100年の歴史を有するシンガポール屈指の名門クラブで、隣接してアインドコースがあり、大きな貯水池の対岸には、ブキットコースとサイムコースとが同じように互いに隣接しており、合計4コースのチャンピオンコースを有する。このニューコースは丘陵・林間コース。自然の地形を活かした設計で、アップダウンのきついフェアウェイが続き、打ち上げ、打ち下ろしだけでなく、フェアウェイ上の自然の起伏がさまざまなライを提供している。ダイナミックなレイアウトで上級者を魅了するであろう。Inも悪くないが、Outは特に素晴らしく、各ホールとも個性豊かで、アジアを代表する9ホールに仕上がっている。1998年の再設計でピーター・トンプソンがバンカーを新たに造成し、より戦略的になったと聞く。2000年にシンガポールオープンが開催された。
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グリーン右に素晴らしい景観を持つ池を有するショートホール。グリーン手前と右面は急なスロープになるので、正確なショットが要求されるホール。グリーンは少し受けている。 |
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セカンドショットから打ち上げていくストレートホール。ティショットでは両サイドから密生する樹木の枝がフェアウェイに張り出しているので、プレッシャーを感じる。右はOBラインもある。グリーンは縦長で複雑なアンジュレーションがある。
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2オン可能な短いロングホール。自然を活かしたレイアウト。ティショットは池越えになり、右ドッグレッグするフェアウェイに打っていく。右の池と左のバンカーが効いてくる。セカンドショットは少し打ち上げの、左ドッグレッグになり、左のOBは浅いので注意が必要。グリーン周辺のバンカーの配置が素晴らしい。 |
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距離のあるストレートホール。ティショットは打ち上げ、セカンドショットは豪快な打ち下ろし、サードショットは打ち上げになり、変化に富んでいる。セカンドショットは左からの林とバンカーにより、落とし所が狭いので難しい。 |
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自然の起伏を活かしたホール。ティショットは打ち下ろしでセカンドは打ち上げにある。ホール全体でバンカーは1つしかないが、フェアウェイからグリーンに至るまで、自然のマウンドとアンジュレーションがあり、戦略性は豊か。
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距離のある難ホール。ティショットの落とし所は狭く、しかもフェアウェイ左サイドに打たなければ、右から迫り出している立派な林がセカンドショット時にスタイミーになる。セカンドは池越えで、グリーン前面まで池が食い込んでいる。ティショットが悪い時は、セカンドでグリーンを狙わず、池の手前に刻む勇気が必要。
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ストレーホールでセカンドショットは打ち下ろし。ティショットではフェアウェイは広いので、一見安心するが、右から張り出した枝ぶりの良い林により、セカンドを打ちやすい場所に運ぶには、落とし所が限定される。横長グリーンは少し砲台で、微妙なアンジュレーションがある。 |
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距離がたっぷりある、谷越えのショートホール。グリーンは2段で受けている。両サイドの林がジャングルを連想させ、表現力が豊かなホールに仕上がっている。 |
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右にOBがある、ほぼストレートホール。距離が長く、セカンドショットの落とし所が狭い。サードショットは少し打ち下ろしになり、グリーンはバンカーでしっかりガードされている。 |
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車でシンガポール中心地から20分、シンガポール空港からタクシーで25分程。プレーにはメンバー同伴が必要で、メンバーだけがプレー代、カート代、飲食代を支払うことが出来て、ビジターはクラブ側に直接支払うことが出来ない。メーター表示なので、注意が必要。クラブハウスにはサウナ完備。
再設計者のピーター・トンプソン設計のアジアでの他のコースは、シンガポールのタナメラGC・ガーデンコース、日本の南部富士CC、廣済堂トムソンCC、ぜんCC、トムソンナショナルCC、スリーレイクスCC、香港の香港GC・エデンコース、クリアウオーターベイG&CC(再設計)、中国の北京リンクス(北京北辰)GC、北京窑上(北京ヤオシャン)GC、上海銀濤(上海ゴルフキング)GC、上海濱海GC、長沙青竹個GC、タイのグリーンウッドGC、ラヨン・グリーンバレーCC、ロイヤルチェンマイGR、マレーシアのクラブ・ゴルフ・サルタン・アブドゥル・アジス・シャ(KGSASS)、インドネシアではジャコラヴィG&CC、バリ・ハンダラ廣済堂CC、ロンボック・ゴルフ廣済堂CC、グヌングリスCC、ムラピG&MR、フィナG&CC、アナイGRがある。
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横から望む2番グリーン