山間の風光明媚な地形に上手に造られた、起伏にと変化に富んだコース。うねったフェアウェイ、ポテトチップグリーン、深めのバンカー、大きな池など、設計者のピート・ダイの罠がたくさん待ち構えている。特にすばらしいのは、4つのショートホールで、全てが戦略的でプレーして楽しい。コース名のメープルポイントはカエデ、モミジの場所という意味。惜しみらくは、距離表示が少しいい加減なホールが多くあり、特に9番のミドルがひどかった。表示461ヤードだが、実測は50ヤード短い410ヤード前後である。また、全体的に打ち下ろしのホールが多く、表示の7101ヤードよりも400ヤードほど短く感じる。
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左ドッグレッグ。正面のフェアウェイバンカーには270ヤードのティショットで届く。また、フェウェイ左サイドを深くて長いバンカーがガードしている。セカンドは緩やかな打ち下ろし。グリーン周りを豊かな樹木を囲んでいるかのように見えて、とても印象的。 |
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グリーン右にクリークが流れるパー3。グリーンは縦に細長い。 |
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ストレートなホール。タイトなフェアウェイの右は深いバンカー、左は林でガードされているので、ティショットが難しい。グリーン背後に聳え立つ小山は絶景。この山に吸い込まれるような雰囲気がある。自然の景観と調和が素晴らしいホール。
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距離の長いショートホール。グリーン左サイドを囲んでいる、深いバンカーがプレッシャーになる |
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グリーン左半分をバンカーと池がガードしているショートホール。バンカーの白砂と心持ち青い池のコントラストが印象美を強調している。 |
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打ち下ろしの、やや右ドッグレッグ。このホールもフェアウェイは決して広くない。グリーンは縦長。 |
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美しいショートホール。グリーン右に池、左にバンカーが待ち構えている。グリーン背後のクラブハウスを望みながらのティショットになる。 |
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やや右ドッグレッグの豪快な打ち下ろし。グリーンは最後で更に右に振られている。特にセカンドショットの打ち下ろしは40ヤードほどあるので、ロングヒッターは2オン可能。グリーン手前100ヤードのフェアウェイからグリーン奥まで、右側は池に面する。セカンドショットを刻むにしても、右の池、左のバンカーが絶妙に効いているので、難しいショットになる。 |
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東京都心から車で70分。 クラブハウス、レストランはゴシック調の豪華な造りで、高級感たっぷり。チェックイン、チェックアウトも着席スタイル。コース内にはいろいろな花々が植えられていた。フルバックの黒ティでプレーするには、キャディマスターにハンディキャップの申請する必要がある。
ゴルフクラシック誌主催2002年日本ゴルフコースランキングでは74位に選ばれている。ピート・ダイ、ペリー・ダイ、ダイ・デザイン社設計の他の日本でのコースは、セントレイクスGC、かんなみスプリングスCC、ホワイトバーチCC、ゴールデンレイクスCC、オリンピックススタッフ・都賀、きみさらずGL、成田ヒルズGC、ミッションヒルズCC、ヴィレッジクラブ・大子、いわせロイヤルGC・いわせコース、札幌ベイGCなどがある。アジアではシンガポールのラグ-ナナショナルG&C、中国の西海岸GC、タイのスパプルックGC、カオキオGC、タイムアンビーチG&M、ザ・カオチャゴークG&CC、マレーシアのポレシアCC、フィリピンのイーグルリッジG&CC・アンディ・ダイコース、インドネシアのチプトラG&FC、韓国のウージョン・ヒルズCCなどがある。
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グリーンから望む2番ホール