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全体的にフラットなシーサイドコース。FWは広めなので、ティショットは打ちやすいが、両脇に椰子の木、モンキーポッドの木、キアウェの木などが並ぶ。海風の影響を強く受け、適所の配された池、クリークと合計83個の深めのバンカーが効いていて、ドッグレッグホールも多用されているので、チャレンジングなコースに仕上がっている。2018年の改造後のグリーンの傾斜もよりシビアになっている。1960年代にホテル、住宅地への供給で、3つの海沿いホールを売却したのが少し残念。それでもセス・レイナー設計のシンボルになるレダン、ピアリッツ、パンチボールの各グリーン、ロードホール、ショートホールなどがコース内に上手く組み込まれている。
ゴルフ場のルールでプレーは4時間以内と決められているので、快適なリズムでプレーできる。レイアウトが易しいから早くプレーできるのでなくて、タフなコースでありながら、クラブ側がしっかりとスロープレーをさせないシステムにしているのは素晴らしい。トム・ドークが2017年から2018年にかけて、セス・レイナーのオリジナルの設計にできるだけ戻し、コースの魅力をより豊かにする改造を施した。1983年に青木功が日本人初のアメリカツアーでの優勝コースで、1965年から半世紀以上毎年PGAツアーが開催されている。PGAの試合ではOUTとINが逆になり、長さは7022ヤードから7125ヤードと長くなり、パー72からパー70の設定になる。
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海に向かって打つ美しいショート。グリーンは少し砲台で、左から右に傾斜している。左サイドと手前にバンカーが配され、奥のOBゾーンは浅い。このグリーンは2017年に改造された。
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セカンド地点から右に曲がる短いロング。ティショットでは左サイドの大きなバンカーが効いてくる。右コーナーには大きな木があり、セカンドで注意が必要。グリーンは砲台で強く受けていて、左右の4個のバンカーで守られている。
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強い左ドッグレッグ。ティショットではFWは狭く、左に木立が並び、右に2個のバンカーが待ち受ける。グリーンは縦に細長く、左右に5個のバンカーが配されている。グリーンの奥の“W”の形をした松がとても美しい。
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左手の海岸線に沿ってレイアウトされた名物ホール。グリーンは斜めに置かれた“レダングリーン”で、左サイドと右奥に深いバンカーが配されている。グリーン前部はフォールス・フロントになっている。 |
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セカンド地点から強く左に曲がるロング。ティショットでは左サイドに3個のバンカーがある。グリーンは斜めの形状の強い砲台で、左手前の深いバンカーと右奥のバンカーでガードされている。
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左ドッグレッグ。ティショットではFWはタイトで、左の池、右の2個のバンカーが効いている。グリーンは受けていて、左右は深いバンカーでガードされている。 |
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真ん中が凹んだ砲台の“ピアリッツグリーン”で50ヤードの奥行きがある。グリーンの左サイドに3個、右サイドに1個のバンカーがある。2017年にグリーンはより大きくされた。 |
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やや左ドッグレッグの長いミドル。ティショットでは左右のバンカーが効いていて、FWはタイト。グリーンは左サイドが大きく下った左右の2段グリーンで、右手前は大きなバンカーでガードされている。‟パンチボール”グリーンで、2017年の改造での新しいグリーン。
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“ショート”ホール。左右の2段の砲台グリーン。グリーン手前と奥をバンカーでガードされている。
(写真なし)
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ストレートの少し短いロング。ティショットでは右サイドにウォータ―ハザード、左右にバンカーがある。左バンカーは特に大きくて、FW幅を狭くしている。セカンドでは左右のOBラインは浅い。グリーンは受けていて、手前と左サイドにバンカーが配されている
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ワイキキから東に15分、空港から南東に20分。プライベートクラブでメンバー同伴が必要。
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2番 パー3 194ヤード(2)