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利根川近くの用地の約40万坪の広大な松林に展開する、戦略的な36ホールの林間コース。今回プレーした西コースとは別に東コースがあり、旧来は東コースがメンバーコースと言われていたが、西コースに改良を幾度も施し、近年は大きな大会を西コースで開催されることが多く、両コース遜色のない風格を持っている。西コースは高低差が最大3メートとフラットで、地形を人工的に変化させるマウンドとか深いバンカーはないが、レイアウトの良さと両サイドから迫り出す松林が空中のハザードを形成し、手強いコースになっている。随所に配されたバンカー、池などのハザードも効いてくる。形状の美しい井上誠一特有のバンカーもこのコースで多く見られる。2グリーン制。2014年、2015年と日本とアジアツーの共同主幹の男子プロのトーナメントが西コースで開催された。
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右ドッグレッグ。210ヤードで右コーナーのバンカーを越えるが、そのバンカーの左奥には、ティから235ヤードと265ヤード地点にもバンカーが待ち構えている。ティショットの方向を間違えるとバンカーにはまりやすい。グリーンは砲台で受けグリーン。グリーン右と奥のOBは浅いので、セカンドショットは注意が必要。
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池とバンカー越えのショートホール。池がグリーン手前まで迫っており、グリーン手前バンカーも深いので、グリーンショートは禁物。グリーンは横長で右から左に傾斜。
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やや右ドッグレッグ。ロングヒッターは2オン可能。ティから180ヤードから280ヤード先の右サイドに池があるので注意が必要。ティから300ヤード先に大きな松の木があり、セカンドショットでは、その木をどう攻略するかがポイント。
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右ドッグレッグ。グリーン周りにバンカーはないが、松林に囲まれている。この松林が戦略性と景観を高めている。
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ストレートホール。両サイドから迫り出していている松林が空中のハザードになり、落とし所が狭い。グリーンは砲台。 |
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長いショートホール。グリーンの両サイドは林でガードされている。特にグリーン右のOBは浅いのでスライサーは要注意。
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左に曲がってからから右に曲がるS字型の難ホール。ティショットは池越えになり、フェアウェイ左に池がくる。ティショットのベストポジションはフェウェイ左サイドでだが、勇気をもって左サイドに打てるかどうかが鍵になる。池避けて右手に打てば前方の木立がセカンドで邪魔になる。グリーンは少し砲台になっている。
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東京都心から車で70分。東京駅から高速バスが出ていて、ゴルフ場近くのバス停で停まり、乗車時間70分、その後徒歩5分。ビジターのプレーはメンバーの紹介が必要。
ゴルフクラシック誌主催2005年日本ゴルフコースランキングでは27位。他のな井上誠一設計のコースでは大洗GC、龍ヶ崎CC、鷹之台CC、霞ヶ関CC・西コース、葛城GC、日光CC、那須GC、札幌GC・輪厚コース、札幌GC・由仁コース、茨城CC・西コース、武蔵CC・豊岡コース、武蔵CC・笹井コース、瀬田GC、浜野GC、いぶすきGC、鶴舞CC、西宮CC、伊勢CC、南山CC、室蘭GC、大原・御宿GC、湘南CC、戸塚CC・西コース、愛知CCなどがある。海外では、フィリピンのタット・フィリピナスGC、マレーシアのネガラ・スバンGCの設計も手がけている。
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クラブウスからの景観