは谷を越えなければならないし、グリーン奥にもトラブルがあるので安全な場所はグリーンだけになる。グリーン後方に臨む海の景色はすばらしい。このホールは、アメリカのゴルフマガジン誌の2000年度世界ベスト500ホールに選ばれている。
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やや左ドッグレッグの、強い打ち下ろしの後、打ち上げになるホール。ティショットはブラインドになるが、下り勾配を転がり落ちて距離が稼げるので、ロングヒッターは2オン可能なホール。ただし、グリーン手前の大きなガードバンカーが効いてくる。セカンドショットはグリーンを直接狙うか、刻むならグリーン手前と、グリーン右の2つのフェアウェイが用意されており、プレーヤーの飛距離と力量により、どこに打つかを選べる。
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初めは強い左ドッグレッグで次にやや右に切れる、ダブルドッグレッグのロングホール。ティショットでは、安全にフェアウェイ右サイドを狙うか、230ヤードのキャリーボールが必要な左サイドの2つの大きなバンカー越えを狙うかの2つのオプションがある。セカンドショットでは、フェアウェイ右にあるバンカーが効いてくる。グリーンは両サイドの深いバンカーにガードされていて、引き締まって見え、正確なアプローチショットが必要なのは言うまでもない。グリーンは大きく、14番ホールのグリーンと共有している。
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ティショットがブラインドになる、やや右ドッグレッグ。セカンドショットは緩やかな打ち下ろし。ティショットの距離が出れば、坂道を転がり落ちて、ウェッジでグリーンを狙えるが、距離が出ないと7番アイアン前後で左足下がりの難しいライからのショットになるので、ロングヒッター有利のホールと言える。セカンドショトは海に向かって打つことになる。少し砲台のグリーンは真ん中が凹んだ3段グリーン。 |
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左ドッグレッグの緩やかな打ち下ろし。左コーナーに横たわるバンカーを越えるには270ヤードのキャリーボールが必要なので、バンカーの右サイドに打つのが安全。セカンドショットはグリーン回りのバンカーだけでなく、グリーン手前左右のある松の木も避けなければならないので、正確なショットが必要になる。グリーンは10番と共有グリーン。 |
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右ドッグレッグ。ティショットは打ち下ろしになり、ドッグレッグのコーナーまで距離を出さないと、セカンドショットではグリーンがブラインドになる。グリーンは段差が2メートルもある左右の2段グリーンで、ピンとは違う面のグリーンに乗ればパットが大変になる。 |
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急な左ドッグレッグのあと緩やかに右ドッグしているパー5。ロングヒッターは2オン可能だが、ティショトでは左コーナーのバンカー越えのベストルートで、砲台ティから260ヤードの正確なキャリーが必要。安全ルートはバンカーの右のフェアウェイにティショットを運ぶことで、そこからは、フェアウェイは下り勾配になっていて、グリーン100ヤードほど手前の大きなバンカーがセカンドショットの落とし所を限定している。グリーンは中央に尾根が走る馬の背で、正確なアプローチショットを要求している。このホールはすばらしいオーシャンビューを楽しめる。 |
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メルボルン空港から車で2時間、メルボルン市内より車で100分。プレーにはメンバー同伴が必要。但し、海外を含めて、ビクトリア州以外のビジターはプレー可能な場合がある。距離はメートル表示。バックティからは誰でも自由にプレーできる。
ゴルフダイジェスト誌で2006年度オーストラリア第14位に選ばれている。ロバート・トレント・ジョーンズJrのオーストラリアでの他のコースはジューンダラップ・リゾート(同20位)、ハイヤット・リージェンシー・クーラムGC(同31位)、メドウスプリンングスG&CC
(同52位)、ケープシャンク・リゾート(同81位)、ニュージーランドではゴルフハーバーCCがある。
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2番 パー4 459ヤード(2)