ほぼフラットな林間コース。背の高い杉林に各ホールがセパレートされ、池も豊富でバンカーとウエィスト・エリア(荒地)の配置も素晴らしい戦略コース。杉林がコース全体で映えて美しい。フェアウェイは比較的広く、ティショットのプレーッシャーはそれほどないが、パーまたはバーディが取り易いルートはフェアウェイの左右半分のどちらかに限定されるホールが多い。グリーン周りは絞られていて、グリーンを狙うショットは正確性と正しい距離感が要求される。ミドルホールで長短の変化が大きくある。グリーンの形状と状態も素晴らしい。
2019年の大型台風が8月と9月の2回にわたってコースを直撃して、ホールの景観を彩るだけでな戦略性を高めている背の高い杉が1600本が倒れてしまった。今後のコース復興に期待したい。
スコアカード
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やや左ドッグレッグ。ティショットは左にFWバンカー。セカンドは打ち下ろし。グリーンの左右にバンカーが配され、グリーンは受けている。
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セカンド地点から右ドッグレッグのホール。セカンドは60ヤードほど幅の谷を越えなければOBになる。セカンドは左に林、右は谷になり、正確なショットが要求される。グリーンは手前から右はブッシュでガードされている。左右の2段グリーン。 |
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やや左ドッグレッグ。ティショットは谷越えになり、左のOBラインは浅く、右に配されたフェアウェイバンカーが効く。セカンドはグリーン左の深いガードバンカーとブッシュに注意。砲台の2段グリーン。 |
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巨大バンカー越えの距離のあるショート。グリーン右奥にもバンカーが1つ配されている。グリーンは左奥から右手前に傾斜。 |
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ほぼストレートホール。ティショットは左に大きなバンカー、フェウェイ中央にもポットバンカーがある。横長グリーンの左は林、右手前はバンカーでガードされている。 |
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左に曲がってから右に曲がるダブルドッグレッグ。ティショット、セカンドともに緩やかな打ち下ろし。ティショットは左の2つのフェアウェイバンカー、セカンドは右の林とフェアウェイバンカーに注意。グリーンの左右にバンカーが配され、グリーンは急な右傾斜。
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右ドッグレッグ。ティショットは右にある巨大バンカーが効き、左にはファウェイバンカーが1つあり、落し所はタイト。グリーンは4つのバンカーで囲まれ、右には林がある。グリーンの中央は凹んでいる。
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ほぼストレートホール。ティショットではフェアウェイ左と中央にバンカーが1つずつある。グリーン手前は谷なり、セカンドはその谷を越えていく。縦長グリーンは左傾斜。
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右ドッグレッグの短いミドル。ティショットは左に1つのフェアウェイバンカー、右は池がある。グリーンの左右にバンカーが配され、砲台の受けグリーン。
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綺麗なショート。3つのバンカーに囲まれた砲台グリーン。グリーン中央を尾根が横切る。 |
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ストレートホール。ティショットは池越えで、右の林と1つのフェアウェイバンカーが効く。セカンドは左の池に注意。横長の砲台グリーンで、右に急傾斜。グリーンの手前と奥はバンカーでガードされている。
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ストレートホール。左右は林と1つの左フェアウェイバンカーでフェアウェイは比較的タイト。砲台グリーンは木立で囲まれている。 |
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ストレートホール。左右は林と1つの左フェアウェイバンカーでフェアウェイは比較的タイト。砲台グリーンは木立で囲まれている。 |
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右ドッグレッグ。ティショットは右に1つの大きなフェアウェイバンカー、その右は林。セカンドは左の池が効いてくる。グリーンは左に振られ、池に突き出ているので、グリーン左から奥は池に面している。グリーンは4つのバンカーにもガードされている。
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車で東京都心からから1時間、成田国際空港から45分。ラウンドは18ホールをスルーでプレー出来るのは好感。18ホール・スループレーは関東のゴルフ場では珍しい。練習場は見事で芝の上から打てる。
レストランの雰囲気は良い。クラブ内にはコース内の乗馬、体験型農園、様々な自然体験が出来る教育の森が備わっている。
ジャック・ニクラス設計での他の日本のコースは、北海道クラシックGC、石岡GC、六甲国際GC(再設計)、ニューセント・アンドリュースGCジャパン、榛名の森CC、下関ゴールデンGC、三甲GC・ジャパン、神戸CC・神戸コース、ザ・トラディションGC、ニューキャピタルGC、セントクリークGC、オークモントGC、上総モナークCCなどがある。
プレー後夕食は、南麻布のこうもとで食べた。 |
1番 パー4 443ヤード (3)