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ワールドクラシックとマスターズの2コースを擁し、マスターズコースは2002年から2007年のヨーロッパツアーを開催したので以前から有名だったが、一方で1993年にオープンして平凡なレイアウトだったクラシックコースは名前をワールドクラシックコースに変え、3年をかけて2010年に大改造された。距離が6700ヤードから7471ヤードと大幅に伸び、コースレートも71.2から76.9とアジアでも有数の超難コースに変身した。100個以上のバンカーと1つの川、5個の人工池、多数の100ヤード以上の長さがある砂地の荒地(ウェイストエリア)がコースをより手強くしている。
2011年に改造されたコースはあまりにも難しくて、不必要なマウンドもかなりあったで、2017年にマウンドを削るなどの再改造がなされ、ルーティングの変更と、新しい2ホールが新設され、以前よりプレーしやすくなっている。ロイヤル・ツルーンのポステージスタンプのグリーン、シネコックヒルズの16番ホール、TPCソーグラスの17番アイランド・グリーン、オークモントなどの世界中の有名なホールに触発されて設計したと言われている。オリジナルをプレーしたことがある人は「模倣」が面白いと感じるであろう。
2004年7月プレー時の改造前のクラシックコース
スコアカード
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直角に左に曲がるミドル。ティからグリーンまで左サイドは砂地の荒地が続く。ティショットは荒地越え。ティショット、セカンドともに左サイドに配された荒地が効いてくる。グリーンは傾斜が緩やかな2段形状で、右サイドと奥に3個の小さなバンカーも配されている。 |
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右ドッグレッグの長いミドル。ティショットは川越えで、FWはタイト。グリーンは縦長の砲台で、強く受けながら真ん中に尾根が横切る。グリーン周りには5個のバンカーがあり、右サイドのバンカーはとても深い。
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右に曲がってからやや左に曲がるクランク状のダブルドッグレッグ。ティショットは川越で右サイドは荒地になる。セカンドではFWは狭く左サイドに荒地が配されている。グリーンの左右はバンカーでガードされている。シネコックヒルズの16番ホールをイメージしたホール。
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やや左ドッグレッグ。ティショットでは左サイドは池で、右サイドはOBゾーンがありFWはタイト。セカンドはやや打ち上げ。グリーンは縦に細長い。 |
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ティショット、セカンドともストレートで、サード地点から少し左に曲がっている。ティショットでは左に池があるが、FWは広い。セカンドは左サイドの縦に長い砂地の荒地が効いてくる。2オンを狙うロングヒッターはグリーン左の池とグリーンの50ヤードほど手前にあるクロスバンカーも効いてくる。グリーンは斜めに細長く、右手前から左奥に伸びている。
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ほぼストレートだがユニークなミドル。ティショットでは左手前と右奥の2つのFWに分かれていて、アベレージヒッターは池の手前になる左サイドのFWで、セカンドは部分的な池越えでグリーン手前から左サイドの池が効いてくる。ロングヒッターは荒地越えの右サイドのFW狙いが良い。グリーンの左サイドに池と、グリーン周りに7個のバンカーが配されている。
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右ドッグレッグの長くて難しいミドル。ティショットは川越えで、右サイドの池が効いてくる。グリーンは砲台で受けながら2個のコブもあり、右サイドと右手前は4個のバンカーでガードされている。
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やや左ドッグレッグで砂地の荒地がFWの全ての左サイドに面している。ティショットは荒地越え。グリーンは横長の砲台で、3個の小さいバンカーでガードされている。
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右ドッグレッグの長いロング。このホールはFWの全ての右サイドとグイリーンの右サイドは砂地の荒地に接していて、各ショットで効いてくる。ティショットでは右サイドに池とクリークも配されている。セカンドでは左サイドに3個のバンカーがある。グリーンの左サイドにも2個の小さいバンカーがあり、グリーンの真ん中に尾根が走り、真ん中から左右に少し下っている。
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名物ホールでアイランド・グリーンのショート。グリーンは奥が高い3段形状で、右手前にバンカーが配されている。TPCソーグラスの17番アイランド・グリーンを模倣したホール。 |
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右ドッグレッグの長くてタフなミドル。ティショットでは左右に高低差で分けられたどちらも狭いFWがあり、低い右FWはより直線的なホールで距離が短くなるが、右サイドの池が効いてくる。高い左FWは遠回りになる。グリーンは縦に細長く、右サイドは池に面している。グリーンは受けながら3個のコブもある。
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1番 パー4 417ヤード(2)