セントクリーク ゴルフクラブ、東・西コース
St. Creek Golf Club (East & West Course)
コースデータ
所在地 愛知県
コース長 7036ヤード パー72
コースレート 75.0
プレー日 2022年6月27日
設計者 ジャック・ニクラス
オープン 1989年
キャディ あり
ゴルフカート あり
評価
総合評価
4.35
コースレイアウト
4
難易度
5
グリーンコンディション
5
フェアウェイコンディション
5
造形美、景観
4
満足度
4

丘陵コース。個性豊かな27ホールからなる戦略性の高い、アメリカンスタイルの本格チャンピオンシップコース。27ホール中、今回プレーした東・西コースがコースを代表する18ホールで、LPGAの試合でも使われている。視野に訴える造形で、FWは必ずしも広くなく、池やバンカーの位置も厳しい。好スコアへの道は、ショットの精度はもちろん、ポテトチップス型の起伏のあるグリーン上の攻略が大切。バンカーの形状などにも工夫を凝らし、プレーヤ―の錯覚を呼ぶような意図がうかがえる。グリーンは漫然とティショットを打ったのではグリーンの好位置には寄せにくい。グリーンいずれもかなりの大きさを持って、大胆で複雑なアンジュレーションがあり、グリーンセンター狙いではなく、同じ面に打てないとアプローチもパッティングも一気に難しくなる。グリーンの違う面からは3パット、4パットもありえる。設計者は違うがグランフィールズCC(静岡県)でのグリーン形状とコースの雰囲気に似ている。1997年、1999年、2021年に女子プロゴルフのトーナメントを開催。



8番グリーンからの景観

12番ティからの景観

18番、パー4、グリーン

スコアカード
 
4番 パー4 406ヤード

緩やかに打ち下ろしていくストレートホール。ティからグリーンまで左サイドにクリークが走る。グリーンは縦に長い2段状で、3個のバンカーにガードされている。

 

4番 パー4 406ヤード(3)

4番 パー4 406ヤード(2)

4番 パー4 406ヤード(1)
 
6番 パー3 183ヤード

6番 パー3 183ヤード
グリーンが横長ですり鉢状。グリーンの真ん中が凹んでいて、真ん中から左右のピンには段差が強い登り傾斜になる。グリーンの右サイドと奥に合計4個のバンカーが配されている。
 
7番 パー4 392ヤード

7番 パー4 392ヤード(2)

7番 パー4 392ヤード(1)
ティショットでOBになる谷が効いてくる名物ホール。ティショットは安全にFW左サイド狙いか、大胆な谷越えショットでショートカットを狙うかの選択がある。グリーンは右手前から左奥へ斜めに長く、左右にバンカー、グリーン右手前に窪んでいるラフがある。グリーンは3面あり、アンジュレーションが入り組んでいる。
 
8番 パー3 223ヤード

8番 パー3 223ヤード(2)

8番 パー3 223ヤード(1)
池越えの長いショート。グリーン右側はすぐ池で奥はバンカーでガードされている。安全に攻めるにはグリーン左サイド狙いが良い。グリーンは右に傾斜していて、真ん中にコブがある。。
 
9番 パー5 532ヤード

9番 パー5 532ヤード(3)

9番 パー5 532ヤード(2)
左ドッグレッグ。ティショットは打ち下ろしで、左サイドに大きなバンカーが効いてくる。バンカーの左から奥にかけてOBゾーンがある。セカンド地点からグリーンまでは打ち上げ。セカンドはクリーク越え。段差のある縦長の2段グリーンで、ピンが手前の段では左サイドのガードバンカーが効いてくる。
(ティショットの写真なし)
 
12番 パー3 210ヤード

12番 パー3 210ヤード(2)

12番 パー3 210ヤード(1)
グリーン右側に池が絡む打ち下ろしのショート。グリーンは横長で、奥の面の真ん中にバンカーが食い込んでいて、グリーンの左サイドにもバンカーがあり、手前から右サイドは池に面している。ピンがグリーン右サイドに切られると難度が増す。グリーンの傾斜は複雑。
 
13番 パー4 349ヤード

左ドッグレッグの短いミドル。ティショットは打ち下ろしでセカンドは打ち上げ。コースで唯一の2グリーン制。今回プレーした左手前のサブグリーンは砲台で横に細長く、左にバンカーが配されている。メイングリーンは右奥にあり、縦に細長い2段状。

 

メイングリーン

13番 パー4 349ヤード(2)

13番 パー4 349ヤード(1)
 
14番 パー5 510ヤード

14番 パー5 510ヤード(1)
山ぼストレートで2オン可能なロング。ティショットは強い打ち下ろしになり、FWは左サイドのOBゾーンは浅い。セカンドはクリーク越えになり、右サイドの小さな池、3個のバンカーと左サイドのクリークが絡んできて、落し所が狭い。セカンドでグリーンを狙う場合はグリーンすぐ横にOBゾーンがある。グリーンは11番との共有グリーンでこのホールのグリーンは縦長で強く受けていて、右サイドに大きなバンカーが配されている。 

11番とのダブルグリーン

14番 パー5 510ヤード(3)

14番 パー5 510ヤード(2)
 
15番 パー4 448ヤード

15番 パー4 448ヤード(2)

15番 パー4 448ヤード(1)
右ドッグレッグの難しいミドル。ティショットは打ち下ろしで、右サイドの7個のバンカー群、左サイドにOBゾーンがある。セカンドは緩やかな打ち上げ。グリーンは左手前から右奥に伸びている3段状で、絞られた花道の右側の10ヤードほど手前にバンカーが配されている。
 
16番 パー3 205ヤード

4つ連なる池の景観が美しいもう一つの名物ホール。距離があり池越えのプレッシャーがかかるショート。グリーンは受けていて、手前は池に面し、奥にバンカーがあり、左サイドのOBゾーンは浅い。

 

16番 パー3 205ヤード(3)

16番 パー3 205ヤード(2)

16番 パー3 205ヤード(1)
 
17番 パー5 595ヤード

左ドッグレッグの長いロング。ティショットは打ち下ろしで、左右にOB、右側に2個のバンカーがある。セカンド地点からグリーンまで打ち上げになり、セカンドはクリーク越え。グリーンは縦長で傾斜が入り組んでいる。

 

17番 パー5 595ヤード(3)

17番 パー5 595ヤード(2)

17番 パー5 595ヤード(1)
 
余談
名古屋市から東に55分、豊田市から北東に30分。メンバーコースだがビジターのプレーが平日は可能。

レストラン

ランチ


ロッカールーム

お風呂

ジャック・ニクラス設計の他の日本のコースは、北海道クラシックGC東京クラシッククラブ石岡GC六甲国際GC(再設計)、ニューセント・アンドリュースGCジャパン榛名の森CC下関ゴールデンGC三甲GC・ジャパン神戸CC・神戸コースザ・トラディションGCニューキャピタルGCセントクリークGCオークモントGCなどがある。

プレー日早朝、大阪市内から新幹線で名古屋駅に移動し、レンタカーを借りてゴルフ場に行った。