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緩やかな傾斜があるパークランドコース。100年の歴史がある、冬の避寒地の隠れ家的なコース。メンバーの大半はニューヨーク、シカゴなど冬が寒い所から来ている富裕層。セス・レイナーのテンプレート・ホールとしてのダブル・ブラトー、アルプス、ピアリッツ、レダン、パンチボール、ショート、エデンがふんだんに使われ、18ホールの流れが素晴らしい。ほとんどのグリーンは正方形で、長方形のバンカーも多い。クラシックなコースで、距離はあまり長くないが、魅力に溢れたコースト言える。
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ホール名:ダブルプラトー ストレートのやや短いミドル。ティショットでは左右に木立と左にバンカーがある。グリーンは左右のバンカーと、奥は長方形のグリーンの長さと同じバンカーでガードされている。ホールの名前がプラトー(砲台)で、これは砲台グリーンという意味合いでなく、グリーン上にプラトーの箇所があるとのこと。このグリーンは2個のブラトーが施されている。グリーンの傾斜も右後方から左手前に傾斜していて、ピンまでの距離が長いと2個のプラトーと全体的な傾斜で3パットのリスクがある。 |
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ホール名:ピアリッツ 長いショート。ピアリッツとは、距離の長いパー3において、縦長のグリーンの中央部分を窪んだ溝が走ってグリーンを二つに分断していることを特徴としたホールのことを言う。このグリーンの溝の縦幅は1メートルほどある。長さが70、80ヤードほどある巨大な長方形のグリーンになる。前の面も後ろの面も左右にバンカーが配され、合計4個の大きいバンカーにガードされている。ピン位置に寄っては距離が相当変わってくる。プレーしてとても面白いホール。
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ホール名:ゲート・レイク 左ドッグレッグ。ティショットはゲート・レイク越えで、右のバンンカーと木立が効いてくる。グリーンは前面以外はバンカーで囲まれている。
(セカンド地点からの写真なし)
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ホール名:ロード ストレートの短いミドル。ティショットではFWは広いが、FWの半分の横幅のバンカーが右サイドから横たわる。ロングヒッターは個のバンカーをキャリーで越えるが、通常は効いてくる。グリーンの左サイドにバンカーと池がある。グリーンは横に長く、右サイドから奥に道路(ロード)が抜けている。セントアンドリュース・オールドコースの17番のロードホールが見本。
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ホール名:レイナ― ストレートの距離のあるロング。ティショットは池越えで、左サイドに1個、右サイドに2個のバンカーは避けなければならない。1つ前の青ティ519ヤードからは、池に囲まれたアイランド・ティグランド。グリーンは右に振られて、手前は大きなバンカーと池が配されている。受けグリーン。
(ティグランドからの写真なし) |
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ホール名:アップ 緩やかな打ち上げで、右ドッグレッグの難しいミドル。ティショットでは左右に3個のバンカーがあるが、右サイドのバンカーは簡単に越えていく。グリーンは砲台で、右サイドはバンカーでガードされている。 |
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ホール名:レダン グリーンは斜めの長方形の形状で、右手前から左奥に伸びていると同時に急傾斜。グリーンの手前と左サイドと奥にバンカーがある。グリーン上の右手前に打ち、ボールを傾斜で転がしていくのが良い戦略。このレダン・グリーンはノースベリックGCの15番ホールがオリジナルで、世界で最も模倣されているグリーン。 |
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ホール名:パンチボール ストレートの短いミドル。ティショットでは右手にクリークと木立があり、左手にバンカーが配されている。グリーンは左サイドの大きなバンカーと右サイドの小さなバンカーでガードされている。グリーンは左からの傾斜が強いパンチボールグリーン。パンチボールとはグリーンの一部がすり鉢状になっていること。パンチボールはイギリスで使われる英語で野菜を水切りするザルのこと。真ん中にかけて凹んでいるので、グリーン脇にボールが飛んでも傾斜で真ん中あたりに転がってくれるグリーンを言う。
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ホール名:エデン グリーンは3個のバンカーでガードされている。グリーン奥の池が美しい。エデン・ホールとは設計者がミドルアイアンを使わせグリーンを狙わせる距離のショート。プレーヤーのアイアンの技量を試すホール。 |
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ホール名:コロニーハウス 強い左ドッグレッグの打ち上げ。ティショットは小さな池を部分的に越えて、広いFWに打っていく。左右に5個のバンカーが配されている。コロニーハウスの前に佇むグリーンは横長で、真ん中が凹んでいながら、しかも受けている。
(ティグランドからの写真なし)
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1番 パー4 365ヤード(2)