JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部
JFE Setonaikai Golf Club

コースデータ
所在地岡山県
コース長6904ヤード  パー72
コースレート72.8
プレー日2007年11月26日
設計者加藤俊介
オープン1991年
キャディあり
ゴルフカートあり
評価
総合評価
4.10
コースレイアウト
4
難易度
4
グリーンコンディション
5
フェアウェイコンディション
5
造形美、景観
3
 

海の近くのリンクスコース。埋立地に造成されフラットなコースには、至る所に大小様々なコブが点在し、フェアウェイは押し寄せる波のようにうねっている。埋立地であるため地形が刻々と変化し、オープンした16年前と比べて、フェアウェイが1番ホールのように、1メートルも隆起したり、沈んだりしているホールもある。グリーンが難しいのと、パー3はチャレンジングなホールが多いが、全体的にOBが無く、フェアウェイが比較的広く、ラフも刈っているので好スコアーが望める。しかし瀬戸内海からの海風が強い日には難易度は相当高くなる。日本では珍しいリンクススタイルのコースを味わうことが出来る。1998年から2006年まで男子プロ-全英への道-ミズノオープン開催コース。



クラブハウスからの景観

奥に下っている2番グリーン

11番、富士山に見立てたマウンド

 
5番 パー4  388ヤード
やや左ドッグレッグのミドル。左に池がありグリーンまで続くので右狙いが良い。ティーから260ヤード先の右側にフェアウェイバンカーがある。グリーンの左はバンカーでガードされている。グリーンは左傾斜。
 

5番 パー4 388ヤード(3)

5番 パー4 388ヤード(2)

5番 パー4 388ヤード(1)
 
6番 パー5  519ヤード
ストレートのロング。セカンド地点からグリーン近くまで、ドライクリークがS字に走っているので、セカンドショットの落とし所が勝負のポイント。グリーンは少し砲台になり、左のガードバンカーは深いので注意が必要。
 

6番 パー5 519ヤード(3)

6番 パー5 519ヤード(2)

6番 パー5 519ヤード(1)
 
8番 パー3  213ヤード

8番 パー3 213ヤード(2)

8番 パー3 213ヤード(1)
距離のあるショート。横長のグリーンの前面はバンカー、後面は池でガードされている。グリーンは3段なので、ボールがピンから遠いとパットが難しくなる。
 
9番 パー4 440ヤード
右ドッグレッグの距離のあるミドル。コースなりに続く池のどこを越えていくかは、プレーヤーの技量と風の向きで決断しなければならない。ティーショットが成功すれば、セカンドはそれほど難しくない。
 

9番 パー4 440ヤード(3)

9番 パー4 440ヤード(2)

9番 パー4 440ヤード(1)
 
13番  パー4 399ヤード
右ドッグレッグのミドル。ティーショットは池越え。グリーンは縦に細長く、左はバンカーでガードされている。
 

13番 パー4 399ヤード(3)

13番 パー4 399ヤード(2)

13番 パー4 399ヤード(1)
 
14番  パー3 232ヤード

14番 パー3 232ヤード(2)

14番 パー3 232ヤード(1)
距離のあるショート。グリーンは砲台で縦長。アゲインストの風が良く吹くので、表示距離よりも長くなる。
 
16番 パー3 193ヤード
名物ホール。池越え、ビーチバンカーが越えのショート。グリーンは横長で右に傾斜しており、アンジュレーションがきつい。
 

16番横から望むグリーン

16番 パー3 193ヤード(2)

16番 パー3 193ヤード(1)
 
18番  パー5 536ヤード

18番真ん中のマウンド

ストレートのロング。左に池が続き、フェアウェイは狭い。グリーン中央に大きなマウンドがあり、サードショットはマウンドをまたがないようにピンの近くに落としたい。このマウンドはオープン当初は無くてフラットだったが、マウンド周りのグリーンが沈下したために出来たのである。自然の力はすごい。


18番 パー5 536ヤード(3)

18番 パー5 536ヤード(2)

18番 パー5 536ヤード(1)
 
余談

あひる
岡山市より車で1時間、福山市より車で30分、広島市より車で1時間30分。ビジターだけの予約は可能。キャディのレベルは高いという評判。サウナ付き。天丼と鯛茶漬けは美味しかった。

バックティーの青ティーからのプレーは、バックティー開放日かメンバー同伴で合計ハンディが40以下の場合に限られる。このコースは7162ヤード、コースレート74.0のチャンピオンシップティーがあり、同クラブの4大競技会にしか解放されていない。また2006年でのプロの試合は7391ヤードに延長され、しかもラフが10センチ以上と相当手強いコースだったようだ。



レストラン

鯛茶漬け

天丼

クラブハウスの前の池にいるアヒルはプロのトーナメントの時に歩行中のあるプロのズボンを噛んで離さなかったようだ。実際そのプロはアヒルの噛まれたプロをして翌朝の新聞に載ったようだ。

ゴルフスタイル主催2005年度日本ゴルフコースランキングでは46位。他の加藤俊介設計のコースは太平洋クラブ・御殿場コース、ウェストコース、軽井沢コース、相模コース、高原コース、市原コース、益子コースアクアラインGC東条GC阪奈GC野母崎GCザ・ゴルフクラブ竜ヶ崎九州GC・八幡コース野母崎GCなどがある。片山津GC・白山コース加賀コースの改造も手がけている。海外では台湾の棕梠湖CC永漢GC、立益GC、中国のトムソン上海浦東GC、韓国の清州CC、ロードランドG&Vも彼の設計。