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ゆるやかな丘陵地に、設計者が意図とする“自然の地形を最大限に生かして”設計されたコース。OUTは若干のアップダウンがあるが変化に富み距離もあり飽きの来ないレイアウト。INの方が広々と開放的でプレッシャーも少なく豪快にプレーできが手強いホールも多い。FWは自然の傾斜、うねり、段差、くぼみがそのまま残され独特の陰影があり、毎ホール趣が異なり、それぞれのホールが個性的で特徴的。FWは広いがドッグレッグホールが多く、ロングヒッターは狙った所へきちんと打てなければドッグレッグを突き抜ける可能性がある一方で、アベレージヒッターはFWからセカンドを打てることが多い。FWは広めでティショットのストレスは少なく、セカンドでは何処からでもピンを狙えそうな気がするのだが、段差のあるグリーンと微妙な傾斜によりなかなか簡単にはピンを狙えない
巧みに配された池とバンカー、豊富な樹木が戦略性を高めていて、3番、6番、10番、11番ホールはFWを縦に二分する段差の起伏(ダブルFW)が、ベストルートと、ボギールートを明確に色分けしている。グリーンとグリーン周りの景観は美しく、グリーンは大きくうねっている。コースのメンテナンスも素晴らしい。トップ・プレーヤーには厳しいが、アベレージ・プレーヤーには技量に応じていくつかの攻略ルートを選べるので、それほど難しいコースにはならない。コースメンテナンスはよく、グリーンのスピードは常に速い状態を保っている。2017年、2019年にアメリカのPGAシニアツアーが開催された。
2014年11月プレー時(旧版)
スコアカード
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やや右ドッグレッグ。打ち下ろしのティショットは右にFWバンカー2個あり、FW左サイドがベストポジション。左に木立、右に池がありティショットの落とし所は比較的タイト。縦長グリーンは斜めに置かれ、右に2個のバンカーが配されている。
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ほぼ直角に右に曲がるミドル。ティショットはセミブラインドだが、FW左右のラフは法面(のりめん:傾斜地の斜面)になっているので、プレッシャーはあまりなく思いっきりクラブを振れる。右コーナー地点から緩やかな打ち下ろし。グリーンの後方の池と小山の借景が良い。縦長のグリーンは左に傾斜していて、左サイドの5個のバンカー群と右サイドの1個のバンカーでガードされている。 |
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やや右ドッグレッグの距離があるロング。ティショットは打ち下ろしで、セカンド地点からグリーンまで緩やかな打ち上げ。ティショットの落し所はティグランドからは狭く見えるが、実際は広くFWは右の段が低い左右の2段FWを形成している。ティショットでは右サイドの3個のバンカーと池、セカンドでは右サイドの大きなバンカーがある。グリーンは斜めに置かれ、左傾斜していて、左サイドと左手前は3個のバンカー群で守られている。16番ホールとの共有グリーン。
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やや右ドッグレッグの難ホール。ティショットは打ち下ろしになり、FWは段差で左右に分けられている。セカンドは緩やかな打ち上げ。左FWは高いのでセカンドの距離感が合わせ易いが、ピンまでは少し遠回りになる。右FWはピンまでほぼ直線的なるが、セカンドでは打ち上げが少し強くなる。またティショットでは右サイドの2個のバンカーが効いており、それらに捕まるとセカンドが強い打ち上げになるので、パーオンがより難しくなる。グリーンは4個のバンカーでガードされ、受けている。 |
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谷越えで少し打ち上げのショート。横長グリーンの奥行きはあまりなく、左手前にバンカーがある。グリーン手前のエプロンの下り傾斜は強く、パーオンにはキャリーで直接グリーンに届くクラブ選択が必要。
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右ドッグレッグの長いミドル。ティショットは打ち下ろしで、右の2個のバンカーが、ロングヒッターには右サイドのブラインドの池も絡んでくる。セカンドは打ち上げになり、グリーンの右手前に配された5個のガードバンカー群は避けるべき。グリーンは縦長のひょうたんの形をしている2段形状。 |
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緩やかに打ち上げていくストレートホール。ティショットでのFWは小さい段差で左右に分けられていて、右FWが少し低い。グリーン手前70ヤードほどにはFWを横断するように施された、段差付きの7個のクロスバンカー群が横たわり、セカンドでそれらのバンカー群を越えるか手前に刻むかの決断に迫られる。グリーンは少し砲台で、左手前と奥にそれぞれ2個ずつのバンカーと左サイドの下りスロープのラフでガードされている。
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やや左ドッグレッグ。ティショットでは左右のダブルFWになり右が低い。セカンドは少し打ち上げ。グリーンの右手前と右サイドにバンカーが並んで配されている。 |
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緩やかに打ち上げていく右ドッグレッグのタフなミドル。ティショットでのFWはアベレージヒッターには広いが、ロングヒッターには飛べば飛ぶほど狭くなっている。グリーン右手前から右サイドをガードしている大きなバンカーが配されている。受けグリーン。
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右ドッグレッグの短めの2オン可能なロング。ティショットでは左サイドにバンカーがあり、ロングヒッターはFWを分断するラフまで届く。セカンド地点からグリーンまで少し打ち下ろし。セカンドを刻む場合は逆L字型で100ヤードの長さがあるバンカーが絡んでくる。縦長のグリーンは緩やかな段差の2段形状で、7個のバンカーに囲まれ右サイドには池もある。セカンドでグリーンを狙えるがリスクも伴い、積極的に攻めるか守りに入るかの決断が難しい‟リスクと報酬”を兼ね備えた素晴らしいホール。 |
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右ドッグレッグ。ティショットで右サイドに池があるが池はあまり絡んでいなく、右サイドのバンカーが効いてくる。セカンドは緩やかな打ち上げになり、グリーン周辺と背後のクラブハウスとの景観が素晴らしい。グリーンは円形で、グリーン左は1個の大きなバンカーでガードされている。2014年プレー時ではティショットは池越えだったが、その後の改造で池はFWの右サイドに移動した。 |
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1番 パー4 393ヤード