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山亜リゾートの近くに展開する丘陵コース。パー73で7875ヤードととてつもなく長いが、フェアウェイが広く各ショット思いっきり打てるので、距離の割にはそれほど難しく感じないであろう。海風が強い日には当然ながら難度は増す。コース全体を砂漠のイメージで統一している。サボテンも多くありユニーク。グリーンが大きく、速いのは好感できる。プレー当日はコース全体がオープンしたばかりだったので、コンディションは良好。白いバンカーが目にまぶしい。5つのホールで砂漠の景観を取り入れているのも特徴。中国で最初のパー6とか、180ヤードの長さがある中国最長のティグランドとか、中国最大のグリーンがある。 |
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やや右ドッグでグリーンは更に右に振られている。ティショットは豪快な打ち下ろし。グリーン手前と右側は池になるので正確なアプローチショットが必要。 |
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豪快な池越えのホール。グリーン背後に聳える山が美しい。フォローの風が良く吹くので実際は表示距離よりかなり短い。クラブ選択を間違えると、ナイスショットがグリーン奥のバンカーまで転がることになる。
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距離のある“S”字型のロング。ティショットで池を越えるには230ヤードのキャリーが必要。池を越えたところの左右には美しいバンカー、はるか遠方に自然の山、前方には自然の池が配置され、このホールをダイナミックに仕立てている。ただ惜しむらくは、セカンドショットが全くのブラインドになり、どこに打てば分からないことである。サードショットは池越えになり、本来の素晴らしいレイアウトに戻る。 |
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雄大なミドルホール。やや打ち上げでアゲンストの風が吹きやすく、パーを取るのが大変難しい。砲台グリーンは美しく手前のバンカーが効いている。
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ティショットでは大きな白いバンカーが視覚に入る。セカンドショット時に見えるグリーン後方に植えられた椰子並木とその後方に広がる山の景観が素晴らしい。 |
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フェアウェイ右半分に位置するバンカー越えには200-230ヤードのキャリーが必要。セカンドショットは打ち上げになり、グリーン手前をクリークが横切る。このホールも人工的な真っ白なバンカーと背後に聳える自然の山とのコントラストが印象的。 |
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中国での最初のパー6。軽い左ドッグレッグ。やや打ち上げとアゲンストの風で、実質900ヤードを超える距離があるのでパーオンするには、ドライバーで260ヤード、3番ウッドが3回の平均が220ヤードは必要になる。レイアウト的には平凡でそれほど良くないが、現時点で中国最長のホールをプレー出来るという希少性はある。 |
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三亜空港から車で30分。山亜ビーチから車で10分弱で、プレー前日に宿泊したのがマリオットホテルで、ゴルフ場から歩いても行ける至近距離。このホテルはハワイに居るような錯覚をさせるぐらい素晴らしかった。隣のシェラトンホテルも評判が良い。
このコースは7875ヤード・パー73ととても長いが、同じ中国には、8548ヤード・パー72の玉龍雪山(ジェードドラゴン・スノーマウンテン)GCがある。現時点では18番ホールが中国で唯一のパー6だが、タイのセントアンデュルース
2000には2つのパー6があり、そのどちらも素晴らしいレイアウトを有する。
他のアジアでのJMPゴルフデザイン・グループ設計は、中国ではアジール(中山長江)・AコースG&CC、ピーチガーデン・フォンティン(佛山南海桃園楓丹)GC、北京GC、ロングアイランド(長安)G&CC、レイクウッド(翠湖)
GC、北京竜熙温泉
GC、北京清河湾
GC・Bコース、麗山国際CC、成都グランドヒル国際GC、上海東荘海岸
GC、浙江紹興鉴湖(ジエンレイク) GC、鑑湖(ジャンレイク)ブルーベイなどがある。
日本ではカレドニアンGC、富里GC、グレンオークスCC、プレステージGC、岩手沼宮内CC、ゴールデンパームCC、那須ちふり湖CC、マレーシアではクリムG&CC、タイではレイクウッドCC、台湾では老翁関西GC、フィリピンではマウント・マララヤットR&GC、インドネシアではブキットプランギ(レインボーヒルズ)G&CCがある。
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コース内の砂漠のイメージ