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ゆったりレイアウトされた適度なアップダウンがある、丘陵・林間コース。東コースと西コースで合計36ホールある。各ホールは大きく育った樹木で完全にセパレートされている。フェアウェイは決して狭くはないが、落とし所を考えてショットしないと枝振りの良い木がハザードにもなり、巧みに配置されたバンカーと相まってコース全体の難易度を高めている。今回プレーしたコウライグリーンは速く、芝状態も良かった。また、昔ながらの小さめの2グリーンなので、アイアンの正確性が要求される。ベント・コーライの2グリーン。
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ストレートなホールでグリーンは最後に左に振られている。ティショットをフェアウェイ右半分に打たないと、セカンドでグリーン面が見えなくなる。グリーンは少し砲台。 |
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やや右ドッグレッグ。右バンカー越えは260ヤードのキャリーが必要で、左のバンカーは250ヤードで入る。グリーン左手前の背の高い数本の杉の木をどう攻略するかがポイント。グリーン手前の花道は狭く、セカンドで3番ウッドを使い、右に曲げれば林、左に曲げれば次打で杉の木がスタイミーになりグリーンを狙えない。安全策はサードショットを杉の木の影響を受けない場所からグリーンを狙えるよう、セカンドではアイアンで正確な方向性および距離感のショットが要求される。 |
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ティショットは打ち上げになる、急な左ドッグレッグ。ティショットをフェアウェイ左に打つとロングヒッターはショートカットできるが、アベレージヒッターはセカンドで前方の林が邪魔になりグリーンを狙えなくなる。グリーンは砲台で、グリーン奥と左のラフは傾斜が強く、そこからのアプローチでのパーセーブは難しい
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緩やかな下りの続くロングホール。グリーンに近づけば近づくほど、フェアウェイ幅は狭くなり、その両サイドをガードしているバンカーと林が効いているため、このホールはセカンドショットが難しい。グリーンは林で囲まれているように見え、独特の雰囲気がある。 |
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フェアウェイセンターに2本の木があり、それと右から迫り出している林との間の30ヤードの幅でティショットを打つと、セカンドでグリーンが狙いやすくなる。グリーンは砲台で、左右に外すと難しい。 |
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東京から車で1時間20分。打ち下ろしのショートホールは実測でなく、打ち下ろし分を差し引いた表示になっているので、注意が必要。
ゴルフクラシック誌主催2002年日本ゴルフコースランキングでは95位に選ばれている。他の井上誠一設計のコースは、大洗GC、龍ヶ崎CC、鷹之台CC、霞ヶ関CC・西コース、武蔵CC・豊岡コース、武蔵CC・笹井コース、札幌GC・輪厚コース、札幌GC・由仁コース、葛城GC、日光CC、那須GC、那須GC、大利根CC、
瀬田GC、茨城CC・西コース、浜野GC、いぶすきGC、西宮CC、伊勢CC、南山CC、室蘭GC、大原・御宿GC、湘南CC、戸塚CC・西コース、烏山城CCなどがある。海外ではフィリピンのタット・フィリピナスGC、マレーシアのネガラ・スバンGCの設計も手がけている。ゴルフクラシック誌主催2002年日本ゴルフコースランキング100位以内では、井上誠一設計のコースが最多の17コース選ばれている。2位はロバート・トレントJrの10コース。3位はジャック・ニクラスの7コース、4位は上田治の6コース。
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2番 パー4 440ヤード(2)