ミッションヒルズGC、アニカコース
Mission Hills Golf Club – Anika Course
觀瀾湖高爾夫球會、安妮卡球場
コースデータ
所在地 中国、広東省
コース長 6703ヤード パー72
コースレート 72.7
プレー日 2006年2月20日
設計者 アニカ・ソレンタム、シュミット&カリー
オープン 2004年
キャディ あり
ゴルフカート あり (強制) 
評価
総合評価
3.65
コースレイアウト
3
難易度
3
グリーンコンディション
4
フェアウェイコンディション
5
造形美、景観
4
 

7番グリーンからの景観

丘陵コース。ミッションヒルズGCの10コースの内、最も簡単なので、良いスコアーが出やすい。他の9コースが7000ヤード以上あるのに比べて、6700ヤードと短いが、バンカー、ハザードの配置が巧みなので、フルバックティから打てば上級者でも、それなりに楽しめる。ただ、他の9コースに比べてバンカーがあまり深くないのと、距離も短いので、初中級者と女性向けのコースと言える。

スコアカード

 
1番 パー5 564ヤード
右ドッグレッグの打ち下ろし。グリーン右のOBは浅いので注意が必要。
 

1番 パー5 564ヤード(3)

1番 パー5 564ヤード(2)

1番 パー5 564ヤード(1)
 
2番 パー4 423ヤード
急な右ドッグレッグの美しいホール。特にグリーン背後にある山の緑豊かな斜面の景観が素晴らしい。ティショットではフェアウェイ左右に配されたバンカーが効いてくる。セカンドショットはクリーク越えになる。
 

2番 パー4 423ヤード(3)

2番 パー4 423ヤード(2)

2番 パー4 423ヤード(1)
 
4番 パー4 351ヤード

4番 パー4 351ヤード(2)

4番 パー4 351ヤード(1)
短い左ドッグレッグ。ティショットは谷超え やや打ち下ろしで、セカンドは少し打ち上げていく。ティショットの落とし所が狭く、バンカーが効果的に配されているので、ティショットが難しい。短いが侮れないホール。
 
7番 パー3 186ヤード

7番 パー3 186ヤード

少し打ち下ろしの名物ホール。 グリーンは砲台でバンカーに囲まれていて強く受けている。グリーン奥には遼か後方の山以外は視界を遮るものがなく、まるで天空グリーンが浮かんでいるように見える。また山頂にティグランドがあり、360度のパノラマの見事な景観を楽しめる。

 

 
11番 パー4 406ヤード

11番 パー4 406ヤード(2)

11番 パー4 406ヤード(1)
打ち下ろしのストレートホール。セカンドショットでは左足下がりのライから、横長グリーンの手前を横切っているクリークと手前のガードバンカーを越えるショットを打たなければならない。
 
13番 パー5 523ヤード
急な打ち下ろしの左ドッグレッグ。2オン可能なロングホールだが、フェアウェイは広くないので、ティショット、セカンドともに正確なショットを要求される。
 

13番 パー5 523ヤード(3)

13番 パー5 523ヤード(2)

13番 パー5 523ヤード(1)
 
18番 パー4 442ヤード

18番 パー4 442ヤード(2)

18番 パー4 442ヤード(1)
急な左ドッグレッグの距離のあるパー4。レイアウト、景観とも素晴らしいホール。
 
余談

キャディ

10人の設計者の写真

このコースは広東省、東莞に位置する2003年、2004年に造られた5つのコースの一つ。クラブハウスの隣はホテル。深釧ミッションヒルズからシャトルバスで20分。

フルバックの黒ティからのプレーはハンディキャップ7以下をスターターに見せる必要がある。

ミッションヒルズは2004年現在全10コース、180ホールのゴルフ場で世界最大のホール数を持つゴルフ場である。それまでは、アメリカの8コースのパインハースト・リゾートが最大だった。写真は世界で有名なプレーヤー及びレッスンプロ合計10人の設計者達。ジャック・ニクラスビジェイ・シンニック・ファルドアーニー・エルスジャンボ尾崎グレッグ・ノーマンアニカ・ソレンタムレッド・ベターホセマリア・オラサバルローズ&ポルター設計の10コースである。2007年度にピート・ダイコースと張連偉コース(パー3コース)が追加され12コース、216ホールのゴルフ場になった。



カフェ

レストラン

ホテル

もう一人設計者のリー・シュミット&ブライアン・カリー はミッションヒルズの10コースの内、8コースを共同設計している。彼らのアジアでの主な作品は、ジャック・二クラスとの共同設計では、中国ではスプリングシティ(春城)G&LR – マウンテンコース中山温泉GC – ジャック・ニクラスコース、日本では石岡GC六甲国際GC(再設計)、ザ・トラディションGC、プレジデントGC、ニューキャピタルGG、山陽GC(再設計)、サン・ベルグラビアCC、ベアパウズジャパンCC、マレーシアではスンガイロングCC、タイではスプリングフィールド・ロイヤルCCがある。

彼らのアジアでの単独設計コースは、日本ではグランディ浜名湖GC、中国では、アジール(中山長江)G&CC・Bコース、タイではアマタスプリングCCチェンマイ・ハイランズG&SRムアンゲオGC(再設計)がある。