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山を背にして、アモイ島を臨む海岸線にレイアウトされた、シーサイドコース。海を望む山の斜面に広がり、アモイ島のビル群を一望できる風光明媚なロケーションにある。海を臨むホールあり、断崖に面したホールある一方で丘陵コース風のホールや林にセパレートされた林間風ホールがあるなど変化に富んでいる。池と海岸線の配置が巧みで戦略性は高い。
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左はOBゾーンで距離のあるパー4。ティーショット落下地点から下り坂になっている。セカンドはクリーク越えの斜面にあるグリーンへの打ち下ろしとなる。 |
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打ち下ろしで入り江に向かって打っていく。グリーン手前のバンカーと左のスロープが効いている。グリーン横には、“福建省の木”と言われている樹齢550年の榕木が聳え、存在感がある。
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ストレートなパー5で、グリーンは少し左に振られている。左サイドはティからグリーンまでOBが続き、フェアウェイはうねっている。ロングヒッターは2オン可能だが、グリーンすぐ左にOBラインが迫っているので、セカンドショットが少しでもフックすると大きなトラブルになるので、安全にグリーン手前に刻むか、2オンを狙うかの決断をしなければならない。
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大きな池を巻くように直角に曲る右ドッグレッグ。池越えのショートカットを誘うように、230ヤード辺りのフェアウェイが広く突き出ている。ここに飛ばせば、2オンも可能でそこから、グリーンまでは200ヤード前後。ただ、左はOB、右にはハザードが迫っており、緊張を強いられるセカンドショットになる。3オン狙いで刻むにしても正確なアイアンショットが必要。
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左に海を臨む、崖の上のストレートホール。風が強いホールでティショットは、左に断崖絶壁のOBゾーンがありフェアウェイ右狙いが安全。グリーンは少し砲台で、傾斜の強い受けグリーン。 |
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ほぼストレートなパー4。グリーン手前のフェアウェイ右半分に池が食い込み、左側が海岸線に沿ってOBゾーンとなっていて、フェアウェイが狭く見え圧迫感がある。 |
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| | グリーン左にはウォーターハザードがあるショートホール。グリーン右のバンカーが良く効いている。
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車でアモイ市内から20分、空港から30分。アモイ市がある島にはゴルフ場がない。全てのゴルフ場は島とは対岸の内陸にある。9ホールに照明施設があり、夜間のプレーが可能。私は香港からの飛行機で友人らは東京からの飛行機でどちらも午後2時頃にアモイの飛行場に’到着。その後18ホール問題なくプレーできた。
紫荊花(中国広東省に多い)を始めいろいろな種類のユニークな草花を鑑賞できる。 もともとは全長6954ヤードあるコースだが、最長の黒ティも置いていなく、メンバーでも使わせないので、実際には約500ヤード短い、青ティの6485ヤードからしか打てない。コースレートも73.7から71.6になる。ほとんどのパー4でセカンドショットがウエッジからショートアイアンになるのが、少し残念だった。シングルハンディのプレーヤーには黒ティを開放すべきだと思う。
アジアでの他のロナルド・フリーム設計コースは、シンガポールではセントーサGC・セラポンコース、マレーシアではサウジャナG&CC、アワナGC、ケラブ・ゴルフ・パーキッドマタン・アワム(KGPA)、カラムブナイRGC、パームリゾートG&CC・ケンパカコース、ダマイ・ラウトG&CC、タイではマウンテン・シャドーGC、ウィンドソアーパーク&GC、パンヤインドラGC、韓国ではアシアーナCC、ザ・クラブ・アット・ナインブリッジズ、日本ではボナリ高原GC、ハッピーバレーGC、大村湾CC・ニューコース、パームヒルズGR、中国では天津華納国際GC、オリエントアモイ(東方厦門)GCC、大上海国際G&HR、ブルネイではロイヤルブルネイCC、パンタイ・メントリGCがある。
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グリーンから望む2番ホール