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標高650メートルの高原・丘陵コースコース。山の中に造られているが、上手く地形を活かしたレイアウトで、激しい高低差はなく、なだらかな地形を可能な限り留めている。コースからは天気の良い日は東シナ海や霧島連山を望め、コースは雄大な大自然に囲まれてまれており、高原独特のさわやかさを感じながらプレーできる。特に夏場は鹿児島市内より、4,5度涼しい。標高が高いため、クラブは半番手近く遠くに飛ぶ。クラブハウスからの景観も壮大。各ホールが樹木でセパレートされていなくてとても開放感があるのが特徴で、代わりのホール間の高低差があるラフでセパレートされている。このようなスタイルのコースは海外では世界クラスのシネコックヒルズGC、オークモントCCをはじめ多くあるが、日本のコースでは珍しい。
OUTは時計回り、INは時計の反対周りに、自然の地形を生かしたルートを進んで行き、大小6個の池と合計85個のバンカーを美しくかつ巧みに配した戦略性が高いコース。パー3,パー4、パー5とも距離のバラエティがあるのに加え、打ち下ろしと打ち上げを風の影響を考慮に入れて設計されているので、14本のクラブを全て使って攻略しなければならない面白さがある。各ホールのメモラビリティ(印象度)も高い。FW、グリーンともに微妙にうねっている。グリーンはデポット跡が少し多いが、高速で転がりも良い。
スコアカード |
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ほぼストレートの緩やかな打ち上げ。ティショットではFWはタイトで左に傾斜していて、左サイドのOBゾーンは浅い。グリーンは縦長で、左と奥はすぐにOBになるので、セカンドは右サイド狙いが良い。グリーンの右サイドの法面の斜面を利用して攻めるルートもある。
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左に曲がってから右に曲がるダブルドッグレッグ。ティショットはブラインドの打ち下ろしで、右サイドにOBがあるが、FWは広い。セカンドも打ち下ろし。ロングヒッターは2オン可能だが、グリーン手前にはクリークが横切り、ミスショットを待ち受ける。セカンドを刻む場合はサードショットはつま先下がりのライから打つことが多い。グリーンは砲台で右手前にバンカーが配されている。グリーンは真ん中から奥へ少し下っているので、ピンが奥に切られた時は、距離感に注意。
(ティショットの写真なし) |
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名物ホール。ほぼ直角に左に曲がり、クリークが2度コースを横切る、とてもタフなミドル。ティショットはセミブラインドの打ち下ろしで、左サイドにクリークとバンカーがありOBゾーンも浅い。FWは広くて、右サイドに打てば安全だが、セカンドの距離が長くなる。ティショットはドローボールで攻めるのがベストだが、ロングヒッターはFWを横切るブラインドのクリークまで飛んで行く。グリーンは縦長の砲台で左に強く傾斜していて、左サイドのOBゾーン、右サイドの深いバンカーと池でガードされている。 |
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池越えの距離のあるショート。グリーンはほぼ円形の砲台の馬の背グリーンで手前半分は受けている。グリーンの左右手前にバンカーが配されている。 |
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左ドッグレッグの緩やかな打ち上げ。ティショットでは左サイドに巨大バンカー、右サイドにバンカーと池があるが、落し所は広い。セカンドは右サイドのバンカーが効いてきて、右のOBゾーンも浅い。グリーンは砲台で、斜めの形状の2段グリーンで、手前に小さなバンカーがある。
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やや右ドッグレッグの打ち上げ。ティショットでは左に池、右にバンカーがあるが、FWは広い。セカンドの落し所には右サイドにバンカーと岩があり、FWはタイトになる。グリーンは砲台で大きく、左奥から右手前に急傾斜している。
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右ドッグレッグの素晴らしいミドル。ティショットは打ち下ろしになり、FWは広い。グリーン手前100地点からグリーンまで緩やかな打ち上げ。グリーンは右手前から左奥へ斜めに長く、ピンが右奥に切られると、セカンドは1クラブ大き目のクラブになり、左手前に配されて1,2本の木が効いてくる。グリーン右サイドにはバンカーとOBゾーンがある。
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左ドッグレッグの打ち上げで難しいミドル。ティショットは右サイドのOBゾーンは浅い。ティショットは左コーナーにあるバンカー越えがベストだが、距離が出ないとこれらのバンカーに捕まる。グリーンは縦長で受けている。残り50ヤードほどの地点からグリーンを眺めると、空に突き出ているような天空グリーンのように見え、スカイライン(空を背景にしての輪郭線)を形成している。
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右ドッグレッグ。ティショットは少し打ち下ろしで、FWは広い。セカンドはやや打ち上げ。グリーンは砲台で、斜めに長く、右手前のバンカーと右サイドの下りスロープのラフでガードされている。 |
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ほぼストレートの2オン可能なロング。ティショットは打ち下ろしで、右サイドの法面を含めて落し所は広い。セカンドでグリーンを狙う場合はグリーンのすぐ左に池が広がるので、リスクが伴う。グリーンは右手前から池の方の左奥に伸びている斜めの形状で、左に傾斜していて、左右手前の大きなバンカーも効いてくる。
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プレー前日は鹿児島市内の城山ホテル鹿児島に泊まった。標高108ネートルの高台にあるホテルで、温泉露天風呂から眺める鹿児島市街地と桜島は絶景。夕食は数日前にも行った天文館にある梵道留ですき焼きを再度食べた。
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2番グリーン