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ゆるやかな丘陵地に、設計者が意図とする“自然の地形を最大限に生かして”設計されたコース。毎ホール趣が異なり、それぞれのホールが個性的で特徴的。FWは広いがドッグレッグホールが多く、ロングヒッターは狙った所へきちんと打てなければドッグレッグを突き抜ける可能性がある一方で、アベレージヒッターはFWからセカンドを打てることが多い。巧みに配された池とバンカー、豊富な樹木が戦略性を高めている。コースデザインの特徴の一つがFWを縦に段差によって二分している左右のFWで、3番、6番、10番、11番ホールにある。ティショットでどちらに打つか選択しなければならないが、ベストルートとボギールートを色分けしている。
グリーンとグリーン周りの景観は美しく、グリーンは大きくうねっている。コースのメンテナンスも素晴らしい。トップ・プレーヤーには厳しいが、アベレージ・プレーヤーにはプレーするティから技量に応じていくつかの攻略ルートを選べるので、それほど難しいコースにはならない。OUTの方がINより手強いホールが多い。2019年度アメリカ・シニアPGA“マスターカード・ジャパン選手権”を開催。
2019年11月プレー時(最新版)
スコアカード |
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やや右ドッグレッグ。打ち下ろしのティショットは右にFWバンカー2個あり、FW左サイドがベストポジション。左に木立、右に池がありティショットの落とし所は比較的タイト。縦長グリーンは斜めに置かれ、右に2個のバンカーが配されている。
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強い右ドッグレッグ。ドッグレッグ地点から緩やかな打ち下ろしになる。ティショットはFW左右のラフは法面(のりめん:傾斜地の斜面)になっているので、プレッシャーはない。グリーンの左は5個のバンカー群、右は1個のバンカーでガードされている。 |
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やや右ドッグレッグで、緩やかに打ち上げていく長いロング。ティショットの落とし所は実際は広いが、ティグランドからは狭く見える。FWは右半分が低い、左右の2段フェアウェイ。ティショットでは右1個の大きなFWバンカーとブラインドの池、セカンドでも右FWバンカーが効いてくる。グリーンは斜めに置かれ、グリーン手前から左は3個のバンカー群でガードされている。16番ホールとの共有グリーン。
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やや右ドッグレッグの難ホール。ティショットは打ち下ろしになり、FWは段差で左右に分けられている。セカンドは緩やかな打ち上げ。左FWは高いのでセカンドの距離感が合わせ易いが、ピンまでは少し遠回りになる。右FWはピンまでほぼ直線的なるが、セカンドでは打ち上げが少し強くなる。FW右には2個のバンカーが配されているが、それらに捕まるとセカンドが強い打ち上げになるので、パーオンがより難しくなる。 |
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打ち上げのショート。横長グリーンで奥行きはあまりない。グリーン左手前の1個のバンカーがある。グリーン手前のエプロンの下り傾斜は強く、パーオンにはキャリーで直接グリーンに届くクラブ選択が必要。
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右ドッグレッグの距離のあるミドル。ティショットは打ち下ろしで、右の2個のFWバンカーと池が絡んでくる。セカンドは打ち上げになり、グリーン手前に配された5個のガードバンカーが群れをなす。グリーンは斜めに置かれ、ひょうたんの形をしている2段グリーン。
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ほぼストレートホールの緩やかな打ち上げ。ティショットでのFWは小さい段差で左右に分けられていて、右FWが少し低い。グリーン手前70ヤードほどにはFWを横断するように施された、段差付きの7個のクロスバンカー群が横たわる。セカンドでそのバンカー群を越えるか手前に刻むかの決断に迫られる。グリーンは4個のバンカーでガードされている。
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やや左ドッグレッグ。FWが左右に分かれていて右が低い。セカンドはやや打ち上げ。グリーンの右手前と右にガードバンカーが並んで配されている。
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緩やかに打ち上げていく右ドッグレッグの難ホール。ティショットでのFWはショートヒッターには広いが、ロングヒッターには飛べば飛ぶほど狭くなっている。グリーン右手前から右をガードしている大きなバンカーがある。 |
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(写真紛失)
右ドッグレッグの距離のないロング。ティショットでは左右4個のFWバンカー、セカンドではFW右に逆L字型の100ヤードと長いバンカーが配されている。2オン可能ホールだが、縦長のグリーンは7個のバンカーで囲まれ、グリーン右には池もあるので、ティショット、セカンドともに距離と方向性が要求される、典型的な“リスクと報酬”を兼ね備えた素晴らしいホール。
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右ドッグレッグの難ホール。ティショットは池越えになりチャンピオンティからは250ヤード、バックティからで210ヤードで池を越えるが、アゲンスト数が強い時は池の左側のラフに逃げるのもオプションの1つ。セカンドは緩やかな打ち上げ。グリーンは円形で、グリーン左は1個の大きなバンカーでガードされている。 |
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1番 パー4 393ヤード