上海濱海GCABコース
Shanghai Binhai Golf Club - AB Course
上海滨海高尔夫俱乐部(AB场)

コースデータ
所在地中国、上海
コース長7069ヤード、パー72
コースレート 
プレー日2006年9月18日
設計者ピーター・トムソン
オープン2000年
キャディあり
ゴルフカートあり
評価
総合評価
4.00
コースレイアウト
3
難易度
5
グリーンコンディション
5
フェアウェイコンディション
4
造形美、景観
4
 
フラットな立地に展開する、本格的なリンクスコース。フェアウェイには複雑なアンジュレーションが施されていて、いろいろなライからのショットが要求される。また、コース内に多くのポットバンカーが点在し、これらのバンカーに入れないコースマネジメントが必要。リンクスコース独特の海風が強く、攻略は一筋縄ではいかないが、腕自慢のゴルファーにはチャレンジしがいがあるコースと言える。2005年に9ホールが新たに完成し、36ホールのゴルフ場となる。開場当初からあるコースをレイクス(AB)コース、新しい9ホールをプラスした18ホールをフォレスト(CD)コースと呼んでいる。レイクスコースの方が難易度は高く、フォレストコースは池が大きく絡まったリゾートコースの趣がある。
 


クラブハウスからの景観 

クラブハウスからの景観 

8番グリーンからの景観 

 
4番 パー4 465ヤード

4番 パー4 465ヤード(2)

4番 パー4 465ヤード(1)
ストレートの難ホール。池越えのティショットで260ヤード先に横に並ぶフェアウェイバンカーを越えればそれほど難しくないが、通常アゲイストの風が吹き、しかも越えるのに280ヤードのキャリーが必要なので、タイガー・ウッズほどの超ロングヒッターでないかぎり無理。アプローチショットではグリーン左手前の深いバンカーが効いてくる。
 
6番 パー3 178ヤード

6番 パー3 178ヤード(2)

6番 パー3 178ヤード(1)
美しいショートホール。グリーンは4つのバンカーでガードされている。上下の2段グリーンなので、ピンホールの段に乗せる正しいクラブ選択が必要。
 
8番 パー5 560ヤード
左は池、右はOBのストレートホール。グリーン背後に控える一連の風車に向かって打っていく。ティショットでは、このホールもフェアウェイバンカーの配置が巧み。グリーン手前100ヤード前後に小さな池があり、セカンドショットでこの池を越えるか、池の手前に刻むかの決断に迫られる。


8番 パー5 560ヤード(3)

8番 パー5 560ヤード(2)

8番 パー5 560ヤード(1)
 
12番 パー4 422ヤード

12番 パー4 422ヤード(2)

12番 パー4 422ヤード(1)
フェアウェイバンカーが良く効いている、ストレートホール。グリーンは砲台が強く、2段グリーンになっている。
 
14番 パー3 195ヤード

14番 パー3 195ヤード(2)

14番 パー3 195ヤード(1)
池越えの美しいショートホール。グリーン周りに配されたバンカーが良く効いているホール。
 
15番 パー4 393ヤード

15番 パー4 393ヤード(2)

15番 パー4 393ヤード(1)
右ドッグレッグ。右の池を越えるには260ヤードのキャリーが必要なので、スライサーは要注意。グリーンは縦に細長く、右のOBは浅い。

 
余談

上海都心から車で75分。上海国際空港から30分。市内から無料シャトルバスあり。スターターにシングルハンディの証明書を提出して、フルバックティの黒ティからのプレーが出来た。



レストラン

レストラン

ピーター・トムソン(トムソン・ウォルバーリッジ&ペレット)設計の他のアジアでのコースは、シンガポールではタナメラCC・ガーデンコース、日本では南部富士CC、廣済堂トムソンCC、ぜんCC、トムソンナショナルCC、スリーレイクスCC、香港では香港GC・エデンコースクリアウオーターベイG&CC(再設計)、中国では北京リンクス(北京北辰)GC、北京窑上(北京ヤオシャン)GC、上海銀濤(上海インタオ)GC、長沙青竹個GC、金海湾国際GC、タイではグリーンウッドGCラヨーングリーンバレーCCロイヤルチェンマイGR、マレーシアではクラブ・ゴルフ・サルタン・アブドゥル・アジス・シャ(KGSASS)、インドネシアではジャコラヴィG&CCバリ・ハンダラ・廣済堂ロンボック・ゴルフ廣済堂CCグヌングリスCCフィナG&CCムラピG&MR、アナイGRがある。