注)2018年夏の大旱魃直後のプレーでFW状態はとても悪かったが、通常のコンディションとして推測した。 |
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ノルマンディーの海岸沿いの砂丘地帯に造られたリンクスコース。18ホールのリンクスコースと9ホールのデューンズコースの27ホールある、フランス唯一の本物の(genuine)リンクス。OUTは海の近く土地にデューンの間を時計の反対周りに曲がりくねりながら進み、クラブハウスに戻ってから、INはより内陸の土地に時計回りにジグザグにレイアウトされている。各ホールは自然の起伏に沿って展開し、それほど長いコースではないが、多くのバンカー(通常のバンカーとポットバンカー)とFW両側とグリーン周りのラフは適所で効いていて、グリーンは微妙なアンジュレーションがある。風が強い日はとてもチャレンジングなコースに変貌する。4つあるパー4は全て良い。広々としたリンクスコースで、多くの地点からコース内の全てが見渡せて、天気の良い日は遠くのジャージ島まで見える。
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チャレンジングなショート。グリーンは受けながら左にも急傾斜しているので、パットが難しい。グリーンの右サイドは強い下りスロープになる。
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やや左ドッグレッグの短いミドルなので、ロングヒッターはグリーン近くまで飛ばせる。グリーンはほぼ円形で左サイドと右手前にバンカーが配されている。
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緩やかな打ち上げの左ドッグレッグ。グリーンは6個のバンカーに囲まれ、受けている。
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左ドッグレッグの短めのミドル。グリーンは少し砲台で受けている。グリーンの前部はフォールス・フロントになる。
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ストレートのロング。ティショットは少し打ち下ろしで、左サイドに2個のバンカーがあり、右サイドはデューンが続き、FWは狭い。セカンドも落し所がタイト。グリーンは3個のバンカーでガードされている。
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強い砲台グリーンで2段形状。グリーンは左サイドと奥の急な下り傾斜と右サイドの2個のバンカーで守られている。
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ティショットはやや左ドッグレッグで、それからストレートホールになる長いロング。FWは左右はフェスキューで縁取られている。グリーンは砲台で縦に長く、3個のバンカーでガードされている。
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チャーミングなショート。グリーンは5個のバンカーでガードされ、受けている。
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名物ホール。火山の形をした、個性的な強い砲台グリーン。緩やかな段差の2段グリーンで、両サイドは急な下りスロープになる。
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パリから西に3時間40分。プライベートクラブだがプレーは可能。メートル表示なので、ヤードに換算した。
トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の2020年度フランスでのベスト100コースで第16位。フランスには800ほどのゴルフコースがある。
ハリー・コルト設計での他のヨーロッパ大陸のコースでは、フランスのサンジェルマンGC、ル・テュケGC・ラ
メールコース、サン・クラウドGC、オランダのユトレヒト・デパンGC、アイントホーフェンセGC、ケネマーG&CC、ヒルヴァーシュムGC、ベルギーのロイヤル・ザウテGC、ロイヤル・ワーテルローGC、ドイツのハンブルガーGC・ファルケンシュタインなどがある。
プレー前夜はIBIS Granvilleに泊まった。ホテルからコースまで南に14分。コースから1時間南に海に浮かぶ美しい修道院、モン・サン・ミッシュエルがある。5月から8月は夜間拝観ができる。5月から8月は夜間拝観もできるので、プレー後に観光に行くのも良い。
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2番グリーン