クラブウスからの景観

高低差のほとんどない上海の地形に、200万平方ヤード相当の土砂を移動させ、緩やから打ち下ろし、打ち上げのホールを造成し、砲台グリーンも多く、フェアウェイにも相当のアンデュレーションが施されていて各ホールとも起伏がある。フェアウェイの片側、両側から迫ってくる林、ふんだんに配されたウォーターハザード、多くの’バンカーなどが要所要所で効いてきて、戦略的なコースレイアウトになっている。好スコアーでプレーするには、技術だけでなく、しっかりしたコースマネジメントが必要。簡単なホールと難しいホールが程よく散らばれている。開場直後の２００５年、２００６年に開催されたHSBCチャンピオンズでタイガー・ウッズがプレーして一躍有名なコースになった。

ティショットは打ち下ろしの、距離のある強い左ドッグレッグ。クリークがフェアウェイ左サイドに流れ、グリーン手前を横切る。ティショットはフェアウェイ左右に配されたバンカーを避けるべき。捕まると３打でグリーンで届かないリスクがある。グリーンは横長であまり奥行きがなく、手前のクリークだけでなく奥に配されたバンカーも効いてくる。グリーン周りはオーガスタ・ナショナルの１３番をイメージしたと聞く。

右へ右へと曲がっているホール。右が池になり、ティショット、セカンド、サードともに水越えになる。グリーンの手前から右半分は池に囲まれている。ほとんどのプレーヤーはセカンドをグリーン手前１００ヤード地点に刻み、アプローチの三打目勝負になる。

上海市内から車で４０分、浦東空港から８０分。クラブ施設はシックで豪華。ジャグジバス、サウナあり。プレーは全日メンバーの同伴が必要だが、平日に限りゴルフ予約業者を通してビジターのプレーが可能な場合がある。中国で有数の超高級クラブ。

ロビー

レストラン

シングルハンディキャップの証明書をスターターに見せて、フルバックティの黒ティからプレーできた。ティグランドにはティが置いていなく、黒ティのヤーデージマーカーの横から打った。

ロビー・ネルソン、二－ル・ハワース設計での他のアジアのコースは、中国では正中GC、三亞鹿回頭GC、神泉国際GC、ジェード・ドラゴン・スノーマウンテン（玉龍雪山）GC、深圳CC、シリー（西麗）G&CC、センチュリー・シービュー（世紀景郷村）CC、上海太陽島GC、昆山太陽島GC、南京太陽島GC、新天鴻名人GR、パームビーチ（粽櫚海景）GC、広州風神GC、海寧尖山（レイクヒル）GC・ドラゴンコース、青島華山CC、広州仙村国際CC、ウィンド・バレー （雲海谷）GC、湖南桃花源国際GCなどがある。またシンガポールではウォーレンG&CC 、 マレーシアではクアラルンプールG&CC、シャン・シュイ（山水）G&CC、ティアラマラッカG&CC、インドネシアではバリG&CCなどがある。