ミッションヒルズ
GC、尾崎コース Mission Hills Golf Club (Ozaki Course) 观澜湖高尔夫球会、尾崎球场 |
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丘陵コースで、適度のアップダウン、右ドッグ、左ドッグと各ホールがめざましく変化して、プレーヤーを飽きさせない。コースそのものは自然のハザードが良く効いていて、各ショットプレッシャーのかかるホールが多いが、大自然の中で造られているコースなので、プレーしている満足感がある。多くのホールが打ち下ろしになり、各ホールのダイナミックな景観が楽しめる。ただ自然の打ち下ろしだけでなく、人工の砲台ティが多いのが少しマイナス。コースとしてはパー72、7000ヤード超にこだわらなければ、コースの素材と設計者の能力があるだけに、自然の起伏を生かしたレイアウトで、打ち下ろしばかりだけでなく、適度な打ち上げのある6800、6900ヤードで収めた方が良かったのではないかと個人的に思う。その方が上級者のコースの評価は高いのではないだろうか。
スコアカード |
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打ち下ろしの短いミドルだが、危険がいっぱいのホール。フェアウェイはタイトで左は池、右はブッシュなり、要所要所でバンカーが良く効いているので、ティショットはプレッシャーになる。これらを背景に左に振られているグリーンはとても美しい。 | |||
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うねっているフェアウェイは広いが、ティ前方の木々が視覚的にティショットを悩ます。適度なアンジュレーションのある3段グリーンは、バンカーでガードされている。グリーンとグリーン周辺の景観はすばらしい。 | |||
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テイショットでは210ヤードキャリーで飛ばさなければ、砲台フェアウェイに届かなく、フェアウェイ左の傾斜を転がりバンカーまで落ちることがある。セカンドでは好位置にあるバンカーとフェアウェイ右に配されている池が気になる。グリーンは18番と共有しているので、とてつもなく長い。 | |||
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美しくかつチャレンジングな左ドッグ。ティショットは池越えだがそれほど難しくないが、セカンドは緊張を強いられる。半島形で右に突き出たグリーンの手前と右は池に面していて、奥はブッシュ。しかもグリーンの奥行きはあまりない。 | |||
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香港からクラブ所有の車で1時間半。大型クラブバスでなく、車なので税関を通る時間を大幅に短縮できるだけでなく、税関での乗り降りの回数が少なくなるので非常に楽だった。隣接するホテルの部屋は非常に心地良くレストランでの食事も美味しい。 1年前の2003年末にフェアウェイの芝が張り替えられたようで、フェアウェイの状態は比較的良かった。 ミッ ションヒルズは2004年現在全10コース、180ホールのゴルフ場で世界最大のホール数を持つゴルフ場である。それまでは、アメリカの8コースのパインハースト・リゾートが最大だった。写真は世界で有名なプレーヤー及びレッスンプロ合計10人の設計者達。ジャック・ニクラス、ビジェイ・シン、ニック・ファルド、アーニー・エルス、ジャンボ尾崎、グレッグ・ノーマン、アニカ・ソレンタム、レッド・ベター、ホセマリア・オラサバル、ローズ&ポルター設計の10コースである。2007年度にピート・ダイコースと張連偉コース(パー3コース)が追加され12コース、216ホールのゴルフ場になった。 ジャンボ尾崎設計あるいは監修のコースは、マレーシアではテンプラー・パークCC、日本では津CC、鷹彦スリーCC、JクラシックGCが有名。 もう一人設計者のリー・シュミット&ブライアン・カリー はミッションヒルズの10コースの内、8コースを共同設計している。彼らのアジアでの主な作品は、ジャック・二クラスとの共同設計では、中国ではスプリングシティ(春城)G&LR・マウンテンコース、中山温泉GC・ジャック・ニクラスコース、日本では石岡GC、六甲国際GC(再設計)、ザ・トラディションGC、プレジデントGC、ニューキャピタルGG、山陽GC(再設計)、サン・ベルグラビアCC、ベアパウズジャパンCC、マレーシアではスンガイロングCC、タイではスプリングフィールド・ロイヤルCCがある。 彼らのアジアでの単独設計コースは、日本ではグランディ浜名湖GC、中国ではアジール(中山長江)G&CC・Bコース、天津楊柳青GC・CDコース、タイではアマタスプリングCC、チェンマイ・ハイランズG&SR、ムアンゲオGC(再設計)、サイアムCC・ニューコースなどがある。 |
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2番グリーン