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日本を代表する名門クラブの1つ。1929年オープンの東コースと1932年オープンの西コースの36ホールある林間コース。東コースはバンカーがコース内に100個と多く、西コースは池絡みのホールが多いのが特徴。西コースのアウトはそれほど印象的でないが、インは個性的なホールが多い。インはパー5が3つあり、パー37となっている。ほとんどの井上誠一設計コースが2グリーン制を採用しているように、このコースはもともと2グリーンだったが、1994年には川田太三氏が2グリーンを1グリーンに改造した。各ホールにおいて戦略的なポイントになると同時に、立派な赤松が見事な風格をも醸し出している。2006年には日本オープンを開催した。
スコアカード |
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ストレートのロングホール。フェアウェイは狭く右のOBが浅いので、正確なティーショット、セカンドが必要。ティーショットでは両サイドのフェアウェイバンカーが効いている。グリーンは強い砲台状。グリーン左手前のガードバンカーは深いので入れれば厄介。
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長いショートホール。砲台グリーンで左右のバンカー、右の木立が効いている。グリーン左手前に背の高い6本の木が聳え立ち、フェードボールでグリーンが狙いづらくなりフェードヒッターは大変攻めにくいホールになっている。この六本の木は通称六本木と言われるようだ。
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左ドッグレッグのミドルホール。両サイドのバンカーはティーから220ヤードで入る。グリーンは45ヤードと縦に長く、左のガードバンカーが効いている。セカンドショットではピン位置によっての正しいクラブ選択が重要になる。
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強い右ドッグレッグのミドルホール。右に池がありティーから200-250ヤードで捕まり、フェアアウェイ左サイドのバンカーも効いているので、ティーショットは正確性が要求される。グリーンは砲台状で受けていて、木立に囲まれている。
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右ドッグレッグのユニークなミドルホール。右には池があり、ショートカットの池越えには260ヤードのキャリーが要求されるので、通常フェアウェイセンターを狙いたいが、ティーから230ヤード先と、260ヤード先には背の高い2本の木がフェアウェイ中央に聳え立つ。特に260ヤード先の木が曲者で、フェアウェイ左側に安全にティーショットを運ぶと、この2本目の木がセカンドショットでスタイミーになる。セカンドショットは少し打ち上げ。
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右ドッグレッグのロングホール。ティーショットでは240ヤードほどでフェアウェイ左のバンカーに捕まる。また、ティーから280ヤード先からクリークがフェアウェイを斜めにクロスしているので、ロングヒッターのティーショットの右への押し出しは注意。セカンドショットはクリーク越え。グリーンは少し砲台状で、左右手前のガードバンカーが効いている。
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池越えのきれいなショートホール。グリーン右に池と手前にはバンカーが配されている。
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東京都内より車で1時間10分。プレーには平日はメンバーの紹介、土日はメンバーの同伴が必要。ざるそば定食は美味しかった。バックティーのチャンピオンティーからのプレーはメンバー同伴なら可能。
井上誠一設計の他のコースは、大洗GC、龍ヶ崎CC、鷹之台CC、武蔵CC・豊岡コース、武蔵CC・笹井コース、葛城GC、日光CC、那須GC、大利根CC、札幌GC・輪厚コース、札幌GC・由仁コース、茨城CC・西コース、浜野GC、いぶすきGC、鶴舞CC、瀬田GC、西宮CC、伊勢CC、南山CC、室蘭GC、大原・御宿GC、湘南CC、戸塚CC・西コース、烏山城CCなどがある。海外ではフィリピンのタット・フィリピナスGC、マレーシアのネガラ・スバンGCの設計も手がけている。
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6番 パー5 557ヤード (3)