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ほぼフラットな林間コース。いろいろなクラシック理論を存分に取り入れた名コース設計。各ホール個性的だが、もっと感動するのは18ホールの流れ。楽しみながら快適にプレーできると同時に、喧騒が全くない場所なので森林浴をしながら散歩しているような爽快感もある。グリーンは円形か長方形なのはユニーク。1998年にトム・ドークがグリーンをオリジナルに改造。ストレートホールが多いのが少し残念だが、他のセスナ―設計のコース、例えばフィッシャーズ・アイランドCとかイエールGCではあまり見かけなかったFWバンカーが、イーマンズ・ホールでは多用されていて、ストレートホールでもチャレンジングなホールが多い。グリーン形状は全て変化がありプレーヤーを飽きさせない。イーマンズ・ホールは何度も何度もプレーしたいコースと言える。
スコアカード
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ホール名:プラトー ほぼストレート。グリーンの手前80ヤードから緩やかな打ち下ろし。グリーンの左サイドにハザード、右サイドに3個のバンカーが配されている。ホールの名前がプラトー(砲台)で、これは砲台グリーンという意味合いでなく、グリーン上にプラトーの箇所があるとのこと。このグリーンは3個のブラトーが施されている。
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右ホール名:レヴェン 左ドッグレッグ。ティショットでは左に林、右に3個のFWバンカーがあり、ドローボールで攻めるのがベスト。やや砲台グリーンで、グリーンは少し右傾斜。レヴェンとはスコットランドのある街の名前。勇気をもってヒロイックなショットを打つと報われることになるホールを言う。 |
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ホール名:ショート 短いショートで4個のバンカーで囲まれている。グリーンは微妙なアンジュレーションがある。このホール名はパー3を意味するのでなく、短いパー3のこと。グリーンに乗ってもアンジュレーションがあり3パットのリスクがある、距離が短いが手強いパー3でパットの技量が要求されるホール。通常グリーンはバンカーに囲まれている。この理論を進化させたのが1981年のピートダイで、TPCソーグラスの17番で短いショートのグリーンをバンカーで囲む代わりに池に囲ませた。
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左ドッグレッグ。ティショットでは左に林、右に3個のFWバンカーがあり、ドローボールで攻めるのがベスト。やや砲台グリーンで、グリーンは少し右傾斜。レヴェンとはスコットランドのある街の名前。勇気をもってヒロイックなショットを打つと報われることになるホールを言う。 |
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ホール名:レダン グリーンは斜めの長方形の形状で、右手前から左奥に伸びていると同時に急傾斜。グリーンの左サイドに深いガードバンカーがあり、その左はハザードになる。グリーンの奥にも3個のバンカーがある。グリーン上の右手前に打ち、ボールを傾斜で転がしていくのが良い戦略。ゴルフマガジン2000年度(最新版)世界ベスト500ホールに選ばれている。このレダン・グリーンはノースベリックGCの15番ホールがオリジナルで、世界で最も模倣されているグリーン。 |
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ホール名:クリーク ストートの緩やかな打ち下ろし。ティショットでは左か林が迫っていて、右にもFWバンカーが2個あり、落し所が狭い。グリーンは長方形でグリーンの右に1個のガードバンカーがあり、奥に川が流れる。グリーンの奥に川が流れるのでクリークと名付けられている。
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ホール名:ケープ ストレートホール。ティショットでは左右にFWバンカーがあり、右のバンカーが効いてくる。グリーンは砲台で左右は深いバンカーでガードされている。強く受けている2段グリーン。ケープ・ホールは通常強いドッグレッグでティショットはハザード越えのホールを指すが、なぜこのホールがケープか理解できなかったが、プレーして楽しいホールだった。 |
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ホール名:メイデン ストレートホール。ティショットはやや打ち下ろしで、セカンドは緩やかな打ち上げ。砲台の受けグリーンで、左に細長いバンカー、右手前に1個のポットバンカーが配されている。グリーンの後部に2つのマウンドが施されている。メイデンとは乙女のことで、グリーンの形状のことを指す。突起物がグリーン上にあり2パットで上がるのが難しい。 |
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ホール名:エデン 砲台グリーンでグリーン左傾斜。グリーン左右と奥にバンカーが配されている。エデン・ホールとは設計者がミドルアイアンを使わせグリーンを狙わせる距離のショート。プレーヤーのアイアンの技量を試すホール。
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ホール名:ノウル ストレートホール。ティショットはやや打ち下ろし。セカンド地点からはグリーン面は見えないが、グリーンに近づくにつれグリーンとグリーン周りの造形美を味わえる。グリーンは強い砲台で、奥行きが43ヤードあり、受けている。左右のバードバンカーはとても深い。ノウルの定義は小さな丘で、FWからグリーンは高く上がっていてグリーン面が見えない強い砲台グリーンを持つのをノウル・ホールと言う。
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ホール名:リド 左ドッグレッグの難ホール。ティショットは緩やかな打ち下ろし。グリーンはほぼ正方形で、右サイドに2個、左サイドに3個のガードバンカーが配されている。グリーンは受けていて、真ん中に大きなコブがある。セス・レイナーとC.B.マクドナルドの共同設計で現存しないニューヨーク州のリドGCの6番ホール、とても長いミドルでドッグレッグホールのことと思われる。このリドGC復活をイメージしてタイのバンコクでギル・ハンス設計により造られる2020年オープン予定のバンラカットクラブがある。 |
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ホール名:ピアリッツ 長いショート。ピアリッツとは、距離の長いパー3において、縦長のグリーンの中央部分を窪んだ溝が走ってグリーンを二つに分断していることを特徴としたホールのことを言う。今回のプレーでは前の面はグリーンではなくて、FW扱い。通常のどちら面も溝もグリーン扱いなら、長さが80ヤードを越える巨大な長方形のグリーンになる。前の面も後ろの面も左右にバンカーが配され、合計4個の大きいバンカーにガードされている。グリーンの真ん中に細長い窪みが横切り、2つのグリーン面を形成する。
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ホール名:パンチボール ストレートホール。グリーンの手前と左右にバンカーがある。グリーンはほぼ円形で、受けながら左傾斜。パンチボールとはグリーンの一部がすり鉢状になっていること。パンチボールとはイギリスで使われる英語で野菜を水切りするザルのこと。真ん中にかけて凹んでいるので、グリーン脇にボールが飛んでも傾斜で真ん中あたりに転がってくれるグリーンを言う。
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プラトーグリーン