林間・シーサイドコース。伊勢志摩国立公園の美しい海と横山の緑に囲まれた敷地にリアス式の海岸線を巧みに取り入れて設計されているリゾートコース。各ホールとも自然の起伏が生かされているが全体的にフラットで戦略性の高いホールが続く。FW幅もゆったりと広く、雄大さを感じさせ、OBも少ないから、思い切ってティショットを振りぬける。そのかわり、砲台グリーンと深いバンカーがゴルフを難しくしている。ティグラウンドに立った時にグリーンが見えないのは、7番ホールだけで、後のホールは全てピンが見える。グリーンから次のティグランドへのつなぎが短く、良いリズムでプレーできる。コースメンテナンスは素晴らしい。２００６年から２０１５年まで毎年全米女子プロゴルフ協会（USLPGA）の公式戦開催コース。

１番、パー５

５番、パー３

１０番、パー４

ストレートの難度の高いミドル。ティショットでは左右にOBはあるが、両サイドは土手で受けている。セカンドは１００ヤード地点から１０メートルの砲台グリーンに打つ。グリーンは４個のバンカーでガードされ、微妙なアンジュレーションが施されている。正面に伊勢志摩国立公園が一望できる横山を望む。

右ドッグレッグの短いロング。ティショットは右サイドにある２個のバンカー越えがベストルートで、成功すればセカンドでグリーンを狙えるが、右サイドには谷と林が待ち構えているのでリスクを伴う。グリーンは円形の砲台で、右手前のバンカーは深い。２００７年のトーナメントで最終日に上田桃子プロがアルバトロスを達成し、優勝を手にした。ティグラウンドに記念のボードが埋め込んである。

ほぼストレートの緩やかな打ち下ろし。ティショットでは左サイドのOBゾーンに入りやすい。サードは緩やかな打ち上げ。グリーンは斜めの２段形状で強い砲台で４個の深いバンカーでガードされている。グリーン左右のOBゾーンは浅いのでロングヒッターの２オン狙いは要注意。

１６番　パー５　５７６ヤードド（１）

ほぼストレートの距離のあるロング。ティショットは打ち下ろしで左右にOBと３個のバンカーが配されている。セカンドは打ち上げ、サードは強い打ち上げ。グリーンは受けていて５個のバンカーに囲まれている。