100年の歴史を有するリンクスコース。80年前の1926年にアリスター・マッッケンジーによって改造された。オープンなリンクススタイルのホールに、ところどころで松が絡み林間風の趣もある。深いバンカーとリンクス特有のブッシュがコースの要所要所に点在し、ティーショットの落とし場所は狭い。グリーンも小さく堅く、精度の高く止まるボールのアイアンショットが要求される。14本のクラブを駆使して攻略しなければならず、高度の技術と的確なコースマネジメントも必要。過去にオーストラリアオープンを9回、オーストラリアアマチュア選手権を16回開催するなど、オーストラリア内でも由緒ある名門コースであり、2008年の世界アマチュアゴルフチーム選手権の会場。コース内に20分に1度電車が走る。 |
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やや左ドッグレッグのロング。ティーショットは線路越え。グリーン左手前のバンカーが効いている。
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ストレートのとても短いミドル。ティーから200ヤード越えると下り勾配なので、ロングヒッターはワンオンを狙える。しかしフェアウェイは狭く、両サイドにブッシュが迫っていて、グリーン周りのラフも深いので、ドライバーを使うと大叩きする可能性もある。安全に攻めるには、ティーショットをアイアンで刻み、坂の上のフェアウェイに止め、ウェッジでグリーンを狙える。グリーンは少し砲台で受けている。
アメリカのゴルフマガジン誌の2000年度世界ベスト500ホールに選ばれている。 |
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右ドッグレッグの長いミドル。右コーナーの2つのバンカーが効いている。グリーンはラフのマウンド型をしたラフで囲まれている。
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やや左ドッグレッグの距離のあるミドル。5番ホールと同じ長さだが、アゲインストの風が強い日には難易度は相当高くなる。グリーンは強い砲台グリーンで、深いバンカーに囲まれていて、それらのバンカーがミスショットに対して口を開けて待っている。グリーン上からコース全体の素晴らしい景観を見渡せる。
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美しいショート。グリーンは砲台で深いバンカーに囲まれている。特にグリーン前面と両サイドにはバンカーがいくつか配されており、バンカーの上にグリーンがあるように錯覚するほどである。強い受けグリーンなので奥からのパットは難しい。
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右ドッグレッグのロング。セカンド、サードショットが緩やかな打ち上げになる。ティーショットでは右のフェアウェイバンカーと深いラフ、セカンドショットでは左の大きなフェアウェイバンカーを避けなければならない。グリーン手前の花道の左右にもいくつかのバンカーが配されている。バンカーの配置が絶妙なホール。
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ストレートのミドル。ティーショットではフェアウェイ両サイドのバンカーが効いている。ティーから260ヤード先からフェアウェイは下り傾斜になり、300ヤード先にブッシュが待ち構えているので、ロングヒッターはドライバーを使えない。セカンドショットはやや打ち下ろしになり、砂地にブッシュというくぼみ越え。グリーンとその周辺はまるで円形競技場のような形をしている。グリーンは少し受けている。
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やや右ドッグレッグの長いミドル。ティーショットでは右の一連のバンカーを避けつつ、思いっきり距離を稼ぎたい。距離が出ると、セカンド地点で左右の松の木立の間にあるグリーン面を確認できる。セカンドショットは深いくぼみ越えで砲台グリーンに打っていく。グリーンは縦長で、横幅はあまりなく、左右はラフと3つのバンカーでガードされている。セカンドショットの距離と方向性が重要。アメリカのゴルフマガジン誌の2000年度世界ベスト500ホールに選ばれている。 |
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比較的短いロング。ダブルドッグレッグで最初は左、次は右に曲がっている。ティーショットはブラインドのブッシュ越えで緊張する。ティーグランド付近は100ヤードの長さの松で囲まれている。セカンドショットではグリーン右手前の2つのフェアウェイバンカーが効いてくる。アメリカのゴルフマガジン誌の2000年度世界ベスト500ホールに選ばれている。
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チャレンジングなショート。グリーンは小さく、左には2つのバンカーがあり、右は少しくぼんでいる。パーオンするためには、グリーンに乗せる技術だけでなく風の影響も考慮しなければならない。
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アデレード市内より車で20分。アデレード空港より15分。プレーには原則的にはメンバーの同伴が必要だが、直接クラブに予約を申し込むとプレー可能な場合もある。メートル表示。表示距離はグリーンセンターでなく、グリーンフロントエッジまで。プロショップのスタッフに許可を得て、フルバックティーからプレーできた。
ゴルフダイジェスト誌で2006年度オーストラリア第5位のベストコースに選ばれている。他のハーバート・ロッケット・リミル設計の有名なコースは、クーヨンガGC(同評価11位)がある。
2007年USゴルフマガジン誌の世界ベスト100ゴルフコースにて75位に選ばれている。 他のアジア、オセアニアから選ばれているのは15位のロイヤルメルボルンGC・ウェストコース(オーストラリア)、26位のキングストンヒースGC(オーストラリア)、35位がバーンブーグル・デューンズGL(オーストラリア)、36位のニューサウスウェールズGC(オーストラリア)、37位の廣野GC、41位のケープ・キッドナッパーズGC(ニュージーランド)、60位のクラブ・アット・ナイン・ブリッジズ(韓国)、63位のカウリクリフスGC(ニュージーランド)、72位のロイヤルメルボルンGC・イーストコース(オーストラリア)、84位の東京GC、87位の川奈GC・富士コース、94位の鳴尾GCである。
アリスター・マッケンジー設計で世界的に有名なコースは、2007年USゴルフマガジン誌の世界ベスト100ゴルフコースでは、サイプレス・ポイント(アメリカ、同評価2位)、オーガスタ・ナショナルGC(アメリカ、同評価4位)、ロイヤルメルボルンGC・ウェストコース(オーストラリア、同上)、キングストンヒースGC(オーストラリア、同上)、ニューサウスウェールズGC(オーストラリア、同上)がある。
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クラブハウスからの景観