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同じ設計者によって造られたレッドとブルーコースがあり、ブルーはレッドより距離が少し短く、よりフラットで、どちらも同じ雰囲気でチャーミングなゴルフコースである。全てのホールで豊富な樹木が両サイドに並び、広い範囲にわたって赤色、紫色のヘザーが生い茂り、樹木とヘザーは綺麗だけでなく、コースの戦略性も豊かにしている。ブルーコースは6366ヤード、パー71で距離は短いが、ヘザーと樹木が効いているので易しいコースでなく、正確なショットを打たなければスコアはまとまらない。
レッドコースは6個のパー3と6個のパー4と6個のパー5とオーソドックスな構成ではないが、このブルーコースは4個のパー3、11個のパー4、3個のパー5と普通の構成で、パー3は長短のバランスが良く、3個あるパー5は距離が短くて易しい。15番から18番と4ホール続くパー4は全て手強い。全体的にバンカー数が少ない(18ホール33個)ので、FWとグリーンにガードバンカーをもっと多く増やせば、多くのホールがより引き締まり、より頭脳プレーが要求されて、プレーが一層面白くなるだろう。また交通量が多い基幹道路にいくつかのホールが近いのは少し難点。グリーンもFWも状態はとても良い。
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少し打ち下ろしで、ヘザー越えの距離があるショート。グリーンは左サイドの木立、左手前と右サイドのバンカーでガードされている。グリーン手前の花道は下っている。 |
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やや右ドッグレッグの短い2オン可能なロング。ティショット、セカンドともにFWは狭く、左右をラフとヘザーがガードしている。グリーンは縦長で、セカンドで2オンを狙う時にグリーンのすぐ左右にある木立が効いてくる。グリーンは手前から奥に少し下っている。
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ヘザー越えのショート。砲台グリーンで手前に2個、右サイドに1個のバンカーが配されている。 |
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左ドッグの短いミドル。緩やかな打ち下ろしなので、ロングヒッターは1オンを狙える。アベレージーヒッタ―はFW右サイドからのセカンドがグリーンを狙い易い。グリーンは右手前から左奥へと斜めに細長く、3個のバンカーと右サイドの木立とゴースでガードされている。 |
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強い右ドッグレッグ。ティショットではFWは少しタイトで220ヤード以上の飛距離が必要。距離が出ないと、セカンドでグリーンへの視界が前方の木立でブロックされる。グリーンは少し砲台で左右はバンカーでガードされている。 |
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打ち下ろし。グリー―ンは縦長で、右サイドは池に面し、左手前にバンカーが配されている。受けグリーン。 |
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ほぼストレートで2オン可能な短いロング。グリーン手前60ヤードから130ヤードの地点で左からクリークとヘザーがFWに食い込んでいて、FW幅が極端に狭くなる。セカンドで手前に刻むか、越えていくかの決断に迫られる。グリーンは少し砲台で縦長の2段グリーンで手前の段は強く受けている。グリーンの右サイドにバンカーがある。
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ヘザーと2個のバンカーで囲まれたショート。グリーンは40ヤードの奥行きで細長く、受けている。左サイドは下りスロープになり、グリーンに乗らないと、下のヘザーまで転がり落ちる。グリーン手前と右サイドに深いバンカーが配されている。 |
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左ドッグレッグの長くてタフなミドル。少し打ち下ろしのティショットでは、左コーナーのバンカー越えがベストルートだが、240ヤードのキャリーが必要。セカンドは緩やかな打ち上げで、グリーンの40ヤード手前を横切るクリーク越え。ティショットで距離が出ないと、このクリークが効いてくる。グリーンの17ヤードほど右手前にバンカーがあり、グリーンの花道は下りスロープで、グリーンは右に傾斜している。
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右ドッグレッグ。ティショットでは飛べば飛ぶほどFW幅が狭くなり、左サイド狙いが良い。右サイドからのセカンドは前方の木々がスタイミーになって、ピンが見えない可能性がある。グリーンは斜めの形状でバンカーは無いが樹木に囲まれている。 |
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1番 パー3 217ヤード(2)