|
多少の高低差があるヒースランドコース。1895年がクラブ設立で、1912年ハリー・コルトが最初に造ったが、1920年代中頃にジェームズ・ブレイドが大改造を施したので、コルトでなくてブレイド作のコースになっている。その後の100年近くは新たなティの新設で距離が長くて、グリーンを大きくしただけ、松の木々が成長して大きくなった以外はコースの変化はない。それでもゴルファーの技量が試されるチャンピオンシップコースなのは、ブレイド設計の良さに尽きる。
最初の4ホールは松が少なく、オープンで視界は広がる。INの9ホールは両サイドに松林が並び、隣のホールが木立の隙間から見えるホールもあるが、各ホール独立感がある。OUTはINより長くて難しい。5個あるパー3は7番ホールをはじめ印象的なホールが多い。グリーンは形状も整備も良く、バンカーはFWでもグリーン周りでも戦略的に配され、ヘザーがよく効いているホールが多い。
|
|
|
右ドッグレッグ。ティショットではFWは左右5個のバンカーとラフでガードされている。グリーンはほぼ円形で、左サイドと右手前にバンカー、右サイドにヘザーのブッシュがある。 |
|
|
クラブハウスを正面に見ながらのフェスキュー越えの打ち下ろし。グリーンはほぼ円形で4個のバンカーに囲まれている。 |
|
|
ほぼストレートで少し短いロング。ティショットはセミブラインドの打ち下ろしでセカンドは強い打ち上げになり、グリーンの60ヤードと80ヤード手前にある左右のバンカーが効いてきて、落し所が狭い。グリーンは縦に44ヤードと長く、両サイド手前にバンカーがある。
|
|
|
|
|
名物ホールで少し打ち下ろしの短いショート。グリーンは縦に細長く5個のバンカーで囲まれている。グリーンは手前から奥に下っている。短いホールだがグリーンの横幅が12、3ヤードしかなく、グリーンを外せば左右のバンカーに捕まる。 |
|
|
やや打ち上げのチャレンジングなショート。グリーンは縦に細長く、5個のバンカーで囲まれている。グリーンの奥行きは44ヤードある2段形状。 |
|
|
やや右ドッグレッグの緩やかな打ち下ろし。ティショットではFWはタイトで左右にラフ、右サイドに1個のバンカーがある。グリーンの左右はバンカーでガードされ、グリーンは少し右に傾斜している。 |
|
|
左ドッグレッグ。ティショットはブラインドのやや打ち上げ。セカンドはやや打ち下ろし。グリーンは縦に長く、左サイドと右手前にバンカーが配され、グリーン右サイドから奥は木立で囲まれている。 |
|
|
左ドッグレッグの難ホール。ティショットは緩やかな打ち下ろしで、左右に深いラフと木立がありFWはタイト。セカンドは少し打ち上げ。グリーンは2個のバンカーと6個のマウンドで囲まれている。受けグリーン。 |
|
|
やや左ドッグレッグの長くてタフなミドル。ティショットでは右サイドのFWバンカーが効いてくる。セカンドは打ち上げ。グリーンの50ヤードほど手前左右にクロスバンカーが2個配され、(498ヤードのティからのセカンドで効いてくる)グリーンの左右はバンカーでガードされている。通常のメンバーティは498ヤードの長さの易しいパー5になるが、それでも素晴らしいホール。
|
|
|
|
|
|
2番 パー4 391ヤード(2)