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東播州の丘陵地に展開するほぼフラットなコース。コース内から鉄塔や住宅などの人工物が全く目に入らず、周囲の山々をコースの借景として上手く取り入れている。距離的には少し短めだが、長いホールはしっかりドライバーが振れて、短いホールは随所に罠が仕掛けられているので、頭脳プレーと精度が要求される。FWは広いもののラフは深くメリハリが効いている。池が絡むのは8ホールあり、バンカーの合計は32と少ないが、グリーン周りはグラスバンカーが多く配置されている。グリーンは総じて大きく、アンジュレーションが複雑。
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ほぼストレートの難しいミドル。ティショットはなだらかな打ち下ろしで、280ヤード先から右の池がFWに迫り出していてFWは極端に狭くなる。池を気にして左に逃げると林が邪魔でセカンドが狙いにくい。池の手前に刻めば安全だが、グリーンまで距離が残り、2オンが難しくなる。セカンドはやや打ち上げ。グリーン右手前にグラスバンカーがあり、グリーン中央は尾根が走り馬の背になっている。 |
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森の中にグリーンがある打ち下ろしで距離があるショート。グリーンは横に長く、手前のバンカー。右手前のバンカーと右手の池にガードされている。グリーンは中央にマウンドがあり一番高く、そこから左右と手前に下っている。 |
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名物ホールで、ほぼストレートの短いミドル。レギュラーティから294ヤードでロングヒッターはワンオンチャレンジができる。ティショットでは右サイド2個の小さなバンカーには210ヤード、グリーン手前の大きくて深いバンカーには260ヤードで届き、右サイドのOBゾーンは浅く、FWは狭い。グリーンは横に長く奥行きがあまりなく、微妙な傾斜が施されている。ティショットで刻むかドライバーを使うかなどでいろいろな攻め方のオプションがあるホール。
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やや右に曲がってやや左に曲がる長いロング。FWは広くてフラット。ティショットではロングヒッターは左の池と右の縦に長いバンカーが効いてくる。セカンドは左サイドにブラインドのグラスバンカーがある。グリーンは縦に細長い段差のきつい2段形状で、ピン位置が奥の段はより難しいホールになる。グリーンの奥の段は急な左傾斜。 |
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FWはセカンド地点から少し蛇行しているが、ほぼストレートのタフなミドル。ティショットは池越えで、右サイドにバンカーがあり、そのバンカーを越えるとFWはタイトになる。セカンドはやや打ち上げ。グリーンは小さめで受けていて、手前に縦に程長いバンカーが配されている。
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ほぼストレートのチャレンジングなミドル。ティショットではFWは狭く左右のOBゾーンは浅い。狙い目は右の山裾が良い。セカンドは打ち上げ。グリーンは大きく縦長の2段形状で。2つの大きなグラスバンカーに花道以外は囲まれている。 |
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やや左ドッグレッグ。ティショットは少し打ち下ろしの谷越えで、FW右半分狙いが良い。グリーンは縦に細長く強く受けていて、左サイドに2個、左手前と奥に1個のバンカーと右サイドにグラスバンカーが配されている。 |
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左のOBゾーンが浅く、左サイドに大きなバンカーが配されている。グリーンは右奥が上段、右手前は中段、左奥が下段の3段グリーン。最大高低差が1.5メートルもある名物グリーン。 |
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右ドッグレッグの2オン可能な短めのロング。ティショットは豪快な打ち下ろしで、250ヤード先からはFWが途切れてラフになっている。またFW右サイドにつけてしまうとつま先上がりのライがきつくてピン方向に打つのが難しくなるので、左サイドにつけるのがポイント。正面谷底のラフまで飛べば、セカンドでグリーンが狙える。セカンドでは右に池と崖がありFWは狭い。グリーンの右サイドと奥は池に囲まれ、グリーンはとても大きく強く受けていて、右手前と左奥にもバンカーがある。
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神戸市からほぼ北に50分、大阪市から北西に1時間。ビジターのプレーは可能。
他の加藤俊輔設計コースは、太平洋クラブ・御殿場コース、ウェストコース、軽井沢コース、相模コース、高原コース、市原コース、益子コース、JFE瀬戸内海GC、ザ・ゴルフクラブ竜ヶ崎、阪奈GC、九州GC・八幡コース、野母崎GC、アクアラインGCなどがある。片山津GC・白山コース、加賀コースの改造も手がけている。海外では台湾の棕梠湖CC、永漢GC、立益GC、中国のトムソン(湯臣)上海浦東GC、韓国の清州CC、ロードランドG&Vも彼の設計。
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2番 パー4 446ヤード(2)