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パタヤ近郊の山間部を切り開いて造られ、大きな木々に囲まれた丘陵・林間コース。タイでの古いコースの一つ。2005年末でのプレー時ではフェアウェイは野芝で状態が悪く、バンカーの数も少なく、印象に残るホールもあまり多くなかった(2005年時のサイト)。2007年にリー・シュミットによる全面改修により、不必要な木立を切り、フェアウェイ、グリーンともに芝を張り替え、グリーンの形状も大胆に変更し、全てのホールでファアウェイバンカー、グリーンサイドバンカーを造成して、自然の地形を活かしながらも全く違ったコースに変化させた。コース全体の特徴は太く高く茂った木々と深いバンカーに囲まれた起伏のあるフェアウェイ。ラフも深くグリーンは狭いため、全てのショットに正確な方向性を要求される極めて難易度の高いコースに生まれ変わった。池は少ない代わりにバンカーが多く、各ショットの落ちる地点に深いバンカーが待ち受けている。グリ6548ヤードの長さになる。
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右ドッグレッグのティショットは少し打ち下ろし。ティショットでは右コーナーにバンカーが配され、極力回避したい。グリーン手前50ヤードの地点にフェアウェイ中央にバンカーがあり、手前に刻むか越えていくかの決断に迫られる。グリーンは縦長の砲台。
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やや右ドッグレッグの打ち上げホール。ティショットでは距離が必要だが、左右のバンカーと両サイドの林により落とし所が狭い。特に右の林は迫り出していて、ティショットを右サイドに打つと、セカンドショットでグリーンが狙いにくくなる。グリーンは縦長で右側はバンカーでガードされている。
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左ドッグレッグの打ち上げホール。表示距離より20ヤードは長い。セカンドの距離感が難しく、グリーンをショートすれば手前の3つのバンカーが効いてくる。グリーン右から奥にかけても3つのバンカーでガードされている。グリーンは縦に細長い。
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少し打ち下ろしで池越えの距離のあるショート。グリーン手前の池に戦略的意味合いは少ないが、このホールの美観を高めている。縦長グリーンの右と奥には大きなバンカーが配され、左には2つの小さなバンカーと刈り込まれたエプロンがある。
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やや右ドッグレッグのミドル。グリーン後方には美しい仏像が見える。ティショットでは左には幾つか重なるバンカーは避けたい。グリーンは砲台で傾斜が強い横長の3面グリーン。グリーン左右にバンカーが配されている。 |
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ほぼストレートの距離のあるミドル。ティショットは池越えになり、左右のバンカーに挟まれた落とし所は狭い。グリーンは縦長で傾斜が強い。グリーンの左右手前は2つの小さなバンカーでガードされている。
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池越えの距離のあるショート。グリーンは少し砲台で右手前に2つのバンカーが配されている。 |
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左ドッグレッグ。ティから270ヤード先に川が流れ、フェアウェイ左には池があるので、ティショットの距離感と正確性が必要。グリーンは右手前から左奥に伸びていて、手前は大きなバンカーでガードされている。 |
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名物ホール、右にOBゾーンが配され、左へ左へと曲がっている打ち上げホール。ティショットをフェアウェイ右半分に打つと、セカンドが打ちやすい。セカンドは3つのフェアウェイバンカーに要注意。グリーンは砲台で傾斜の強い3段グリーンでパットが難しい。
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パタヤから車で30分、バンコクから車で1時間45分。サイアムCCは他にプランテーションコース、ウォーターサイドコースがある。
それぞれのコースでクラブハウスが独立していてコース間は車で5分間隔 。
トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の2015年度のタイでのベスト40コース中第4位に選ばれている。2015年度ではタイにはおよそ270コースある。
オリジナルの設計者は日本人で、彼の日本での設計コースは袖ヶ浦CC、飯能GC、かずさCC、群馬CC、杉の郷CC、真名CC・真名コース、島津GC等が有名。
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1番 パー5 543ヤード(3)