|
白樺などの林に囲まれた丘陵・林間コース。起伏のある地形に、谷越えなど変化のあるデザインを施してある。フェアウェイは比較的広いが、要所にバンカーが配されていて、全てのグリーンが砲台で受けているので、正確なアプローチショットが要求され、グリーンのアンジュレーションも強くパットも難しいので、上級者向けのコースと言える。A、Bの2グリーン制でAグリーンは7031ヤード、コースレート73.1と、A、Bグリーンのどちらも同じくらいの距離と難易度を持つ。競技会ではAグリーンを使うようだが、今回プレーしたBグリーンもチャレンジングだった。使用グリーンによって違った面白さがある。
|
|
打ち下ろしの、やや右ドッグレッグ。ティーショットでは両サイドの大きなバンカーが効いている。ロングヒッターは右コーナーのバンカー越えルートが狙え、260ヤードのキャリーで越えていく。グリーンは砲台で強い受けグリーン。セカンドショットを左足下がりのライから高い玉でグリーン上に止める技術が要求される。
|
|
|
|
|
池越えのショート。グリーン左にクリーク、右にバンカー、奥にバンカーと池がある。
|
|
|
白樺に囲まれた左ドッグレッグ。セカンドショットはやや打ち下ろしで、グリーン左右手前のバンカーが効いてくる。
|
|
|
右にOBが続く、右ドッグレッグのロング。フェアウェイはタイト。セカンドショットは緩やかな打ち下ろし。グリーンは強い砲台で右傾斜。
|
|
|
|
|
谷越えのショート。グリーンは4つのバンカーと、左サイド以外の3方を谷に囲まれている。
|
|
|
セカンド地点から軽い左ドッグレッグ、緩やかな打ち上げのロング。ティーショットは左サイドのブラインドの池に注意をしたい。グリーンは受けていて、左右にバンカーが配されている。
|
|
|
|
左ドッグレッグの距離のあるミドル。ティーショットの落とし所はタイトで、グリーンは4つのバンカーに囲まれている。
|
|
|
|
|
札幌市内から車で1時間、新千歳空港からは40分。札幌ゴルフ倶楽部はこの由仁コースと、輪圧コースがある。2つのコース距離は離れているが、設計者は同じ。サウナあり。由仁コースはビシターの予約可。
他の井上誠一設計のコースは、大洗GC、龍ヶ崎CC、鷹之台CC、霞ヶ関CC・西コース、武蔵CC・豊岡コース、武蔵CC・笹井コース、日光CC、那須GC、大利根CC、札幌GC・輪厚コース、浜野GC、茨城CC・西コース、瀬田GC、いぶすきGC、鶴舞CC、葛城GC、西宮CC、伊勢CC、南山CC、室蘭GC、大原・御宿GC、湘南CC、戸塚CC・西コース、烏山城CC、愛知CCなどがある。海外ではフィリピンのタット・フィリピナスGC、マレーシアのネガラ・スバンGCの設計も手がけている。
|
グリーンからn望む2番ホール