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ヒースランドの趣が多少あるリンクスコース。1907年に鉄道とリバプールから北上する基幹道路の間のリンクスランドに18ホールがジョージ・ロウにより造られた。1922年に地方議会の決定により、コース内を通ってサウスポートに行くもう一つの道路を造ることになり6ホールが使えなくなった。幸運なことに代替地が見つかり、ジェームズ・ブレイドが呼ばれ、1924年までに6ホールの新しいホールの設計と既存の12ホールの改造をした。もじゃもじゃとしたヘザーが点在する砂丘にレイアウトされ、2つのループがある。1番ホールから6番ホールは内側のループになり、その外側のループで後の12ホールが展開する。
FWはデューンの間の谷とかを蛇行しながら進み、砲台グリーンが多い。FWはタイトなのでティショットの正確性が要求される。好スコア―を出すにはできるだけポットバンカーに入れないこと。ポットバンカーが随所で効いていて、特にFW左右のポットバンカーに入れると、1打損するようになる。ブラインドのティショットとかセミブラインドのセカンドが多く、少し古臭いコースの感じはするホールはいくつかあるが、荒々しい自然が残るこのコースでのプレーは楽しい。4つのパー5が全て素晴らしい。1933年と1937年にライダーカップを開催。2回目と6回目のライダーカップになる。
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距離のあるショート。グリーンは受け皿のようで、周りを取り囲む深いラフより低い位置になる。グリーンは5個のバンカーでガードされている。 |
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ストレートの素晴らしいロング。ティショットでは左右に5個のバンカーがありFWは狭い。セカンドでは左に2個のポットバンカーがある。サードは打ち上げ。グリーンは左サイドから奥はデユーンに囲まれ、右サイドにはグース(ハリエニシダ)がある。グリーンは右に傾斜しながらグリーン上にいくつもの小さなコブもある。
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ほぼストレートの難ホール。ティショットではFW左右に配された3個のバンカーに注意。グリーンは少し砲台で、3個のポットバンカーと右サイドから奥にあるラフで守られている。
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右ドッグレッグ。ティショットではFW両サイドにデューンが迫る。グリーンは左サイドの3個バンカー、右サイドの2個のバンカーでガードされている。
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左ドッグレッグの短いロング。ティショットではFW左右にラフの左サイドに3個のポットバンカーがある。セカンドは少し打ち上げのブラインドショットで落し所が狭い。 |
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少し打ち上げ。グリーンの花道は強く下っているので、直接グリーンを捉えるショットが必要。グリーンの左サイドも急な下りスロープになる。グリーンは手前から奥に少し下っている。バンカーは1つもなく、距離も短いが戦略性は高いホール。 |
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左ドッグレッグ。ティショットでは左右のラフが効いてくる。セカンドはピンの先端は確認できるがブランドショット。グリーンは3個のバンカーでガードされていて、グース(ハリエニシダ)とヒースにも囲まれている。
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右ドッグレッグのタフなミドル。ティショットはセミブラインドでFWは狭い。グリーンは砲台でアンジュレーションが強く、左サイドに2個のバンカーが配されている。
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ストレートの短いミドル。ティショットでは狭いFWの左右に5個のポットバンカーがある。グリーンは少し砲台で左サイドに2個のポットバンカーがあり、右奥に線路が走る。 |
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名物ホールで右サイドに線路が走るストレートホール。アゲインストの風が吹くホールで表示距離以上に長いロング。ティショットでは左右に3個のポットバンカーがあり、右サイドはOBゾーンでガードされFWはタイト。セカンドはクロスバンカーとデューンの丘越えのブラインドショットで落下地点の左右に配された4個のポットバンカーにも注意。グリーンは左サイドの2個のポットバンカーと左右に深いラフで守られている。グリーン上にはいくつかのマウンドと尾根がある。セカンド地点のクロスバンカーには枕木が使われているホール。この線路で使われる枕木は近代に付け加えられたのでなく、1923年でのジェームズ・ブレイド設計時のアイデア。デューンの斜面をより強固にするために使われた。ゴルフコース史上一番古い枕木だと言われている。ゴルフマガジン2000年度(最新版)世界ベスト500ホールに選ばれている。 |
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左ドッグレッグ。ティショットはブラインドでFWはタイト。グリーンは砲台で左サイドのバンカーと右サイドから右奥にある深いラフでガードされている。 |
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1番 パー3 200ヤード