タナメラ カントリークラブ、タンピネスコース
Tanah Merah Country Club (Tampines Course)

コースデータ
所在地 シンガポール
コース長 6970ヤード、パー72
コースレート 72.8
プレー日 2005年11月25日
設計者 マックス・ウェクスラー 再設計:クリス・ビットマン
オープン 1988年
キャディ あり
ゴルフカート あり(強制、FW乗り入れ可)
評価
総合評価
4.30
コースレイアウト
4
難易度
4
グリーンコンディション
5
フェアウェイコンディション
5
造形美、景観
4
 
フェアウェイは起伏と多少の高低差があり、変化に富んだゴルフコース。Outは林間風の趣があり、Inでは池に取り囲まれたウォーターハザードが多いホールが続く。戦略性が高いだけでなく、全体的に美しいゴルフコースなので、プレーして楽しい。1999年に大改造されて、良くなったと聞く。少し離れた場所に、設計者とクラブハウスも別のガーデンコースがあり、合計36ホールのゴルフ場である。

クラブハウスからの景観

景観

コースを彩る草花

2022年12月プレー時(最新版)
 
4番 パー4 400ヤード

4番 パー4 400ヤード(2)

4番 パー4 400ヤード(1)
左ドッグレッグ。ティショットではフェアウェイ右サイドに打つと、セカンドでグリーンを狙い易くなる。セカンドショットはグリーン右の池が効いてくる。グリーン上は微妙な傾斜がある。
 
7番 パー4 432ヤード

7番 パー4 432ヤード(2)

7番 パー4 432ヤード(1)
軽い右ドッグレッグ。距離があるので、パーオンは難しい。グリーンはバンカーでしっかりガードされている。
 
8番 パー5 539ヤード
初めはストレートで、後に左ドッグしているホール。ティショットは右側の池に注意。グリーンは少し砲台で、グリーン周りに、バンカーが絶妙に配されている。
 

8番 パー5 539ヤード(3)

8番 パー5 539ヤード(2)

8番 パー5 539ヤード(1)

 
10番 パー5 514ヤード
軽い右ドッグレッグの名物ホール。ティショット、セカンドと池越えが2回続く。セカンドショットは、落とし所が狭く、左の池が効いてくるので難しい。アプローチショットを失敗した時は、右のバンカー、左のウォーターハザードが待ち構えている。
 

10番 パー5 514ヤード(3)

10番 パー5 514ヤード(2)

10番 パー5 514ヤード(1)

 
11番 パー3 184ヤード

11番 パー3 184ヤード
池越えホール。グリーン背後のヤシの木が南国情緒を醸し出している。
12番 パー5 577ヤード
ほぼストレートの距離のあるロングホール。フェアウェイは狭く、右にはOBがある。縦長の2段グリーンは砲台で、バンカーでガードされている。
 

12番 パー5 577ヤード(3)

12番 パー5 577ヤード(2)

12番 パー5 577ヤード(1)

 
15番 パー4 419ヤード
軽い右ドッグレッグの難ホール。ティショットは水に囲まれた、アイランド・フェアウェイに向かって打って行く。グリーン前面まで池が食い込んでいるので、セカンドショットでのショートは禁物。
 

グリーンから望む15番ホール

15番 パー4 419ヤード(2)

15番 パー4 419ヤード(1)

 
17番 パー3 170ヤード

17番 パー3 170ヤード(2)

17番 パー3 170ヤード(1)
絵葉書のように美しいショートホール。グリーンはほとんど池に囲まれているため、ティショットは池越えになる。グリーンは奥に急激に下っている2段グリーンで、ピン位置が右奥の場合、直接ピンを狙っていくと、グリーン奥にある池まで転がり落ちる可能性が高いので、グリーン左サイド狙いが正解。
 
余談

コースのすぐ上空を飛ぶ飛行機

シンガポール中心地から車で20分。シンガポール空港からタクシーで5分程。プレー中多くの飛行機を間近で眺めることが出来る。プレーにはメンバー同伴が必要で、メンバーだけがプレー代、カート代、飲食代を支払うことが出来て、ビジターはクラブ側に直接支払うことが出来ない。メーター表示なので、注意が必要。フルバックティの黒ティからのプレーはハンディ10以内が必要。

2005年12月にタンピネスコースで、女性版、インターナショナルチーム対アジアチームのレクサスカップが開催され、アニカ・ソレンタムがキャプティンを務める、インターナショナルチームが快勝した。

マックス・ウェクスラー設計の他のコースは、タイではラグーナ・プーケットGCパームヒルズGC、マレーシアではグレンマリーG&CグヌンラヤGR、ブルネイではRBA(ロイヤルブルネイ空港)GC、シンガポールではセントーサGC・タンジョンコースナショナルサービスR&CCがある。