# クラブ設立は1897年だが、今のビバリーヒルズ近くの場所に移ったのは1911年。プレー当日はクラブブハウスは建て直し中だったので、上の写真は後日ゴルフクラブ発行の写真集をコーピーした。 |
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超高級住宅地、ビバリーヒルズのすぐそばの広大な敷地に、ノースとサウスコースの36ホールある。100年以上前のオープン当初はコースの周りに何もなかったが、現在はセンチュリー・シティ地区のビル群、ハリウッドの丘の人工物が見え、コースの周りは豪邸に囲まれている。ノースとサウスではノースがより戦略性が高く、アップダウンも強い。ノースコースは谷、尾根、スウェイル(水が流れる窪地)、傾斜の緩やかな丘などが多くのホールで絡んでおり、FWはうねっていて、各グリーンはバンカーでしっかりガードされ花道が狭いので、上級者向けのコースと言える。コースを囲む木々は大きく育っていて、まるで森の中でプレーしている気分になる。ノースコースは2023年度に全米オープン開催。
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やや打ち上げていく軽い左ドッグレッグ。FWは左傾斜。グリーンは強く受けていて、グリーン手前にスウェイルが走る。
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ストレートホール。グリーン手前半分の面を囲む3個のガードバンカーは、グリーン前面左右にそれぞれ食い込み、グリーンのフロント部分を2個の半島型にしてグリーン面を狭くしている。
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打ち下ろし。グリーンは砲台で手前は荒地でガードされているので、確実にグリーンに届くクラブ選択が必要。グリーン左奥と右手前にバンカーが配されている。 |
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打ち下ろしていく右ドッグレッグ。ロングヒッターは木越へのワンオン可能ホール。グリーンは砲台で横に細長く、手前と奥にバンカーが配されている。リスクと報酬が伴う素晴らしい短いミドル。
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とても長いショート。縦長のグリーンの右の長いガードバンカーが効いている |
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ダブルドッグレッグ。右に曲がってから左に曲がる。ティショットではFWは右傾斜しており、その右に荒地のスウェイルが続く。セカンドはそのスウェイル越え。グリーンの左右はどちらも大きなバンカーが配されている。
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クラブハウスを望みながら打つ、谷越えのショート。グリーンは縦に細長くうねっていて、その左右と手前はバンカーでガードされている。 |
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名物ホール。少し打ち下ろしの距離がとても長いショートで、グリーン手前は2つのバンカーでガードされている。グリーン右は下りスロープのラフで、グリーンの右に外すと、難しいブラインドのピッチショットになる。受けグリーン。ゴルフマガジン2000年度(最新版)世界ベスト500ホールに選ばれている。 |
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ストレートホール。グリーン手前から右は1個のガードバンカーが配され、グリーン左は下りスロープ。
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ほぼストレートの距離のあるロング。ティショットは1個の左FWバンカー越えでその先には右FWバンカーが3個並んで配されている。セカンドはブラインドショット。グリーンは3個の深いバンカーでガードされている。グリーンは逆L字型で、手前の面は2つのバンカーに挟まれて狭く、細長い半島グリーン。ピン位置が手前の時に難易度が増す。
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やや左ドッグレッグ。ティショットは1個の大きな左FWバンカーが効いている。グリーンエッジから10ヤード手前に1個の大きなバンカーが配され、グリーン左右は斜面のラフ。強い受けグリーン。ゴルフマガジン2000年度(最新版)世界ベスト500ホールに選ばれている。 |
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ほぼストレートホール。FWはタイトで左は1個の大きいFWバンカー、右の木々でガードされている。グリーンは斜めに置かれ、手前から左には4個のガードバンカーが並んで配されている。
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ロサンゼルス市街から車で西に30分、ロサンゼルス国際空港から北に20分。ザ・ロサンゼルスCCからリビエラCCまで車で15分、ベルエアCCまで10分と南カルフォルニアを代表する3コースは至近距離にある。コース内に歌手、ライオネル・リッチーの豪邸があった。彼はゴルフはするが、ロサンゼルスCCのメンバーではないと聞く。
トップ100ゴルフコース・オブ・ザワールド(top100golfcourses.com)の2018年度カリフォルニア州で第3位のベストコース。カリフォルニア州にはおよそ1000のコースがある。ゴルフマガジン2017年度世界ベスト100コースの22位に選ばれている。ゴルフマガジン2017年度全米100では20位。
ハーバート・ファウラーはイギリス人で、イギリスで多くの名コースを設計している。代表作はイギリスではウォルトン・ヒースGC・オールドコース、サントンGC・イーストコース、バーナム・アンド・ベロウGC、アバードベイGC、バークシャーGC、アメリカではイーストワード・ホーCCがある。ジョージC.トーマス
Jr.はアメリカ人でリビエラCC、ベルエアCC、スタンフォード大学GCなどを設計している。ゴルフコースのオープンは1911年だが、ハーバート・ファウラーが1921年にコースをアップグレードして、ジョージC.トーマス
Jr.が1927年に各ホールの順番を変えた。
ホテルは市内のウェスティン・ボナベンチャーに泊まった。前夜最上階のレストラン、LAプライムで食事をした。食事だけでなくロサンゼルスの夜景も楽しめた。
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2番 パー4 484ヤード(3)