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イングランド(英国ではない)最古のゴルフコース。1864年明治維新の5年前に造られている。通称“ウェストワード・ホー!”現在でも開場当時のFWをプレーする。1968年に世界で2番目に古く設立された女性ゴルフグラブとしても有名(最も古い女性ゴルフクラブはその1年前に設立されたセントアンドリュース)。オープンしてから42年後の1906年にハーバート・ファウラーが改造したが、以後100年以上レイアウトは全く同じで、コース内の雰囲気をほとんど変化がない。羊、牛、馬、次に散歩する人、最後がゴルファーという順位に動物がランク付けされている。コース内に放牧された多くの馬、羊は人間慣れしていて動かないのでハザードになることがある。牧歌的な雰囲気に満ちている。
クラブハウスからコースを見渡すと、樹木とか障害物が一つも無くフラットなリンクスコースで、ホールの位置を限定するのが難しいぐらい単調に見える。しかし、実際プレーしてみると、フラットなのは1番、2番、18番ホールだけで、3番から17番まではホールには大小の起伏があり凸凹が多く、面白いホールが続く。”シーラッシュ“というイグサ系の植物が帯状に広がりハザードを形成している。コースは4つの部分から構成されている。初めの2ホールはとても広く、次の6ホールは海に沿って進み、その後シーラッシュのブッシュが絡んでくるホールをいくつかプレーして、最後の方のホールはまた広くなってくる。全体的にグリーンの曲線、傾斜の造形は良い。海沿いのホールではコースと海を隔てる堤防“ぺブルリッジ”が延々と続く。これは天然の奇跡で直系1メートル弱の無数の天然石が積み重なり、自然の堤防を造っている。
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名物ホールでストレートの少し短いホール。ティショットでは2個横たわるとてつもなく大きいクロスバンカー越え。それらのバンカーの前方は高さ4,5メートルの枕木で補強されている。ティグランドからは一見ホールがとても狭く見えるが、実際落し所はそこまで狭くない。セカンドは緩やかな打ち下ろし。円形のグリーンの手前に4個のバンカーが配されている。 |
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少し打ち上げ。グリーンは強い砲台で、6個のバンカーで囲まれている。受けグリーン。 |
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やや右ドッグレッグの景観が素晴らしいミドル。ティショットは打ち下ろしになり、左サイドのOBゾーンは浅く、ロングヒッターにはFW真ん中にある3個のクラスバンカーが効いてくる。グリーンは縦に細長く、左手前にバンカーがあり、アンジュレーションが強い。 |
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左ドッグレッグ。ティショットでは左に飛びすぎるとブッシュ(シーラッシュ)に捕まる。セカンドはブッシュ(シーラッシュ)越え。グリーンは円形の2段形状で右に傾斜している。 |
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距離のあるショート。グリーンの遥か後方にデューンが見える。グリーンは左右に2個ずつバンカーが配されている。少し受けグリーン。 |
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左ドッグレッグ。ティショットはブッシュ(シーラッシュ)越えになり、左サイドのブッシュ、右サイドの3個のバンカーが効いてくる。グリーンには左サイドに2個、手前に2個のバンカーが配されている。 |
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左ドッグレッグ。ティショットはブッシュ(シーラッシュ)越えでFWはタイトで左右はブッシュで守られている。グリーンは合計6個のバンカーでガードされていて、セカンドはグリーン手前の3個のバンカー越えになる。グリーンは手前から奥に少し下っている。
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ブッシュ(シーラッシュ)越えのショート。グリーンは5個のバンカーでガードされ、特に左右手前の2個のバンカーはグリーンに届かないとよく捕まる。グリーン上では尾根が縦に走る。 |
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美しいショート。グリーン周りは全て下り傾斜で、4個のバンカーが配されている。グリーン上には微妙なアンジュレーションがある。 |
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4番 パー4 384ヤード(2)