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フラットな地形に27ホールが展開されていて、ゴールドコース、グリーンコース、ブルーコースの3つに9ホールに分かれている。ゴールド・グリーンコースが、1992年以来“オーストラリアン・レディーズマスターズ”の開催コースで2005年度は宮里藍選手が優勝争いを演じたことで有名。この2つの9ホールは1990年にオープンした丸山裕次郎設計で、フェアウェイが広く全体的に易しいが、距離が7185ヤードと長いコースである。2005年にグラハム・マーシュ設計のブルーコースが新たに増設され、この9ホールではパー36で3221ヤードと距離は短いが、フェアウェイが絞られていて、グリーンはアンジュレーションがあり、数多くあるバンカーの配置が巧みで、正確なショットが必要になる。今回は女子トーナメント開催コースでなく、キャディマスターの推薦で、グリーン・ブルーコースをプレーした。推薦どおり、ブルーコースの9ホールはプレーして楽しかった。 |
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ストレートの長いロングホール。ティショットではフェアエウェイ右に林と池があり、スライサーは要注意。大きなグリーンの右にバンカー、左の池でガードされている。 |
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ストレートホール。ティショットではフェアウェイ両サイドに池と、ティから240ヤード先にあるバンカーが効いている。このホールは長いので、ドライバーの飛距離が必要。フェアウェイ両側の池がクリークとして繋がり、グリーン手前50ヤードを横切っている。グリーンは横長。 |
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池越えの美しいショートホール。池、グリーンとバンカーのコントラストが素晴らしい。 |
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強い左ドッグレッグ。左コーナーのバンカーは225ヤードのドライバーショットで届く。そのバンカー左はブラインドの池があるので、注意が必要。グリーン手前90ヤード前後に大きなバンカーが待ち構えており、このバンカーを避けるコースマネジメントが必要。
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左ドッグレッグ。ティから220ヤード先に左バンカー、240ヤード先に右バンカーがあり、その左右バンカーがフェアウェイを狭くし、ティショットの落とし所を限定している。大きな縦長グリーンは、少し砲台になっている。 |
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ブリスベーン空港から車で1時間、ゴールドコーストのサーファーズパラダイスより車で20分。ホテルを兼ね備えた総合リゾートで、リゾート内のテニスコースで大きなトーナメントが開催されていていた。距離はメートル表示。バックティからは誰でも自由にプレーできる。GPS付きゴルフカートなので、ピンまでの残り距離がすぐ分かり便利。 ゴルフダイジェスト誌で2004年度オーストラリア第97位に選ばれている。グラハム・マーシュ、ロス・ワトソン設計の他のオーストラリアのコースは、ザ・バインズG&CC(同ランク22位)、テリーヒルズG&CC(同26位)、シークレットハーバーGC(同35位、マーシュだけが設計)、ホライズンズGR(同47位)、パラダイズパームズGC(同61位)、ノースレークスRGC(同75位、マーシュだけが設計)、ロビーナウッズGC(同86位)がある。 丸山友次郎設計のコースは神戸ロイヤルパインズGC、妙高パインバレーCCがある。グラハム・マーシュのアジアでの設計コースは、日本ではミッションバレーGC、鹿児島ガーデンGC、軽井沢900C、中国では
BFAインターナショナル・コンベンションセンターGC、マレーシアではペナンGR、スタッフフィールドCR、ステラハーバーG&CR、トロピカーナG&CC、韓国ではシルクリバーCC、フィリピンではフェアウエィズ&ブルーウォーターRG&CC、ロイヤル・ノースウッズG&CC、インドネシアではボゴラヤGC、ギャディング・ラヤ・パディングGC等がある。
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クラブハウスからの景観